ダーティハリーの3作目。
イーストウッドってこの時期からおじさんだけど、ずっとおじさんですよね。50年近くおじさんのまま。
若作りしようとして、めちゃくちゃになっていくパターンはあるけれど、若いのに激渋で、ずっと激渋ってのは少ない、かっこいいおじさんってのは、なかなかいないものです。いつまでも若い、よりも、かっこいいおじさんになりたいものです。やっぱ山田康雄はいいなぁ。
今回のDHでは女性新人刑事とコンビを組む、って時点で結末は読めたようなものですが、そこはDH、お涙頂戴みたいな、野暮なところがない、いつだって、ボガーン!!!って一発で仕留めて終わりです。ごちゃごちゃしゃべらない。けどシリアス一辺倒ってわけではなくて、ハードボイルドギャグみたいなものもあります。
おい!
ボガーーーーン!!
終幕。
セリフというのは少なければ少ないほど良い。これはいつだって見習いたいものです。