2017年1月16日月曜日

2015  二十歳  イ・ビョンホン

 韓国映画です、監督のイ・ビョンホンはあのイ・ビョンホンとは違うものなり。


 20くらいの若者の青春映画っていうやつなんですが、日本にはありそうでないですよね、日本はもう随分前から女子高生ブームで、あらゆる映画の主人公はだいたい女子高生、アニメはもちろん女子高生なり、女子高生以外人間に非ずという有様。


 けどアイドルブームとかいうけど実は日本のアイドルブームなんて70年台からずーーーーっとでして、ようするにはロリコン大国なんです。でも日本だけじゃなくて結構世界的なことですけどね、それにしたってもうちょいオトナ、女子高生ばっかしってのはどうなんでしょう。


 台詞回しが決めてでして、この監督は台詞回しが上手い脚本家あがりらしくて、たしかにセリフの感じは上手いと思います。殆ど9割下ネタなんですけどw ちょっとおもろいです。途中からシリアスな感じになるのかなーと思いきや、結構あっさりしてて、最後までかるーい感じで見れますので、軽ーい気持ちで見れます。でもなかなかリアリティもあって、ヒットするのもわかるっていう感じ。三人の若者が主人公なんですがそれぞれの夢が、漫画家、映画監督、トレーダーってのも日本と変わらんなーって感じ、だた兵役があるってのが爆発的に違いますけどね。




 重たい映画も最近はちょっとしんどくなってきましたものねw そういう時代の流れなのかも。重たい映画に食傷気味、やれ貧困、テロ、病気、障害、汚染、汚職、そんなんばっかしじゃんちょっとは前向きなのが見たいってのが時代の流れなのかもしれません。