パッキャオの試合全集を見てますが、パッキャオアメリカ上陸からのストーリーがすごすぎます・・まさに漫画、事実は・・云々・・・
まず無名のフィリピン人として現れ得意の左で鮮烈なデビュー、次はヘッドバッドやひじを使ってくる野郎に、怪我をくらって無念の引き分け、その次は実力者を、実力通りタコ殴りKO、そして向こうでも大人気のチャンピオンをボコボコにしてタイトル、しかし次の対決で、相手はカウンター狙いのディフェンス重視でこられて、左が出せずに引き分け、その次のモラレス戦もモラレスがディフェンス重視のジャブジャブ構成でこられてついに判定負け、若いころにムチャなアグレッシブファイトをして一発カウンターをくらっていらいの負け・・・・
もう一度モラレスと戦うためにフェザーに残ったパッキャオ、復帰戦では相手がカウンター狙いじゃなくてちゃんと戦ってくれたので余裕の試合運び、そしてフィニッシュでは相手がディフェンスに入ってきた時の為に新たに生み出した右のフック(マニラ・アイス)を放って余裕のKO。
そしてモラレスとの第二戦、左のストレートだけで勝ち上がってきたパッキャオが右を解禁、右のフック、アッパー、ジャブ、そして左のフックの多才な攻めでダウンを一回しかしたことの無い超タフなメキシコの英雄モラレスの鼻を複雑骨折させてダウン二発のTKO・・
本来はフライ級の体格なのに、フェザーのチャンピオンをボコボコにして四階級制覇、フィリピンの英雄マニー・パッキャオの誕生。
子供の頃はただ生き延びるためにタバコの盗みをしていた少年だったということです・・・そのころかれくらべればおれは強くなったということです、ちくしょう、なんだよ泣いちゃうじゃんか・・・・
そして試合もまぁ汚いコトはしないし、クリーンでスポーツマンシップです、パンチがえぐすぎるのを除いては・・・そして今は6階級制覇をなしとげて、貧しいフィリピンを救うためにボクサー兼政治家をやっている・・
なんだよそれ、出来過ぎてるぞ・・・・かっこ良すぎる。やっぱボクシング好きだなぁ・・・なんかだんだん殴りあってるのに、どんどん友達になってくるのがわかるんですよね、途中からなんか楽しくなっちゃってるのが見ててもわかる、そんなほんとの友情なんて普通に生きてたら絶対に手が届かないものだもの・・・