トロイア戦争を双子の卵から始めることはせず・・物語の核心へと導いていく・・
ホラティウスが、詩の書き方について説明したもので、非常に短い。さすが詩人でして、詩の書き方も、詩になっているっていう感じ。アリストテレスの詩論が論理的であったのに対し、かなり感覚的です。
詩論っていうよりは、詩を書くにあたっての諸注意って感じですかね。
・金銭欲がいったん心を蝕んだなら、一体誰が、詩など作ることを期待できるだろうか・・・
・詩は絵と同じである・・
・凡庸な詩人、は許されない。
・作品を発表するまで9年待つこと、コトバは一旦解き放たれると元には戻せない
・才能と努力は2つで友好関係を築いて初めて機能する、鉱脈が無い所を掘っても何も出ない。
・嘲笑者や追従者こそ、大げさに感動してみせる。