2017年7月1日土曜日

2005 すぐわかる 日本の神々 東京美術

 ちょっと神道について知りたかったので読んでみました。
ワタシはこの神道ってやつには関しては知識はまったくの0、むかし古事記をよんだことはあるのですけど何一つ覚えていません。これいかに。
 アマテラスが女神だということも知りませんでした、普通は知ってるものなんですかね?というかワタシは寺と神社の違いも知りませんでしたw ワタシが偏って日本の歴史を知らないのには実は理由があって、ワタシは特に若い頃は日本って国が大嫌いだったんですね、やたらと英語を使いたがり本も英語で読んだりしてました。英語のほうがわかりやすいし、本が薄いっていう理由で。
 これは今でもそう思います、英語はわかりやすい言語です、こんな簡単な言語無いって思う、日本語は指折りの難しいコトバですね、日本語を覚えるのに時間を使いすぎてるから日本人はバカなんだと思います。アフファベットは25字しかないんですよ、漢字の書き取りとかに時間を無駄にしてる時間を、もっと別のことに使える。もちろん数学を学ぶべきなんですなぁ。
 その他いろいろワタシは日本が好きじゃなくって日本史もほぼやらなかったし、日本人の作家の本ってのもあんまり気乗りしませんでした。

 でも日本人なのに、キリスト教の歴史ばっかり知っていて、日本の神話っていうのを知らないのは妙な話ですね、でもまずキリスト教の歴史を習うんだからしょうがないって気がする。西暦・・・、ってまず西暦を覚えさせられるんですもの。GHQ恐るべしですねw 

 でもなんだかんだいいつつ、神道的なものってのは残っていますよね、まず全国にやたらめったらある神社、正月参りだの厄払いだのもありますし、ゲームやら物語でも、わりかし神道的なネタというのは途切れずにつづいています。よくは知らないけど、東方の例大祭、というそのままのイベントもありますし、女神転生っていうゲームではやたらと神道系の神々が登場する、またもののけ姫からの流れでなんとなくアニメーションでも神道的な、裏設定をつけてる場合も多い。「君の名は」でもそういう設定でしたね。
 狐、稲荷とか妖怪、荒ぶる神、アマテラス、キーワードや設定的にそういうものを使うことが多いです。


 そういう歴史的文脈を利用した本歌取り的なレイヤーをつけるやりかたってのはずーーーと昔からやられてるものでして、一番オーソドックスな物語の作り方でもあります。それをやることで、なんとなく泊がつきますしね。
 ワタシはそういう形式、や儀式、歴史、とかへのこだわりってのは、内容への自身の無さの現れっていうのか、自己弁護みたいな感じがちょっとするのですけどね。売り込みとも言う。
 シェイクスピアのセリフですが
「人間というのは疎遠になるにつれて儀式や儀礼なんてやつを重んじるようになる」

 まさにそうで、そういう、理由付け、というのか意味付けってのは、なにか後ろめたいというか、弱みを隠すのに使うんだと思うのですよね。内容が薄いんですねハッキリ言うと。

 だからワタシはあんまし、伝説とか神話から名前を借りてくるってのはしたくないんですけど、やっぱり残り続ける名前、っていうものには、残ってるだけの理由があって、音の響きとかが良いものが多いんですよね。

 リリス、とかリルム、っていうのはいい名前です、ルカとかヨハネ、ガブリエルっていうのもすごい良い名前です、聖書由来の名前ってのはやっぱ良い感じのが揃ってるという気がする。預言者の名前とかすごい好きです、レア、サラ、ラケル、イザヤ、アビゲイル・・、ワタシはそういう短い系の名前が好きですね。名前ってのは短ければ短いほど良い。とおもふ・・・。