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NHKのドキュメンタリーでして、将棋指しの加藤一二三の引退間際をドキュメンタリーにしてます。
印象的だったのは、勝つ為に何か違う力が必要だと感じた、それは宗教の力だ。だからワタシは洗礼を受けた。
っていうとこですね。10代のワタシだったら、どうやらきな臭い話しになって来たぞって思ったところでしょうけれど、勝つためにはどんな手段でも使う、強くなるためには、神さえも信じる。
勝負を前にして神に祈ってどうする、と宮本武蔵は神頼みをしなかったという話しもありますけれど、逆に、どんな力でも使ってやる、カミサマの力でさえ、っていうやり方、もあるんだよなって感じ。
将棋っていうのはほんと平等な戦いの場っていうのか、こんな純粋に強さだけが問われるゲームってのはほんとない。そんな生き方が出来る職業っていうのはほんとにわずかしかない。
勝たなきゃ終わりのセカイですから、そこで戦う人にしかわかんないものがあるんでしょうね、神頼みして勝っても嬉しくないよ、みたいなのは、部外者だから言える、わかってないやつ、の意見なのかもしれません。
将棋指しってのはすご~くかっこいいとワタシは思いますねぇ・・。 麻雀でもいいんですけどやっぱ勝負師ってのはかっちょいい。ただ麻雀とかスポーツってのは運、の要素がかなりあるんですけど、将棋って運、で勝てる見込みってのはかなり少ないですからね。運、という逃げ場もない実力主義のセカイなんてそうそうないですものね。
ひふみん引退と入れ替わるようにして、最多連勝記録も塗り替えられましたけども、やっぱこういう人間には、引き際にもミラクルが起こるもんだよなぁってかんじですね。