2016年9月19日月曜日

2001 フルメタル・パニック GONZO 千明孝一

 これからしばらくまったく見ていなかった21世紀アニメを見ていこうのコーナーが始まります--



ロボットアニメです。学園ラブコメロボットアニメ、こうカテゴライズするとちょーだせーですねw



 やっぱり2001年、まだまだEVAショックが濃厚な時期ですよね、一番濃厚な時期だったかも。EVAの二番煎じ的な、フォロワー作品がどばーっと作られた時代です・・・が、でもこれは大事なことなんですけど。

 大衆が二番煎じを望むんです。

クリエイターがパクりたくてパクってるってのはまぁそぉいう場合もありますけど、ユーザーのほうが二番煎じを願うものです、大衆ってのは必ず保守的ですから(大衆が革新的だったら、それが新しい保守思想となるわけ)、斬新なものばっかり見せられたら疲れてしまいます。真新しいものは疲れる。ちょっと落ち着け!って感じなんですよね、END OF EVA、とかがあって、うわー・・・、って感じのところで21世紀になり、テロで激震が走り。ってわけでなんか食傷気味、このアニメは薄く対テロ、KGBみたいなのと戦うヤツなんで、時期的にちょっと難しかったでしょうね。


 EVAの遺産、負の遺産も正の遺産もありましょうけど、ロボットの動物っぽいアクションってのは相当影響がありますね、昔のロボットはロボットっぽく動いてました、そりゃロボットなんだからね。けどEVAは胴回し回転蹴りみたいなのをしたり、四つん這いになったり、肉弾戦が多いのですよね、EVAはロボットじゃないよ!みたいなクソみたいな話はどうでもいいですw

 なんであんなにナイフが短いのか意味わかんなかったですが。その流れでロボットは、バキーン!ガシャーン!げったぁトマホォオオオクって感じじゃなくて、グルルゥ、ワォー!バキィーン!っていう感じになったのですねw


 ラムダシステムなる精神力で防御壁を生み出せるのですが・・・これはさすがに露骨にパクリすぎでは・・・・リアルロボット的なシナリオでありながら最後は愛と友情でイッケェ!!って感じですー・・・。まっ、たいがいのロボットアニメがそうなんですけど。


EVAと違うのは3DCGと中国作画が取り入れられておる。でもまだまだ実験段階ッて感じですね。ちゃちぃです。潜水艦・・・。


 あとキャラデザがダサい気がする、ガンダム系の作画、ん~・・・ワタシの趣味かもですが・・。
 照れ線っていうのですか、頬に照れの線をいれてるんですがそれを黒線にするとすごくダサい。



 こういう軍モノってやつは、軍のことを知ってるよ、って感じでシナリオが書かれてるんですが、実際はんなわけあるかい!とかなんでやねん!!みたいなののオンパレードです、まずさっきも書きましたけどマシンガンの命中率が異常に低い。主要人物は何でかしらないけど、今は殺さねえ、みたいなことで捕虜にとられて生き残る。

 もーいい加減それやめにしよーぞってワタシは主張しておりますw やられたけど命だけは助けてやる、救出作戦!!っていうやつ。

 捕虜を生かしたりなんかしねぇっつの。悪役のキャラがブレブレ。某テロリストでもそうだったように暗殺ミッションで生け捕りにしようなんてーことは無い。KGBにいたっては学校ごとぶっ飛ばすんですもん、テロリストを生かしておくなんてないないない!!それは向こう様もおんなじ。