2014年2月20日木曜日

1991 がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻 スーファミ

 スーファミのソフトですが、その初期の初期のソフトですね。ファミコン世代の、えぐい難しさと不親切さがちょこちょこ残っています。

 まず巻物で必殺技が使えるのですけど、ゲーム中のカネの残り方と時間制限もありまして、一度も使わないで終わります。たぶんほとんどの人が一回も!巻物っていうアイテムの意味がわからないで終わります。次作ではキレイにそんなものは無くなってましたからね。そしてアイテムが高すぎます、結局ほとんど一回もアイテムなんて買わないで終わりましたね。ゲームバランス無駄・・・。銭投げでカネを全部使っちまうのでサブシステムがほとんど機能してませぬ。進むために必要な必須アイテムが高すぎるのも問題です。ただ当時はゲームバランスだのプレイアビリティだのっていう概念すらなかったですね。ゲームのメーカーというのはなんか雲の上の存在でそれがニンゲンが作ってるっていう感じすらしなかったものね、ゲームの世界はそういう世界なんだから仕方ない、プレイヤーが合わせていくしかねぇんだ。っていうストイックさを持ってました、当時のガキはw



 だいたいにおいて回復アイテム無さ過ぎでぼんす。あとラス面で今までのボスオンパレードっていう、ソフトのメモリを極限に抑えられるw クライマックスの作り方ってちょっと卑怯。ロックマンメソッドですね。もう一回ぐらい使ったれっていう。



 しかしクリアーーーー。


 ですが、音楽がものすげぇ良い。和風ロックみたいな感じ、でこういうゲームの音楽のDFになりましたね、ほんとーにスーファミ初期の作品だから、うわぁスーファミってこんな音が出るんかっていう衝撃が走りましたね。


 Iは2を持ってましたね、1は初めてやりました。2と1がほとんどまったくシステム変更がない!2というよりは、別バージョンくらいしか変わってない。あっ・・2にはロボットのゲームがあったや・・・。他のレヴューを見ると1がやはり完成度が一番高いっていういつもの、オリジナルこそ最高っていう評価がのっておる。
 しかし1を買わずに2だけ買った当時の自分がどういう意図があったのかまったくわかりませんw ガキってのは思いがけないことをしますね。




 Iが世代だからってだけかもしんないけれど、スーファミっていうマシンは、技術の進歩とニンゲンの感覚との限界点っていうか臨界点というか、それがバシーーーー―っと決まったマシンでしたね。スーファミ=未来来たる 新世界始まる 世紀末 世界終わる 新しい世界が始まるっていう感じがものすげーしたマシンです。その超無骨な灰色感w 恐ろしくデザインが悪いコドモの出来損ないの夏休みの宿題みたいなマシンなのに、ゾクゾクするほどすげぇスペックだと思いましたね~~~



 プレステはロード時間が長くてムカつくというイメージしかない、CDがカタカタ回るのもなんだかなーだし、すぐ壊れるのもイヤ。カセットをフッ!とすれば必ずいつかは再生してくれるカセットと
傷がついてフリーズしたらもう天国行きというのはスーファミ世代にはちょっと受け入れがたかったですね。Iは断然SONYよりも任天堂派だし。PSでゲーム離れしてしまいました。

 ただスーファミのコントローラーのフラット感とネジ穴に黒い垢と汗がたまるのには閉口でしたが・・・しかし流した汗だけ感動もあったなぁ・・・・



スーファミくらい、ミライを感じさせてくれるマシンには出会ってないですねー、ケータイもラップトップも、まぁこんなものだろうね、って感じで無感動でした。特にパソコンは毎年じわじわスペックがあがるから感動が無いですよね、WINも95から要らない機能が増えてるだけって気もするし・・・ファミコンからスーファミみたいな革命的な進歩ってのはないですねー最近・・・