2012年2月16日木曜日

COMO(電子出版)

新しいメディアとして電子出版が話題になってます、でも電子出版というコトバはダサい上に、全然この現象を反映した名称ではないと思われます。電子出版というコトバだと、ただ単に紙の本をスキャンしただけのもののように捕らえられてしまいます、はっきりいってそんなもの誰も必要としません、紙の本のほうが死ぬほど読みやすい上に、紙の節約といいながら電気代がかかるだけで何一つ節約にもなってないですし。そして電子本だろエレクトリックリーダーだのと本、という名称にこだわってそこから述語を借用しているのも混乱を招くだけです。実はこれは本とはまったく違うものです。

だから新しくCOMOという名をつけました。COMOの特徴は
・本のように自分の時間で読むスピードを変えられる(映画とは異なりゲームに近い)
・映像、音楽、テクストなどインタラクティブにメディアを使えるということ
・拡張性、オープン性

ざっくりぶった切って言うならCOMOは表現を目的としたwebページ のコンプレックスです。広告や情報交換を目的としたものとは異なる・・

さてそんなラベルはいいとしてCOMOはどうやって作るのがいいのか?
今日一日うんざりするようなマニュアル読みと、リサーチの結果主観的判断ですがここに報告します

・EPUBははっきり言って(現状)使い物になりません。EPUBで作るなら、weaverなどのホームページ作成ソフトで作ったほうがマシ。最後にEPUBにエクスポートするにしたって 、まったく綺麗にいかないし、マルチメディアの文字化けやらエラーやらひどすぎる。ワード、pdf、などなどからepub変換するソフトがあるようですがcalibre・・、使い勝手が悪すぎます、それになによりepubリーダーの使い勝手の悪さときたら!epubはオープンソースなので期待していましたが残念至極、あと日本語はいずれオープンソースからは外されるでしょう。

・htmlはブラウザーや環境によって見栄えがさっぱり変わってしまうし、タグ打ちが面倒この上無い。文字を真ん中に揃えるだけでひと苦労(ウェブデザイナーがカネを稼ぐためにわざとややこしくしてるとしか思えない)ローカライズが面倒、ファイルがたくさんのフォルダに別れてしまうので、ややこしい。ただすぐにウェブにあげられるのは良い点です。

・flash adobeはflashを押したがってますが、確かにアドビ製品をマスターで全部持ってるならこれは使いやすい。ただ普通の人はflashのエディターすら持ってない、高すぎ。あと最大の欠点としてズームが聞かない、チャチなゲームみたいな操作性。ページをめくる快感の無さ、そしてともかく文字を読むにはまったく向いてないです。

・ビデオゲーム、ブラウザゲーム、ビジュアルノベル(エロゲーみたいなやつ)
基本的にはflashと同じ欠点があります、文字を読むのに向いてない。ズームが効かない。 本格的にゲームを作るのだとしたら個人ではとても無理、それはただのテレビゲームです。出来るならそりゃテレビゲームがいいに決まってますが、普通に無理。ゲームが映画の何倍もの予算で作られてると知っていますか?最高の芸術表現はゲームです、映画ではありません。

・pdf 最終的結論はpdfです、adobe readerは使い勝手が悪いですけど慣れればなんとかやれる、fox it readerは読みやすいけど、ビデオですぐバグります、我慢してadobe readerに慣れましょう。今時pdfを読めないパソコンは、MACよりもすくないはず。 なによりps,ilで作ったのをそのままpdf化出来て、微調整もほぼ必要ないのが嬉しすぎます。pdfに音楽やビデオを埋め込めるということすらあまり知られてませんが、indesignで簡単に出来ます。読み込めるファイルですが、変換はすぐにできます。

結論
イメージエディタ
photoshop
illustrator
painter
 +
3dエディタ
3ds
blender
max
maya
soft image
 +
DTM
sonar
cubase
logic
+
映像
final cut
premiere
映像加工
after effects

 文字組み、製本、DTP
indesign

export

interactive pdf

acrobatはあまりいらない気がします。

 あくまでも僕の個人的判断です。Macユーザーの方はぜんぜん違う判断なのでしょう。デザイナー関係はまだMacが多いし。上記の環境を整えるには、幅がありますけどパソコンも含めてまぁ200万くらいですか?これであなたもCOMO出版社です。COMOは印刷するのは不可能ですから印刷所はいりません。販売はamazon やらibooksやらに頼みましょう。

ふぅ~~やっと書き終わった。

なんでこんなだらだら書いたのかというと、ちょっとした社会貢献です。COMOは新しい教育者になるでしょう。COMOで英語の基礎から大学院卒業程度までのあらゆる知識を200Tぐらいに詰め込んでそれを世界中の人々に無料で配布すれば、学校が必要なくなります。学費もいりません。誰もが最高級の教育を受けられます、受ける意思があれば、無料で。ともかく世界革命には、まず人間そのものの革命が必要です、あらゆる人が英語と大学院レベルの知識を持っていればほんの少しは人間はましな世界を作れるでしょう、もっとましな政治家に投票するでしょう、資本主義よりもましな経済システムが少なくとも存在シうるという事がわかるでしょう。ユニバーサルテクスト計画・・・・早く完成させるためにみなさん協力して下さい。