2018年8月15日水曜日

甲子園 高校野球 

 第100回記念というわけで、わたしは生まれて始めて今年は甲子園を見まくっておりまする。
 やっぱトーナメントってのはいいものですよね、一回勝負。めちゃくそ強いところにも、もしかしたらの不調などが重なって勝利出来る場合もあるし、思わぬスターが飛び出す場合もある。

 ここまで見たところ、どう考えても金足農業のピッチャー吉田だけ図抜けております。ただ、ずっと一人で投げてる、こういうワンマンピッチャーチームってのは、いくらなんでも一人で投げ抜くのは無理ってもので、どっかで力尽きるものであります。常識で考えりゃそうだろって話ですよね、プロなんて一週間に1日しか投げないのです、それもだいたい6イニングで交代、それを9回完投を短い期間で投げる、殺す気か、って話。マンガじゃと現実を重ねるべからずってやつ。だからどっかでエースを温存したいとこですけど、エース温存で敗退したらファンもメディアもなにしてんだクソ野郎が!ってなります。



 で報徳学園の1番バッター小園、っていう無茶クソ足の早い異次元のプレイヤーがおります。これも明らかにスーパースター予備軍。で、もちろん春優勝の大阪桐蔭は選手層厚すぎだろ、さらに殆ど地元ってのも大きい。

 よって優勝予想はだいたい報徳、か桐蔭だってことになってるでしょうね、一般的に。ただ桐蔭はなかなか危なっかしい勝ち方で、無敵艦隊って感じではない。どっかでこけそうな感じもあります。勝って当たり前チームなんでプレッシャーが大きいのですね。

 なのでワタシの予想は報徳です。桐蔭はたぶん決勝までこないんじゃないかな?と。


 ちょこちょこ見てて思ったのですが、もうこの県はこの学校が甲子園行く、ってお決まりになってるようなチーム、そこの県の野球少年で甲子園出たかったらもうそこに決まりっていう学校。そういう学校の予選大会ってもう試合になってないみたいな戦力差があって、打率とかが5割超えたり無茶苦茶になってるのですね。だからそういうところって案外弱かったり大敗したりするのですね。
 

あといっつも気になるのが監督の指導方針ですね。
「のびのびと自由に、笑顔で」
 っていうような言い方をするタイプがめっちゃ増えとるのですな、ワタシの知ってる野球部なんてスパルタンX以外は考えられなかったけれど、そういうのはもう流行らないみたいです。だから泣くやつも少なくなったのでは?あの血反吐リアルに吐いてた練習・・・っていうのが無いんでしょう。もっと科学的で合理的な練習になってると思うし。
 じゃあ野球部=坊主っての辞めれば・・・?とも思うのですけどね。野球=坊主ってのはまじで何の意味もないし・・、ベースボールの本場のアメリカでは坊主なんかしてないし。
 あの高校野球児は坊主がいいなぁ!って言ってる世代ってまだ生き残ってるんですかね、もう現役世代じゃないと思うのですけど・・・。