シリー・シンフォニーでも屈指の名作です。SSでたぶん初めてオペラを基調に作られていますし、作画のスタイルも他とはちょっと違うややリアルテイストです。
ディズニースタジオは1936年ごろから一ヶ月に一本の短編アニメという制作スタイルから、長編アニメ映画を初めて作り始めるわけなんですが、この春の女神にはその映画へとつながってくるようなカットがふんだんに盛り込まれてますね。
特にキャンプファイアを囲んでのラインダンスのシーンがあるんですが、影のシルエットを作画するってのは最近のアニメーターは忘れがちなとこですよね、そっか、影ね、影かくの忘れてた・・って感じ。
あと炎の描写があるんですけど、アナログ作画でこれどうやってやったんだろう?ってくらいうまーく色が変わって行きます、たぶん凄腕アニメーターは1人で徹夜しまくって仕上げたんでしょうねー。恐ろしく手間のかかるカットばっかり、げーすーですまじで。これで清算とれるんでしょうか?・・