2012年2月11日土曜日

・・・だとして、何のために書くのか? banksy wall and pieces

前回の続き・・・そうしてグラフィックスがどんどん進化していって、コンピューターにどんどん頼るようになって、フォトリアルな絵がどんどん楽に3d世界で描けるようになって、もしくはグーグルタウン、みたいなものが開発されて既存の街がすべて3d化されて自由に絵が作れるようになる、そしてボタンひとつで漫画風やアニメ風にデフォルメされて、後は数値を当てはめて、切り貼りしていくだけ・・・、だとして、もう絵を描く意味を失ってないか・・・?そもそも絵なんて書いたって仕方ないじゃんか、それじゃあ。ただ、あるがままに世界を見ればいい、ディスプレイから目を離して、現実を見ればいい。絵かきがリアルな絵を書くのは、それがカネになるからだ、絵かきはカネの為に絵を描くためだけに存在している・・・・・・・素材を切り貼りして、オブジェクトを置いていくのは、結局むなしい。
 いつから?いつから・・・・いつから、本当に絵を描くのを辞めてしまったの、それともはじめっからそんなものなかったのか・・・本当に絵を描くのって一体全体なんだった?写実を離れては感動は結局無い、メロディ無くして音楽が結局成立しなかったように・・・・というか・・絵とはなんだったのか・・


 というわけでバンクシーを紹介、特にその本、wall and piece、これはバンクシーのまとめみたいな本です。絵は道具、大事なのは、絵ではなく絵を書いた人間と、絵を見る人間・・・、絵は、結局人間を写す・・・・、そのグラフィックの鮮やかさはまぁもちろんとして、社会構造へのユーモアとか、政治的な意味が、バンクシーの見所でしょう。たぶん実はすごい金持ちのインテリなんでしょうけど、しかしまぁ・・・みんな貧乏で学が無いフリをしてるだけでアーティストなんてほとんどそんなものですが、最近ますますそうです。・・・ともかくバンクシーは、マティス、ピカソ、フランシス・ベーコンの次に美術史で登場する人物になりました。そのほかの現代美術なんてハッキリ言ってただの使い捨ての商品だもの。加えてバンクシーは政治的スターでもある。

 政治の季節がまたやってきている、と誰しもが感じている今日この頃・・シリア、エジプト、ロンドン、すでに狼煙は上がってる。国債のデフォルトは、即戦争を意味してきた、ルイ王朝の崩壊も、宗教戦争も、根っこには国家財政破綻があった、アメリカは破綻してる、EUもギリシャ、スペイン、イタリアと連鎖破綻する、日本も巻ぞえ、中国とインドが一人勝ち?そんな馬鹿な・・・世界は大規模な内戦に突入する。民主主義は違法だった、共産主義は違法であった(現在でも)、ストリートアートは違法である、さて・・・資本主義を殺すのは違法か?

 to destroy capitalism world , how  many (good and idiot) people should die?
--i think almost all of human kind
--anyway killing people is illegal?
--at war its legal, they said so at east end war crime court if its not, we should punish Truman ,Nixon, Kennedy,Bush and Bush......


 most dangerous person is who want to make the world better place

 to do what you told is overrated.