っていう感じで見ました、F91。ん~~・・・・、詰め込みすぎじゃないですかね?詰め込みすぎっていうか、なんかちゃんと筋が繋がってないというか、なんか勢いでごまかしてる感じがしますね。2時間映画にするには登場人物を増やしすぎてて、みんなあいまーい、な感じになっています。
元々TVシリーズにするはずだったのが、ボツになって映画にすりゃいーじゃん!ってことでこうなったみたいですが、もっとザシュザシュと切り捨てないといけなかったですね、子どもたちも半分以下でいいですし。なんにせよキャラをもっとしぼっていかないと。マジック7といいますが、主要キャラは7まで、人間の脳が同時処理出来る人間関係は7までだとよく言います。
たしかにその通りで8人とかで遊びに行っても一人ひとりが何をしてるか、なんて把握出来ませんよね。一緒にしゃべるのも7、下手すりゃ5、が限界です。つまり
主人公
ヒロイン
敵
二枚目 (イケメン担当、あるいはおっぱい担当)
三枚目 (名脇役、だいたいこいつの出来がドラマの出来です)
これが基本陣形で、それにプラスする二人しか操作の余地は無いわけです。それが渋いおっさんだったり、ヒロインを増やして三角関係にしたり、おっぱいおっぱい!ってことだったり、あるいはニュートラルなポジション、父親だったり母親だったりの家族もの・・・・てな具合。
作画はややキレイ目って感じ・・しかしデザインはイマイチかなぁ・・・。やっぱ逆シャアがワタシは好きですね。
ガンダムまったく知らないって人におすすめしますと
ファーストガンダム→Zガンダム→逆シャア
っていうふうに見るのがおすすめです、ZZは見ても見なくてもw 一応初期三部作的なことで。しかし今の視聴層にはファーストの作画のしょぼさとかデザインの芋っぽさに拒否反応が出ますでしょうな、美少年、美少女のたぐいもいませんし。Zはあの時代にしてはものすごい作画がすばらしーとワタシは思ってます。けどファースト見てないと続きもわからんし。ファーストは内容とかは全部同じでいいから作画やり直してデジタルリメイクとかにしてほしいですね。
なんか今回はメタルクーラみたいなやつが相手です。メタルクーラはものすげー覚えてんですよねー、あれすごいインパクトがあった。ベジータがツッコんでいってその次のカットでものすげーやられるというシーンには超笑ったw
触手っぽいものがうようよ動くっていうものの初体験だった気がします。でも時系列的にはラフレシアのほうが先なのでメタルクーラがラフレシアをパクったのかも。
メタルクーラはまったく鳥山明色じゃないですよね、あぁいうハードSFチックなのは全然鳥山明の趣味じゃないですもん。
この時代のなんかこってりした感じの色、結構嫌いじゃないです。セル画末期のこってりした色。結構影色に変な色をさしてみたり、コントラストを上げてみたりと遊んだ感じの塗り。普通、の塗りが完成されていて、ちょっとそれを崩してみよーって感じの塗り方なんですよね。ドギツイ配色もあってなんかキレイではないんですが、ねちっこさがあります。今のデジタルカラーにはないねちっこさですね。長時間労働の怨念かもしれませんがw
デジタル作画ってのはそういう、恨みつらみwみたいなのが絵に乗っかりずらいんですよねー、キレイすぎるんですよねやっぱし。鮮やかな色すぎて、呪いがかからん・・・。