最近ダンス・ミュージックばっかり聞いてる、というかDJばっかり聞いておりやす。
DJ、ただ音楽流してるだけやんけ、ってかつてはワタシも思ってましたが、だんだんと、DJのカバーする範囲が広くなり、むしろアーティストが消滅して、DJだけが残るのでは?と思ったりもする・・・
なんにせよ、ダンス・ミュージックの歴史を辿っていくと
DISCO から HOUSEへ、っていう変革期を避けては通れない。
ディスコが、ゲイコミュニティの明るい、ダンス・ミュージックだったのですが、ダンス・ミュージックなんてしょうもない、っていうロック派が「Disco Sucks」というロック派の、暴動事件に発展し、それによってDiscoは解体されて、ダンス・ミュージックはまたアングラへ潜ることになる・・・
80年代後半になっても、ダンス・ミュージックなんてしょうもない一般受けを狙った音楽、っていう偏見が根強くありましたよね。デビッド・ボウイのダンス・ミュージックっぽいアルバムはクソだ、みたいな。
マッチョな、真剣な、ロック好きはダンス・ミュージックなんか聞かないっていうノリ。元は反体制的なRebelの音楽だったロックが、新しく出てきたダンス・ミュージックを潰そうとするなんて、まさにロックの没落はこの時に始まったって感じですね。
なんでロックがダンス・ミュージックを嫌ったかというのが、ワタシタチは理解出来なかったのですけど、ダンス・ミュージックの起源が、黒人のゲイコミュニティから生まれてるってのが、差別や偏見の元だったようですね。
ディスコクラブがすぐに閉鎖に追い込まれるのも、地主や、保守派が、ゲイコミュニティのたまり場、を嫌ったからなのでしょう。
まぁそういうわけで、暴力的に排斥された、ディスコは、NYを離れて、シカゴへ移り、そこで「WAREHOUSE」というクラブが作られて
フランキー・ナックルズ、というDJがそこで、潰されたDiscoの復讐として新たな音楽を創造する、それがHouse、 Warehouse、で流れていた音楽だから House、なんです。
音楽のジャンルがほぼ一つの場所、一人の人間から始まるってのは珍しいですよね。
ほいでだから、ハウスミュージックってどんな音楽?という疑問は間違っていて、ハウスミュージックは、ディスコを潰した、ロックやメインストリームどもへの、反逆という、スタイル、なんですわね。音楽的特徴ではなくて、スタンス、スタイルです。
でも明るくて楽しげだった、ディスコ、からハウスは、アングラで攻撃的な要素を持っている。新たな、Rebel、の音楽です。
音色的にも、生演奏から、ドラムマシーンを多用した、無機質な感じ、これもアングラっぽい響になっておりますね。
そしてもちろん、どっぷりドラッグ漬けっていうクラブ、の特徴も現れる。反抗的でアングラな場所なのだから当然といえますね。
このヘロインでガンギマリ状態のアングラクラブから、さらに次のジャンル、アシッドハウスが生まれて来るなり・・・