魔物とはつまり保険、有利を守ろうとする心・・・
福本伸行が漫画家として、覚醒する過程を描いた作品w
ではないのですが、若い福本氏がギャンブルマンガの王となっていく過程を見られる、初期の作品です。
最初のほうは、明らかに絵が下手・・・・下手?
下手というより、あの画風に固まっていなくて、結構普通のマンガっぽい描き方をしている。
それが
赤木しげる
というキャラが登場してから、急激に、福本タッチが本格化、マンガとして、女性キャラが一切登場しなくなり、バチバチの心理戦が展開するようになります。
銀次、というガンつけの達人が現れるのですが、そのトリックもかなり秀逸。麻雀マンガでベタ中のベタであるガン使いですが、銀次のそれは一番いいアイデアだと思います。
とにもかくにも、このアカギ、というキャラクター、引退しているが伝説の最強雀士、もちろん桜井章一がモデルなんでしょうけど、が福本を変えていきます。
後に「アカギ」というアカギの若い頃を描いたマンガが代表作になるのはみなさんご存知の通り。
というかもう、このマンガも、途中から主人公はアカギになります。それほど魅力のあるキャラクター。雀鬼。
アカギは、もちろんデータなど完全度外視、運の流れ、を見る感覚派、つまるところやはり心理戦。福本マンガは、ギャンブルはつまるとこ心理戦ってことです。福本節も開花
弱気になっているやつは、理に頼ろうとする・・・自分に対する言い訳を探し始める・・・