2022年9月9日金曜日

2005 メソポタミア文明辞典 エンリコ・アスカローネ

  メソポタミア文明の・・・なんていうのか、美術書って感じですかね。歴史などもささっと述べられていますが、要約の書き出しって感じでして、全体の流れとしてはよくわからん。

 壁画とかの美術品の写真がいっぱい乗ってますので、ふ~ん、こういう感じね。ってのはざっくりわかります。


 人類最古の都市、ウルクは-4000頃に都市として成立したようです、西暦ってほんと勝手なところで歴史を区切りやがったって感じですよね。歴史に全く興味がない人は、人類の文明が2千年前ごろに始まったと思ってる人が多いと思われる。


 このウルクがうまれた、6000年前、ってのがワタシはいい区切りだと思う、人類の歴史は案外長い。エジプトやメソポタミア文明はめちゃくちゃ滅びたって思われがちですが、3000年近く存続し続けたのですから、現代の文明よりもよっぽど長持ちしたといえるでしょう。私達の今の文明って暗黒時代の後のルネサンス文明だとワタシは思ってるのでせいぜいまだ500年くらい。けどまぁあと100年もしないで滅ぶでしょう。


 なんで3000年近く持ったかというに、進化、しないからだと思います。ずっっっと同じような戦争を繰り返していて、進歩がほとんど見られない。だからこそずっと続くわけですね、進歩ってのは寿命を削ってるだとなのだとも言える。

 なんで進歩しないかといえば、やっぱり暑いからだと思います。暑いとちゃんと考えて長期的な展望に立って行動するってことが出来ない。温暖だから服を着る必要もなく過ごせますが、考える、ってことは無理です。