2021年6月15日火曜日

2005 バイオハザード4

  自分でプレイするバイオシリーズは初めて。


このバイオ4からゲームシステムがガラッと?結構変わり、ホラーゲームから完全にTPSゲームへと変わりました。


 敵はまぁまぁ普通の人間、オカルト宗教のカルト集団を銃火器でぶっ殺していくというゲームです、簡単に言うと。


 操作性は相変わらず悪い。モタモタ動く、前転回避みたいなものも無い。敵はうじゃうじゃと湧いてくる。弾数も少ない。つまり激ムズソフト、というよりは、攻略法謎解きソフトと言えます。普通のアクションゲームっぽい感じで突っ込んでさっとかわして連打をぶちこむ!みたいな感覚だとすぐに死ぬ。

 そういうことじゃなくて出現場所を把握、囲まれない位置に誘導、ヘッドショットで弾数節約しながらキル、あるいは無視していく、って感じ。初見でクリア出来るようには出来ていません。何度も死んで、攻略法を考える、って感じですね。

 操作性の悪さとエイムのむずさ。素人向けでは全然ありませぬ。大人しく激ぬる難易度を選びましょう。公式で激ぬる、って書いてあります。ヌルってそんな万人に伝わるコトバ?イージーでも昨今のゲーム感覚だとハードより難しいくらいの難易度。即死が多いので難易度関係無かったりするし。ゲーム苦手は人は激ヌルでもたぶん無理は人は無理。

 (ちなみになんですが、WII版だとリモコンでエイムが出来て劇的に簡単だし、手ブレ、の再現もされてるようです、PS2のエイムはまじクソです、WII版がおすすめ)

 さらに、なんか異様にむずいなぁ?ノーマル難易度でこれ?チェーンソーマン強すぎない??一撃即死かよ・・って思うのですがそれにも理由があって、ゲーム難易度が最初に選ぶものからプレイの質によって変わるシステムが入っております、ノーマルモードでもノーコンでプレイしてるとどんどん難易度が高くなっていくというわけ。死んだからといってコンティニューが残らないようにロードするとノーコンプレイ扱いでどんどんムズくなっていくという仕様。


 その他にもドラマチックアクションというのか、ムービー中でも突然操作を求められビクっ!とするようになってます。ムービースキップしようとすると突然ボタン入力になって、なんだと!?って感じで即死することがよくある。このドラマチックアクションってのを導入したパイオニア的ゲームだと思います。ムービー多すぎ、かったるい・・っていうユーザーをビビらせます、いつ操作くるのかわかんないのでムービーちゃんと見るハメになる。


 バイオみたいな謎解きものが嫌いなワタシみたいな人でも、ガンアクションメインになった4は楽しめました。バイオ4じゃなくて、バイオガンアクション、みたいな別タイトルとして発売したほうが良かったのではないですかね?

 

 何度も言いますがこの手のゲームとしてはかなりのムズ。とにかく弾丸が制限付きというのは非常に厳しい。ストーリー結構長いんですが、弾切れでどうしようもなくなり、容易に詰む。はじめっからやり直しはしょうじきしんどい。それを防ぐための難易度変化システムなんですけども、弾切れてから難易度下がってもやっぱり詰み。おカネの使いみち間違っても詰み。

 とにかくこの非常に馴染みづらいコントロールとエイムを身に着けなければどうしようもない。

 

 このゲーム一番の罠は武器商人で、武器の選択を誤るのが一番の詰まりの原因。どの武器を選んでも勝てる、ようにはまったく作られてない。あと武器の説明が異様に少ない!!この詐欺師が一番の敵w


・ハンドガンは売ってはいけない!このゲームの基本はやっぱハンドガンなのです。ワタシはハンドガン手放してえらい目にあいました。ハンドガンの弾以外は基本手に入らないと思ったほうがいいです。カスタムもハンドガン中心にすべしです。レッド9かブラックなんとか、をバシバシカスタムして威力を高めるのが吉。フルカスタムすると限定解除みたいなことが出来る。

 このゲームの基本戦術は、ハンドガンで転ばして、蹴っ飛ばして脳天吹っ飛ばすか、倒れたところをナイフでめった刺しです、これでだいたいの敵は弾2発で倒せる。これでドロップ弾>消費弾 になるので弾切れしないで攻略が可能になる。何の説明も無いですが、ストックをつけると射程も伸びるらしい。


・ショットガンは緊急回避用として必須、威力よりも、吹っ飛ばすのに必要、ハンドガンでとにかく殺す、囲まれたらショットガン、逃げる、ハンドガンで殺す、これです。特にトロッコとかのギミックではショットガン無いとどうやって攻略すりゃいいのかわからん。

・マシンピストルもあると便利ですが、そのカネはハンドガンのカスタムにつぎ込んだほうがスムーズだと思われる、連射してたらすぐ弾切れになるし。ただ時間火力は最強なので、遅いボスとかを倒すのに使える。後半におカネがあまりはじめてからで良い。

・ライフルは4章でカルコブリーナ?みたいな名前の敵をサーモをつけて倒さないといけない強制イベがあるのでその時だけ必須。カスタムは必要無し。


マグナム、マインスロアーは完全な罠、買ったところでまったく弾が手に入らない。まじで無用の長物。

 弾数節約のためにボスにはロケランをガンガン使っていくのが正攻法。まじでいちいち戦ってたら弾いくらあっても足らん。つねにロケランは常備するのがバイオの世界のあるきかたです。

 めっちゃタフな雑魚に弾を使ってしまうのも完全な罠。倒したら負け。倒せないやつもいる。

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 このゲームは傑作と名高いのですが、たしかに納得ですね、非常に芸が細かいというかリアルです。キャラがノロノロとしてるのもリアル、たしかに普通の人間は前転中に無敵時間とか無いものね。あと5Mも垂直にジャンプしたりもしないし、チェーンソーでぶった切られたら確かに即死するよね。

 敵のアクションも作り込まれています、足を撃つとふらつくし、顔を撃つと顔をおさえる、爆弾に火をつけたところを撃つと自爆する、とってもリアル。普通の人間が人間を撃っている、というリアルがすごい。ボスなどのアクションもひじょーに凝っている。

 ハッキリ言うと、人間を銃で撃つ快感を突き詰めたゲームです、他のTPSとかに比べて、ちゃんと撃ってる、という実感があります。だいたいのTPSって打感が軽すぎるんですよね、パパパパ、うわー。って感じ。弾数もだいたい無限なのでついつい撃ちまくってしまう。

 バイオは、バン!ドチュ!ぎぃやあああ!!っていう感じ。やっぱし弾数制限がこのゲームの肝であり心臓です、そこに緊張感があり、戦略がある。これだよ!オレはこういうゲームがやりたかったんだ!っていう人がたくさんいるんでしょうね。


物語は割とあっさりめ。アクションが主でホラーとか演出はどうでもいいっちゃどうでもいい、いやレオン、クールすぎへん?死ぬような目の連続なのですが何が起こっても全然動じないで軽口叩いております。ゾンビから生き残って感情失くしちゃったの?