いわゆる脱獄物なんですけど、様子がかなり違います。
一番の特徴はトルコ、で捕まったというところですね。
トルコの無茶苦茶な刑務所事情みたいなのが描かれております。(まぁ刑務所なんてどこも無茶苦茶なんだろうけども)
実際の体験記、がモチーフになっているらしく、普通の映画、っぽくないストーリーの流れとなっています。こうなるんだろうな、っていうのとまったく違う展開をする。それがやっぱり作り物と、実話、ってやつの違いなんでしょうね。そんなうまいことフリがあって、オチにつながるってことないものね。
この映画を見ると、絶対トルコになんか行きたくないって思いますねw もちろん誇張もあるし、時代もあるんでしょうけど。
撮影もトルコでもないらしい。けど、これも普通の映画とは背景の感じとかが違いますね、石づくりってのが多い。基本石、で出来た家ってのには馴染みがないので(コンクリでない)、新鮮な感じを受けます。
現在の映画ってのとも違いますね、この頃の映画っていうのは。60年代の映画ってもっと明るいか、尖りまくってる感じですけど、70年代は暗い。時代の色ってやつなのかもしれませんな。