小島秀夫系列のアドベンチャーゲーム。
なんとハードはPC98シリーズ。
そういうわけで一般にあんまり知名度がない、後にプレステでも発売されたのですけどね。
PC98というハードの制約により色々苦労して作られたゲーム。でもアニメとかグラフィックもかなり丁寧に作られていて、相当頑張っているゲーム。
レビューなどでの評価も高い。
内容は、宇宙開発時代、最初のコロニーが開発されて・・・っていうガンダムみたいな話。ガンダムみたいなメカも登場する。ガンダムよりは小さい。
ガンダムと似てるなぁと思ったら、デザインはガンダムの人そのものでした。作画もそうだわ。この時期のサンライズはめちゃくそ作画レベル高いのですよね。
ストーリー的には、大企業の汚職、麻薬と臓器密売を止めろ!という80年代のギャングスタものみたいな話でして、SFとは思えないほどベタな話。
ワタシ的には、ふーむ、小島秀夫氏にしては、ちょっと、なんでしょう、ストーリーがあまりにも王道って感じで、先が見え見えな気がする。
わかりやすさを重視したのかもしれませんが・・・、起承転結の転、が出来てない、起承結、になっています。
やっぱりワタシはSFって無理があると思うのです。宇宙コロニー使うやつがこんな電話使うわけないやん、みたいなのが気になる。
宇宙コロニーみたいなのが出来たとして、全然ワタシたちが想像も出来てないような技術環境だと思う。結局舞台を宇宙にしてるだけで話はそのへんの刑事モノと同じってのがよくある。
それでも、なるほどねぇ、とか鋭い、グッドポイントなどはあって、そこらへんはさすがと言えます。趣味の問題かもしれません。
世間の評価は高いので、ワタシがSFが好きじゃないそれだけなのかもしらんね。