2011年12月3日土曜日

宗教 オ○ム 中沢新一 国家 クニ

少し今書いてる小説の原因で、間接的に宗教論に触れなければいけないのだけれど・・オムライスと中沢新一でなんかごちゃごちゃがあったみたいですね。

 宗教って、いわば土地をまだ持てない国家だと考えるとわかりやすいと思う、国家は自分の利益の為に戦争をして、人口を増やして、金を為め、土地を増やすのを目的とした人間の共同体で、最も普通の人間の共同体であって、もちろん教義やドグマやルールがある・・・私たちは、生まれながらにして国家に属すのでやはり強制的に宗教に入らされる、それは避けられない、少なくともここ2000年ほど・・・

 よく赤軍やオムライスがリンチで仲間を殺して信じられんだの、大量殺人やテロをして現代社会の闇とか言うけれど、実際は闇でもなんでもなく、小さな国家が戦争をやってるだけ、とっても単純な行為だと思う、たぶん死刑のある国や刑務所のある国を見て、ある人間は自分の共同体の人間を殺したり監禁したり拉致したりしていかれてるって思うんだろう、私たちはそれは仕方ないよねって言う、完全に洗脳されてる。どの国も暴力以外の方法で土地を手放したりしないんだから。

 だから宗教というのは、なにか複雑でわかりにくいものではなくて、ただの・・欲の塊なんだと思える、その成立では色んな自己正当化をするけれど、もし本当にある宗教が自他的な理想を持ってたとしてそれは個人で完結されて、宗教化する理由がないもの。

 宗教は現代の問題ではなくて、原始的問題だ、だから消せない、環境問題も同じ、最近の問題ではなくてそれは原始的問題だ・・・