2011年12月17日土曜日

ハインライン 夏への扉

1956年

はっきりいって文句を死ぬほど言いたい小説、アキなら同じ内容で同じ感動を10分の1のページ数で実現できた。そしてこの小説の一番面白いところは一番最初で後は無駄な脚色が多すぎるのである、でもその最初の夏への扉のエピソードだけでも、100年この本が生き延びる価値はあると思う。

 ただハインラインの考える理想というか・・アメリカが持っている理想の形、幸せな家族、っていうのにアキは永久に馴染めないので、でもそれはアキの勝手な価値観だからまぁまぁ・・・

 日本で人気があるのもわかる、日本人の本なんて読むタイプの人間はマジに人に愛されたいと思ってたりするから・・・