2016年10月25日火曜日

2013 7番房の奇跡

 引き続き韓国映画シリーズ。

 2013に大ヒットした映画なんですが知りませんでしたねーーw ワタシはテレビとか殆どみませんけど、テレビを見てたところで外国の情報ってのはほんと入ってこないですよね。情報ってやつは情報を発信して利益があるものだけを発信するわけで、だからメディアから与えられる情報ってやつはすべからく信じちゃいけない、なんてメディア批判をしてるばやいじゃないぜよ。



 内容としては、タイトルからわかるようにいわゆる刑務所モノでして、主人公は知能障害を持っていて、小さな娘が1人いる。っていう、これだけでもうだいたいのことはわかったって感じじゃないでしょうかw 賞取りにきたなーって感じの映画ですね。


 賞を取る映画は決まってます、戦争モノ、歴史もの、障害者のドラマ、あと切り札であるコドモ、そして家族。ここさえ抑えておけば間違いない、斬新なSFやらバキバキドカンの映画は絶対に賞なんてもらえやしないってわけですね。
 ちなみにワタシは家族ものってのは大の苦手です。ただ、人間ってやつは家族モノが好きなんですねー。ワタシがズレてるクズ人間なんですねーwはい。まずワタシはコドモってのが大嫌いです。なんかコドモが好きなヒトってこのヒトコドモの頃幸せだったんだろうなーって思いますね。ワタシみたいなコドモの頃なんか死んでも戻りたくないってやつは少ないんでしょうなぁ。


 というわけでいい映画なんです、まぁいい映画には違いない。っていうかこの組立で悪い映画なんて作れっこないですよね。障害者が悪に目覚めてギャングにのし上がる、みたいな超展開をシない限り。



 まぁそれはいいとして、でもこんな感動系の映画が実際に客を集めるってのはすごいなーって思いますよね、こういうのって興行的には全然ダメってことが多いのですけど。オーディエンスとしての韓国人ってのは、ちゃんとしてるんだなーって思いますね。ハリウッドのバキバキドカンにだけ集まるんじゃなくて、いい映画にはカネ払って見に行こうっていう。映画館で映画なんてワタシは風立ちぬ以来見に行ってないですが。
 

 まぁそれにしたって韓国映画ちゃんとしてるなーとは思いますね、日本みたいにアイドルとか人気俳優さえ使っとけばファンはとりあえずみに来るっしょー。みたいなバンドル式みたいな方法じゃない。おっさんにもスポットがあたるというのか。ワタシは若いすべすべのオトコよりも渋いおっさんが好みであります。プラトンも言ってましたがオトコなんて25まではセックス以外のコトなんて考えられないサル状態ですから。




 ただ前にも書きましたけどEVAみたいなどうも万人向けじゃないアニメ映画に一杯客が入るのはまだまだ捨てたもんじゃないと思いますね、映画は賛否両論だけど。ただ新海誠の映画がなんでそんな流行ってるのか謎です。いつからそんなメジャーな感じになったのでしょう?一部の中2こじらし系のアニメヲタが見る系のアニメだったような気がしてたのですけど・・・?
 ワタシは新海氏のやつはあのなんだっけ・・地下の世界みたいな冒険モノ以来見てないですね、なんか・・・あれ・・?このヒト売れたら嫌な奴になっちゃうタイプのヒトかもっていう匂いがしました・・・。マンガみたいなことですけどほんとにいるんだな!って思いますよね、売れたらヒトが変わってしまうひと。これってフィクションじゃないんだ・・っておもいました。
 オトナになってびっくりすることの1つですね、あっ!ほんとうにクズっているんだ、フィクションのキャラだけだと思ってた!っていう。