さて邦楽を聞いてみようのコーナーですが今回はYMOです。
YMOというか坂本龍一と仲間たちって感じだとワタシは思っています。細野氏のベースは確かに素晴らしいと思うけど高橋氏のドラムがどういう効果を持ってるのか不明、だって打ち込みじゃん・・
坂本龍一ってのはメディア好きなんだなって感じがします、この手の作曲家系のヒトってメディアを嫌うというか無視されてるというのか、坂本氏だけは、ごっつえぇ感じに出てみたり、ハリウッド映画のBGMを担当してみたりと、とにかくメディアへの露出がやたら多いですよね。
だからって日本の作曲家の代表ってわけではないと思うんですけど、メディアってのは事実を歪めてしまいますのでなんとなくそんな感じになっていますね。
確かに時代時代にチョコチョコと粒だった作品を残してもいるんです実際。
ソロデビュー作、に殆ど代表作が含まれてて、Tong pooとか名曲ですし、B2ーunitでは当時まだまだ前衛音楽だったDub系の音楽をかなりの完成度で紹介。YMOではいわゆるテクノ系の音楽を日本に紹介しました。そしてテクノとクラシック系のアレンジ、Last Emperor、Mr Lawrenceなどの映画音楽作家としても仕事をします。
その次はBTTB、基本に戻ろうってわけで、癒し系音楽、ヒーリング系の音楽の走りにもなりました。その後はまぁよくわかんないw 環境系の音楽とか、ジョン・ケージみたいな実験音楽とかをやってますね。
それ以外にも若い世代のバックアップとかも実はやってます、それがすごい偉いと思います。
YMO自体は、最初の2つのアルバムはなかなかの完成度なんですが後は殆ど駄作という殆ど一発屋のパターンですね。ただ当時としてはこういう音像、自体が新しかったんでしょうね、今となってはその新鮮さってのは全然わかんないです。時代的な作品だってことなんですなぁ。