ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブというタイトル通りの名前のキューバのバンド、バンドといってもロックではなくてキューバのビッグバンドです。の一人ひとりを紹介していくっていうシンプルな作りのドキュメンタリーです。このバンドの殆どが老人であり90才?のギタリストなどもいたりするんですがかなりのテクニクシャンの集まりだってわけです。
このバンドについてのドキュメンタリーというよりは、キューバっていう国についてのドキュメンタリーという感じです。キューバの町並み、キューバの暮らしとかそういう感じ。
キューバは今となっては絶滅危惧種の社会主義の国ですが、南国ということもあって悲壮感が無いというか明るいですね、音楽もそう。キューバの町並みはボロボロのマンションが立ち並んでいて掃除をしてないパリみたいな感じです。いらないところにオカネをかけないのですね。車もずっと同じ車を乗っているのでクラシックカーばっかり。
まちなかにはドミノ、を麻雀みたいにやってる人々やダラダラしてるヒトも多く、ファッションも自由な感じ。
資本主義の街みたいに、みんなオカネを求めてスタスタ、と歩いてる感じがなくて時間の流れ方がゆるゆるしてるって感じがしますね。
今日は台風一過でめちゃ熱くて何のやる気もしない一日、この熱い感じがキューバの町並みを観ててなんかシンクロしましたね・・・