シリーズ四作目はイーストウッド本人が監督。
内容としては、レイプされた女性が、復讐としてレイプに関わった人間を殺していくっていうお話です。
こういう非常に取り上げづらいテーマを扱うってのがイーストウッドスタイルになっておりますよね、人種だったり、尊厳死、マイノリティ、エトセトラ。エンタメ映画にするにはあまりにもえぐいテーマ。映画賞がすぐにべた褒めするようなテーマです。
そういうわけで全然エンタメ映画じゃなくなってしまいました、シリアスがすぎるぜ。
イースウッドがすでにおじいちゃん過ぎて、こんな年食った刑事いるわけねーだろ!って無理が出てきています。
ベッドシーンもあるんですが、さすがに無理がないかい?こりゃシリーズ終わらせたほうがいいなと誰でも思うよね。
でもハリウッド映画ってこの、おっさんと若い美女のベッドシーンがありますよね、日本人的には、いや、そんなわけねーだろって思うんですが、海外の人は、そういうこともあるよねー、ってことなんでしょうか?老け専。
噂では海外の人間は大人であることを重視する、みたいに言葉では聞くのですが実際の確証めいたものはまったくない。
でも映画としては、さすがそこはイーストウッド、ちゃんとしてるっていうのか、地肩が強いっていうのか、ダーティハリーっぽいアクションはなりをひそめましたが、なかなか見れますね。