水木しげるの戦争マンガでかなり有名なものです。自伝的戦争漫画という、実際の兵隊世代のマンガは確かにほんとーーーーに珍しい。他に思いつかないといえばそのとおり。というより、50、60年代のマンガというのを殆ど知らないというだけなのかもしれないけれど。マンガっていうのはどういうわけか年代別に整理されないものです。それはたぶんまだ現役のメディアだからでしょうね、次々に新しいのが出てるからまとめてる余裕がない。ロックが年代別に整理されるのは、それがもう終わった現象だから、あぁこれがこう繋がって・・というのがわかるわけです。
内容は相当客観的に書かれています、ドキュメンタリーだなぁ、と思うのはキャラクターの描写がほとんど突然です。作り物なら、キャラの性格とか設定をきちんと説明して、ドラマティックに戦死させるけれど、何しろ数が多いもので、ほとんど誰?ってのがどんどん死んでいきます、また絵も、キャラ別にそれほど種類がないので、この絵は誰?ってなります、誰が死んだの?連隊の構成もよくわかりません。けどそれはドキュメンタリーのテイストなんでしょうね、誰もわからないんですよね、実際は。
作り物の脚本家がこんなストーリーを描くと説明不足でなんのこっちゃわからん、とボツにされるでしょうね。
ただやっぱし思うのは、戦争モノは、生き残りが語るから、一方の意見だけでしかないってことです、結局それは勝ち馬に乗ってるだけ。もし、仮に戦争に買っていたら、誰も何の批判もせずに、戦争は良い物というのを受け入れるクセに。自分で何の考えも持ってないくせに・・・。ただてめぇはGHQの方針をそのまましゃべってるだけじゃんか、って気が非常にします。
死んでいったヒトや戦うことに決めたヒトにだって言い分があったのに、死んでしまったから全無視して、生き残ったヒトだけが自己肯定をするのは卑怯だなぁという気がIにはすごいするのですけどね、しかし死人に口なし、敗北者には語るコトバなし。
しかれども怖いと思うのは、日本人は世界中のヒトが、GHQ的な平和を切望してるというのを勝手に思い込んでるってことですね、そういうご都合主義的平和主義っていうか産業優先平和主義なんてのは、マイナーではないにしろ、セカイの人々の中では意見の一つでしかない、ってのを知るべきでしょうね、といって自分で知ろうとしない限り絶対に入ってこない情報ですけど。
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なんかポストに変な紙が入っとるなと思ったら、GOOGLEさんからの手紙でした。
手紙といっても印刷した紙を折りたたんでテープで止めただけのものです。
なんだ?ついに捕まるのか?wと思いましたら、広告収入の支払い。adsenseの支払い先とかをちゃんとしてねー!ってことでした、なんでわざわざハードのメールで送って来たのだろふ?
そいでadsenseを確認したら結構小銭がたまっていたのですね。ふーむ。
しかしもっと確認しようとしたらサーバがダウンしてるのか、エンジニアが頑張ってるのでちょっと待てやコラ!と言われてしまいました。
なんだろう、皆同じようなものを受け取っているのですかね、今年の決算が近づいてきて、新しいルールなどが大変なんでしょうな。しかしほんとGGLさんは巨大な組織になったものです。このブログもメールもストレージも、YTもGGLサービスですから、Iのほとんどのネットの使い道はGGLで9割ですねー。すげーなーぁ。