2018年8月27日月曜日
2007 世界樹の迷宮
大事な攻略情報
このゲームの攻略の要は職業選択とスキルの割り振りにかかっています。ゲームの難易度が大いに変わってきまする。失敗しても新たに作り直せばいいのですが相当面倒くさい。よっておすすめ紹介。
職業の強さのバランスは相当練れていると思います、どれも弱いということはありません。好きに組んだらよろしい・・・といいたいところですが、強い構成はあります。
メディックだけはとにかく必須。あと属性攻撃が出来るアルケ、バードのどっちかも必須です。じゃないと物理が効かないカメ?カブトムシ?に相当苦しむ。
どのサイトもおすすめは、パラ、ソード、レン、メディ、バードとなっております、確かに一番それがバランス良いかも。
個人的にはソード(剣)ソード(斧)ソード(どっちでも)、メディ、バードがよろしいかと。パラはあんまし役に立ってなかったような・・。縛ったりするよりも脳筋でゴリ押ししたほうが早い気がする。小細工を弄せず脳天叩き割ったほうが早いw ただつまらない編成ではあります。
スキルの割り振り!!これが一番といってもいいほど大事。中には伸ばしてもまったく効果ないもの(パラの挑発)、伸ばしても使いみちの無いもの(サポート系)、めちゃくそ強いもの(医術防御)などあるので攻略サイトなどを見るべしですね。
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概論
アトラス先生によるロープレですが、コンセプトが非常にハッキリしていて、アンチスクウェア!w まさにそれです。
ムービーやグラフィックなど、映像表現を切り詰めるだけきりつめて、テキスト主体、ゲーム本位のストイックな3Dダンジョン探査型ゲーム。
マップを自分で描き込んでいかないといけない、など、うわっ!いつの時代のゲーム感覚!?っていうくらいとにかく古き良きゲームに戻ろうがテーマになっています。
テキストもTTRPGみたいに。
「そこにキラキラしたものがある、君はそれを拾ってもいいし、無視して進んでもよい・・・」
「恐るべき強敵の気配がする!逃げることは恥ではないぞ、冒険者よ、戦うか戦わないかは君の手に委ねられはいる」
みたいなゲームマスターとの対話形式の独特のテキストスタイルとなっています。ワタシこのTTRPGにすごい興味があって、やってみたいな~・・・とずっと思っています、特にクトゥルー神話のシリーズ。しかしよほど暇なゲーム好きが5人ほど集まらないといけないし腕のいいゲームマスターまで用意しないといけない、ハードル高杉晋作かよ、って話です。TTRPGカフェみたいなのがあるみたいですけど都内で遠いだろうしな・・・。出不精でさらにミザンスロープのワタシには無理ゲー。じゃあそもそもやろうと思うなって話しですけどw
ネットで同時通話でそれが出来るサービスとかあったらいいのに、まぁクソニッチな産業なのは代わりないですけどにゃ。けどゲームっていうものの本当の源流はこのTTRPGにあるのですよね。
対話形式の会話による集団創作みたいなとこがあります、その場その場で物語をみんなで生み出していく、「役割を演じる」、RPG。
そんなわけでBTTB back to the basic 基本に帰れっていうことです
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ストーリー
そんなものは殆どないのだ!冒険者よ!ダンジョンとベースキャンプしかないのだ!
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システム
無茶苦茶オーソドックスなロープレですが、前後列の区別があるのがDQなどとの違い。パーティ5人、っていうのがミソで、回復のメディックは必須、物理攻撃が効かない敵がいるのでアルケミスト、あるいはバードも必須、しかしそれで後列は埋まってしまう!素早い攻撃のレンジャーは一体どこに入れればいいのだ!?防御特化のパラディンは本当に役に立っているのか?基本に忠実なソードマンをあえて外してみるのは自殺行為なのか!?なんで武闘家がいないのか!ブシドーは本当に強いのか?ペイントレード強すぎないか!?その真意は冒険者である君が確かめてもいいし、確かめないでもよい。
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攻略情報
レビューなどにあるように序盤の難易度かなり高めです、全滅ポイントてんこ盛り。アトラス先生になれてるヒトには、まぁいつものことですけど初心者には辛い。とにかくカネがないしFOEが強い、さらに宿屋の値段が高いのが激痛。後半もいつもの通り敵の火力が高い。敵の先制、眠らされる!フルボッコ!全滅!ってのも結構ある。
序盤の突破口はあります。レンジャーによる大量自然破壊大作戦ですw とにかく木を切りまくって木材を売りまくる、文明のちからを見よ!w 細かいやり方は攻略サイトなどを見てください。マップもまさにそれをやれっていわんばかりの製作者側の気遣いが見えます、確かに大森林のダンジョンを攻略するには、木を切り倒すのが基本、そりゃそうだ。人間ってのは木を切り倒すイキモノなのだ。
だいたいのロープレに出てきますが中盤の壁、クイーンアントがそーとー強い。まぁアトラス先生慣れしてる人には、来たなこういう中盤の壁・・・っていう感じ、ポケモンとかで育ったガキには難しい。パーティの相性でかなりキツイ、さらに育て方間違ってても相当シーキビ。
ただメガテンみたいに開幕ムドオン、即死!っていうのは少ない気がする、メガテンみたいに主人公が死んだ時点でイゴルことがないからですね。
あと面倒くさい地図書きイベントですが、ゲームを通じて2つしかないのでここは我慢してやるしかありません。・・・でもやっぱ面倒くさいので地図描くシステムはなくてもいいのでは・・・
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グラフィック路線とFF7
このゲームが特別にってわけではありませんが、グラ重視の弊害について。
グラフィック主体、の先駆けとなったのはやっぱりFF7だと思います、FF7がゲームを変えたし、FF7がゲームをダメにしたとも言えます。今のスマホゲーみたいな美少女キャラ集めみたいなのも、グラ重視の派生系で、もとはFF7にあると思うのです、美男美女が主人公でゲーム性よりもキャラクターが好きっていう。今でもセフィロス、クラウド~ふぉー~!っていう腐女子も、ティファ、ユフィたそ~!っていうキモオタもいるわけで、本当に時代を変えてしまいました。ゲーム自体得意ではないけどキャラが好きなのでやるっていう新規参入もめちゃ増えた。特に♀ゲーマーがこの路線になって激増しました。今ではもはやゲームに金を突っ込んでるのはもはや大半♀なのではと思うほど。
ワタシ自身もFF7はめちゃくちゃ大好きなのです、ここが難しいところ。でもFF7路線には不満もある、アンビバレントなものを抱えています。
sex is a weapon its like a drug! っていうようにセックスアピールってのは麻薬ですから、麻薬と同じで一度使ったら辞められなくなる。一度美男美女でファンを獲得したら、次にゴリゴリの、まさにこの世界樹の迷宮みたいなゲームを出したら、大批判を浴びるに決まっております。
アトラス先生も、ペルソナ、はギャルゲーロープレ、だと言われておる、確かにそういえばその通り。でもワタシはペルソナも大好きなんだよなぁw ほんとにここは難しいところです。
麻薬が気持ちよくない人間なんていないのです、気持ち良くないなら誰が麻薬なんてやるものか。そこが問題なのです。麻薬が危険なのはそれが中毒性があるからではなくて、それが快楽だからなんです。
でもワタシはやっぱし、グラ重視がゲームをダメにしたと思いますね。これがワタシの意見。3Dのゲームをやっていると、あれ・・・、これって実は全部同じゲームなのでは?って思いませんか?キングダムハーツにしろ、無双シリーズにしろ、FPSだろうがTPSだろうが、PSO、バイオハザード、モンハン・・・ただちょっとだけキャラのデザインと武器の射程とかが違うだけの、全部おなじゲームなんじゃないか?ってワタシは思えて急になんか、脳の奥の方からトカトントンが聞こえてきそうになります。これはワタシだけの感覚なのですかね?
DQタイプのロープレだってそうだろ、ドラクエだろうがメガテンだろうがFFだろうがだいたいターン制の同じゲームなのになんで3Dだけが同じように思えるのか?っていうのはもちろんあります。
そりゃ一体なんなんだろうな?って思うと、やっぱ絵、と3Dモデルの違いなんだと思いますね。イラスト、だと誰が描いたかってのがわかります、あっこれは鳥山明の絵、天野喜孝のイラスト、っていうふうに。3Dモデルってやっぱ立体として存在しないといけないわけで、ちゃんと構造をもたせないといけない、そうすると作家性が失われて、無個性になってしまう。イラストレーター、には特徴があるけど、モデラーには個性が無い、上手いと下手があるけど個性が出にくいと思う。このモデラー好き、みたいな特定のモデラーがピックアップされることもないし。