2020年1月28日火曜日

探偵ナイトスクープ おならが出るのは面白い?

https://tver.jp/corner/f0045473


 巷で今話題になってますね、探偵ナイトスクープ。いまはまだTverで見られるので見逃すべからず!!

 昨今のテレビでは考えられない意欲作w

2020年1月25日土曜日

1963 007 ロシアより愛をこめて From Russia with Love

 映画では第二作、小説では第5作らしいです。

 タイトルを聞いたことがあるヒトも多いのではないでしょうか?

 いかにも007っていう感じのストーリーです

色仕掛けの女スパイが現れ、ロシアの秘密警察、さらに黒幕であるスペクターが暗躍する・・007は女スパイと恋に落ち・・・


 っちゅーやつですね。

 オチは言いませんけど、女スパイが現れる・・・っていうのはオチがもう完全に一種類しかないですよね、ロボットが味方になって・・・というのとおんなじ、絶対にあのお約束のオチですやんっていう。


 けどもこのロシア・・、は007シリーズでもおそらく人気作なんでしょう。忠臣蔵的な、期待してるやつが、期待通りに出てくるっていう、やつだから。

 あと舞台がイスタンブールからオリエンタル急行に載ってザグレブ、ベオグラード、ベニスと珍しいロケーション、ソフィア大聖堂やら地下水路など、オリエンタルで不思議な雰囲気が魅力です。
 あとまぁヒロインもいかにも欧米人が好きそーなタイプの女です。

2020年1月24日金曜日

1985 ランボー/怒りの脱出 Rambo: First Blood Part II

 ランボーの第二作、この第二作で大ヒット映画となったようです。

 いやおもちろ・・・。


 おもちろ、ですねこれは。アクション映画として相当よく出来てます、ワタシはアクション映画にストーリーなんて必要ない派なので、このストーリーの殆どないところも好感が持てます。

 あと妙に画力、がありますね、撮影監督を褒めるべきなんでしょう、もちろんいろんな問題があって、難しいところもあったみたいですが(ミサイル飛ばせない、とかバルカンを撃てないとか)それはCGで処理出来ない80年代あるあるですね。リアルにミサイル飛ばせるわけねーもんな・・・。

 でもやっぱNOCGってのは臨場感が違います、これぞハリウッドアクション。ハリウッドでしか絶対作れない映画。

 別にコメディ的な要素はなんにもないんですけど、なぜか笑えます、そんなやられ方するぅ!??みたいなとこかな?あとむちゃくちゃしやがる!!っていうランボーの暴れっぷりもなんでかしらないけど笑いがこみ上げてくる。爆破も景気がいい!やったるぜぇ!!っていう爆破をしてますw


 やたらと、なにかこだわりを感じるな、と思って調べてみると、この映画、脚本がジェームズ・キャメロンなんですね、なーるほどね! だから派手さを追い求めたガジェットづくりじゃなくて、妙に僕らなが大好きなあの銃、あの飛行機、あの武器、っていうふうにミリタリー好きが好きそーな小道具が出てくるし、たしかにジェームズ・キャメロンの感じ、ってのが随所にふんだんに出ています。こりゃヒットするわって感じですね。
 
 ジェームズ・キャメロンって本当によく仕事する。ハズレがあまりないアメリカ人ってすごい珍しい。

2020年1月20日月曜日

1962 007 ドクター・ノオ

 映画007シリーズの第一作。

 実は小説シリーズでは第6作なんですね。

 第一作ながら、最初の007シリーズおなじみのアレ、とか音楽、はすでに完成していて、完成度高いなぁって感じですね、今こそ、センスの高さが光るっていうのか。
 本物志向 の60年代らしい出来栄えです。

 映画の中身は、うそーん、とかなんでじゃ!!みたいなことのオンパレードなんですが、まぁそれはご愛嬌ってとこですかね。

 ボンドのスタイル、っちゅーのはかなり特殊ですよね、スパイなんですけど、なんていうのでしょうか、ひょうきんもの、ユーモアがあって、紳士で、無類の女好き。ルパン三世のモデルは明らかに007から来てるんですね。

 本当のスパイはボンドみたいにかっこよくねぇし、面白い事も言わないでしょうし、女たらしでもないでしょう。とにかく仕事よりも女、けれど下品ではなく、あくまで、粋に、スタイリッシュに、これが007のやり方ってわけです、ここが他のアクションものと007シリーズの一番の違いなんでしょう。


 1962年なんでもちろんCGのかけらも無いのですが、逆にそのレトロさが、作るの大変だったろうな、って感じを受けますし、場所、とアクションがミックスされてます。昨今のブルーバックものって場所、とアクションが乖離してますよね、もちろん実際には無いもの、だから乗ったり触ったり出来ないんです。昔のアクションはちゃんとセット作ってるから乗ったりすべったり叩いたり、できる。

 実はこのアクションと背景のミックスってのがアクション映画の一番の肝、だとワタシは思うものなり。

2020年1月17日金曜日

2002  スコーピオン・キング

  ハムナプトラシリーズ、のスピンオフみたいな映画。でアクション映画です。お気づきかと思いますがお昼のロードショーシリーズ

 いやぁ、なんにも残らない映画ですねw だがそれが良い。これでもかっていうくらいストーリーがなくて、アクションばっかり。 
 ワタシはアクション映画ってのはこうあるべきだと思いますね、お話が長い!!ってのが多すぎる、特に会話が長いってのはダメです。可能な限り、会話ってのはないほうがよい、説明も。


 アクションっていうか映画全体として、ふるーいハリウッドアクションですね、ワタシはスーパーヒーローが

 うぉおおおおおおおおお!!!!

って気合ですべてを解決するよりも、ふるーい、バキバキドカン、なアクションのほうが好きです、わかりやすくいうとインディ・ジョーンズの2ぐらいのアクション感。

 これセットどうやって作ったんでしょう?割とカネをかけて作られた映画なのか、本当にあぁいう街があるんでしょうかね?

 今お昼で007映画全シリーズ放送というすごい企画をやってますね、ふむ・・これは長い戦いになりそうだぜ・・・。

 あとテレ東さん、可能なら刑事コロンボを再放送シて下さい。

2020年1月16日木曜日

2015 The SpongeBob Movie: Sponge Out of Water スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!

 スポンジボブの映画です。

 スポンジボブってのはアメリカのクレヨンしんちゃんみたいなポジションでしょうか。
みんなが見れるようなアニメ。
  なんていうのでしょう、もっと斬新というかナンセンスっていうのか。


 この映画はかなり最近のスポンジボブで、かなりぶっ飛んでます。

 昔なつかしの2Dアニメ・・では全然なく、2Dアニメありつつ、実写ありつつ、3DCGありつつ・・・その合成ありつつ・・と、技術的なだけでもかなりのぶっ飛んだ映画で、内容もいつもスポンジボブ風のやーつ。

 でも面白いですね~。見るヒトを飽きさせないし、ぽかーーーん、って脳みそ稼働0で気楽に見れる。
 
明るい。

 最近明るいってのは大事だと思いますね。明るければいーんですか!?ってとある芸人が言ってましたけども、そりゃ明るいほうがいいに決まってます。99%の人間は明るい人間のほうが好きですからね。テレビもビジネス、他人の人気があってなんぼ、暗いやつより明るいやつのほうが良い。内容なんか空っぽでも。
 
 実際内容、って何?って話です。内容があるものって何だ?って話。環境問題が深刻だってのを訴えてれば内容あり?どうせ誰がどんな作品を作ったって環境はよくはならん。どんなにそれができが良くて素晴らしくても、何も変わらん。コトバ、では何も変わりません。
 だからコトバ、や表現は内容がなくて明るいものがいいんだと思うようになりましたね。本当に何か変えたいと思うなら、ただひたすらに、実弾を籠めろってことです。(カネを稼げってことね) 

2004 incredibles  ミスターインクレディブル

 ピクサーのヒーローアニメです。

が・・・。

 割と批評の評価は高いです。

 でもどうかなぁ、ワタシは前半の80分くらいいらないと思いますね、バサーーーっとカットできる。長すぎますこのアニメ、2時間もあるんですもの。
 
 アニメに限らず、長い映画、ってのは非常によろしくない。90分が限界ですね、特にアニメって低年齢層が多いわけで長いのは良くないですよね。

 ただいつの間にか長くなってしまうってのはよくあることで、ここがこうしないとつながらない、とかそこ削ったら後半のあれが意味わからん、など作ってしまったら割と尺を食っている・・みたいに。

 プロットとしては、ヒーローがいらなくなったしまって、ヒーローを引退していたが、ある事件が起こって・・っていうやつ


 このヒーローなのに社会からあまり受け入れられず・・・っていうのを20世紀に入ってからハリウッドはずーーーーーっと作ってますね、Xmenから始まって、マーベルヒーローもの、アヴェンジャーズ、バットマン、そのたもろもろヒーロ映画、全部この、単純な勧善懲悪じゃない、ヒーローものってのをやってます。

 ハリウッドってやつは、売れるものを作るだけで、志とかはないもので、こういうのが売れるからずっとその路線なんですが、オーディエンスは一体何を気に入ってずっとヒーロー映画を見てるんですかね?
 ワタシにはあんま理解出来ぬ・・・

 ついにはヒーローに飽き足らず、悪役の苦悩ってことで、ジョーカーっていう映画をやってましたが(見てないですが)、う~む・・・。
 まぁ一方日本でも猫も杓子も異世界、異世界言うとります、アメリカはヒーローヒーロー、日本は異世界異世界・・・


 要するに、戦争もの、が作れなくなったから、その代わり、なんでしょうね。いい加減第二次大戦は死ぬほどこすったけれど、他にそれに変わる新しい戦争のネタがないので、こういうことになっとるというわけだとワタシは思ふ。

2020年1月14日火曜日

1996  ミッション:インポッシブル

元ネタ回収シリーズ

 天井から吊り下げられてピター!!ってやつです。

実際見てみると、なんか、プロットはめちゃくちゃですね。まぁスパイ映画ですし、そんなプロットなんてしっかり見てるやついねーだろってことなんでしょう。


 アクション、は96年なので、ふるーーーっっっ!!!ってのもあるし(パソコンでかっ!!)、逆に斬新なのもありますね。色々アクションは凝ってると思います。水槽が爆発するのは、相当難しい撮影やったと思いますね。
 そんなわけあるかいな・・・ってのもありつつ。これってスパイ大作戦を一応原作にしてるんですね。
  
 それにシリーズ6まで出てるの?全然知らんかった、スパイ物ってのは人気があるんですねぇ・・・

2020年1月12日日曜日

2014 クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

 クレしん映画、第22作。

 しんちゃん映画、たまに名画を生み出すことで有名。

やっぱり一番有名なのは オトナ帝国、ですね。

 ワタシはオトナ帝国めっちゃ好きです。めっっっっったに泣かないワタシが映画で泣いたものね。

そいで感動路線、みたいなのと、いつものしんちゃん、コメディ路線みたいなのが出来た感じだと思うのです、オトナ帝国、の次の戦国・・は完全に感動路線。

 このロボとーちゃん、は感動、とコメディ、が非常にマッチしてる作品だと思います。すごいバランスが取れてる。面白いし泣ける、っていうエンタメ映画の王道を行っております。

 感動も押し付けがましくなく、くさくなりすぎず、軽いタッチとテンポ感ってのを失わないように出来ております。


 総じて、よく出来てます、昨今のアニメ映画ではひじょーーに良く出来てる。ファンだけしか見ないような、美少女、ゲーム、マンガ原作のさらに読んでるヒトしか知らないアナザーエピソード、みたいな見る人完全限定のアニメ映画ばっかりの中で、コナン、ポケモン、どらえもん、しんちゃん、はずっと映画やってますけども、その中でもしんちゃん映画チームは優秀ですね、どんなヒトが見ても面白いようにって作ってる、それってむっちゃ難しいんです。コナンはコナンでなんか別な方向にすごい進化してますけども・・・

2011 Captain America: The First Avenger キャプテン・アメリカ

 元ネタ回収シリーズ マーベルの5作目

キャプテン・アメリカ、なんて日本で知ってるひとほぼ0だと思うのですけど、それも当然の話で、アメリカ人にしか面白くないタイプのヒーローですからね。愛国主義者。パトリオット、ですから。
 日本でいうと・・誰でしょうかね、楠木正成伝、みたいなことかなぁ?海外のヒトは興味ないし、日本のヒトでも相当な尊王派しか興味ないでしょう。


 でもこの映画、今までのマーベルの中ではワタシ的には一番おもしろかったですね、別に脚本とかが優れてるわけでもないんですが、むしろ、えぇ~~?っていう感じなんですが、舞台が第二次大戦、ってことなので、ハリウッドらしくカネをかけて当時のものをたくさん集めております、それを見るだけで楽しい。戦中っぽいファッション、ってだけでも見る価値があると思います。

 アメリカ人としても当時が一番輝いてたっていう自覚があるのかもしれませんね、大勝利っていうのは最後だったのかもしれませんし。


 映画としては、タイトルにもある通り、アベンジャー、へのプロローグっていう感じで作られていて、この映画単体としては、はぁ?っていう感じであります。

2020年1月8日水曜日

2016 ポケットモンスター サン


ポケモンはじめました。

SUN。

今!??って話なんですけどね。ワタシはでも流行の最先端を追いかけるのが嫌っていう天の邪鬼なタチなので今がSUN、のはじめどきでしょう。


まず初めにこれだけは言っておきます、ポケリフレでなかよし度、をあげること!
これ今作非常に見落としてしまいがちなのですが、なかよし度を上げると育ちやすくなるので必須。今作、敵のレベル帯が高くて、なかよし度をあげないと、敵のほうがレベルが高い、っていういつもなら起こらない状態になります、これは結構厳しい。タイプ一致じゃない弱点で一撃で落とされるときちーです。

 あともう一つ、ポケモンを50匹集めてハカセに見せると、経験値が増える「しあわせたまご」をもらえます。上記の通り、敵のレベル高ない!?ってなるのでこれは重要アイテム、知らないとまず見逃す。

今回も色々な要素が加わってますが、沖縄を舞台にした島々、が舞台でして、島をめぐって島巡りをして試練に挑戦していく、というかなりストーリーもいつのもやーつ、とは違っております。
 Z技なる、一回限りの必殺も使えるようになりました。

 いきなりビビるのですが図鑑がしゃべるようになりました、ロトムというポケモンが中に入ってるのです。ってかロトムもしゃべってるやん、ポケモンはしゃべらないっていう概念がいきなり崩壊(まぁニャースはしゃべってるからね)
 図鑑が次に行く場所を教えてくれるガイド機能がついてこれはなかなか便利。
あと秘伝技の代わりにポケモンライドなる機能になり、いちいち秘伝技担当ポケモンを連れる必要が無くなりこれも便利に。ひとつだけ問題があるとすれば「なみのり」のひでんマシンが無いってことですね、ポケモンでなぜか一番使う技「なみのり」が無いので(マルチで全員こうげきできるからね)なかなか苦労します。


 あとタイプ別の相性が全面的に入れ替わりました、弱点ばっかりで弱い、っていうタイプ’(草、格闘、炎など)が見直されて、エスパー、みたいに強タイプは弱体化、全体的に平均化されてる感じを受けます。だからいつもの感じでわざを出すといまいちみたいな、あれー?ってなります。

 ワタシは最初のポケモン猫にしましたが、これが弱いw 序盤中盤めっちゃ苦労するので、大人しくギャラドス育てましょう。ポケモンは迷ったらギャラドス育てれば間違いない。けど三段進化すると、まったく違うポケモンになります、猫・・?ほのお、あく、タイプ。御三家ポケモンであくタイプになるのは初めてなのでは?
 なんとヒールポケモン、いや主人公ポケがヒール・・・?


  シナリオなんですけど、個人的に、今回からポケモンのシナリオの方向性が切り替わった気がします。リーリエというヒロインの役割がかなり大きくなって、主人公というよりはリーリエの物語って感じですし

 ポケモンってまず実家の近くに
「科学ってすげー・・・」
 って科学の進歩によって、こういうことができるようになったよ、っていうワタシが名付ける、科学おじさん、がいるのが通例でした。
 今回いません。

  科学はいいものだ、というのは、戦後には常識になっていました、60年代、70年代のものを見ると、科学って最高じゃん!未来はどんどん明るい!!っていうポジティブシンキングにあふれています。が、世紀末になると、科学の進歩が人類を滅ぼすっていう終末論が隆盛してきて、どの媒体でも、素直に
「科学ってすげー!」
って言うものは少なくなりました。だからポケモンの科学おじさんは、古き良き時代の生き残りみたいな感じで新鮮な響きがしたものです。

 ですが、今回はそのポケモンまでも、科学って・・・本当にヒトを幸せにするか?っていう懐疑的な様相を呈しています。舞台も南国の島々で、科学よりもポケモンと一緒に協力していくほうが良いのじゃないか?っていうアンチ科学、のスタンスが強い。悪いやつらももちろん科学者。

 それは時代的にもそうなってきているという気が本当にします、便利になったって、楽しくはなるとは限らない。
 今レコードの売上が伸びてるみたいです、サブスクだとなんか音楽に無関心になってしまう、それひじょーーにわかる。どうも心に残る、ものが無い。
 車も自動運転、になると逆に車離れが起きるみたい。
他にも、ミニマリスト、がアメリカでも流行ってるらしいです、物をあんまり持たない、あのアメリカ人がですよ?まぁジョブズが流行らせたんですけども、アメリカのライフスタイルの真逆を行くというスタンスだったのに、それがメインになってきている。
 特にワタシはゲームでそれを感じるのですよね・・面白くなってる・・か?ソシャゲとか、PUBG、フォートナイト、みたいなネットゲームが流行りですけど・・、なんかゲームとしてはつまんなくなってる気がワタシはするのですけどね。もちろんグラフィックとかは格段に進化してるし、ネットでみんなでできるってのがすごいのですけど、システムとしてのゲームはなんかペラペラになってる気がする・・・いやこんなのスーファミであったよ、しかもスーファミのほうが面白かったやつじゃんって思う。

 このポケモンってやつは、少しずつ改良を重ねていますが、基本的システムは25年間まったく変わっておりません。海外の紹介だと、クラシックなゲーム、伝統的ゲームって言われてます、それでもやっぱ今年一番話題になったのは剣盾だと思いますし、クラシックだからこそ、売れてるんだろうなって気がする。

 世紀末の時の、科学終末論は、実感がない、概念だけのものだったけれど、今の、科学に対する不安感ってのは、実感を伴った、肌にまとわりつくようないやらしいものです。



  ちなみに今回の悪いボス的なやつは、自分の好きな物さえあればいい、美しいモノ以外存在しちゃいけない、ワタシの望むものだけの世界があればいい!!っていう感じで社会をこう変えたい、とかこういう世界にしたい、という「理想」がない、ただの自己中。というまさしく、今、を象徴したような存在。ポケモンチームやっぱ鋭いですよねぇ。

2020年1月3日金曜日

1924 矢の家 メースン the house of arrow

 これもまた黄金時代の著名な作品。

  が、ワタシはあんまし好きじゃない部分がたくさんありましたね。

・まず主人公のワトスン役の男が、あまりにもアホすぎて、ちょっとわざとらしい、物語を進行させる為とはいえ、あまりにも馬鹿すぎて、冷める。

・美少女、に頼りすぎ。これは時代的なものかもしんないけれど、結局のところかわいい女の子は絶対正義で、命に変えても守らないといけない、という騎士道精神が古臭すぎる。ドン・キホーテじゃあるまいし、美少女の為なら、もちろん死ぬ、みたいな人間、現実にはいません。
 ともかく全編を通じて、カワイイは正義!ポンポンポーーン!!みたいなノリなので、胸糞悪い。
 けれどこれが、この本が人気な理由なのでせう。世間はとかく、ポンポンポーーン!のほうが多いのですし。
 ミステリーには必ず、謎の美少女、あるいは年を取らない美しい未亡人が絡んでくるっていう悪癖を生み出してしまったのかも。あとお金持ちと、でかいお屋敷、ですね。けど、現実的に、美少女もお屋敷も未亡人も、まず存在しないし、リアリティがなさすぎるぜ。


 文句ばかり書いていますが、100年も前の作品なのに現在まで残ってるのですからもちろん良い点もたくさんあります。ホームズテイストのアクションが強めであり、スリリングな解決ですし、話の展開も巧妙。
 
 がトリックはいわゆる禁じ手に属するもの、というかこの作品は禁じ手のオンパレード。まぁ禁じ手ってやつは、最初に出された時には斬新なもの、として登場するわけで、そのあと、あまりにも強すぎるって禁止されるわけで、当時は禁止ではなかったんでしょう。
  もちろん種明かしはしませんけども、少なくとも夢オチでは無いです。 

2020年1月2日木曜日

2019 ベストアルバム

 さてこの時期になるとだいたいの音楽メディアで今年のアルバム50、とか100とかってやってるものですが、このブログも今年の音楽を総括。

 割と今年はビッグネームのアルバムが出ましたね、Coldplay  , bon iver , kanye west, chemical brothers、james blake など・・

 コールドプレイに関しては、これは駄作。

ボン・イヴェールは、まぁまぁの出来なんですが、ワタシ的にはちょっとかっこつけすぎてないかい?って思いますね。アフリカの音楽に影響を受けてうんぬん・・。
一般的に、説明しだしたら音楽は終わりです。ごちゃごちゃ言い出す。これはスペインの民族ダンスが・・環境問題が・・サンゴが・・イルカが・・、キリストが・・・ってな具合。うるせぇ!!w
 ミュージシャンは音楽に集中するべきですね。

 カニエの新作もまさにそれ、ジーザスが・・キリストが・・・っていう完全にそっちに行ってしまっておって、こりゃ・・・あかんで。


 ケミカル・ブラザーズ、これはなかなかGood。しかしまったく90年代の音楽ですね、変わらんなぁ~~、でも良いことは良い。保守的だろうが良いものは良い。


 だいたいのランキングサイトでいくと、ラナ・デル・レイ、タイラー・ザ・クリエイター、ビリー・アイリッシュ、FKA twigs あたりがトップということで。

 簡単に言うと、ハズレですね。

 なんでしょうか・・・、疲れてるのか?って感じですね。なんだこのラインナップは。全体的にボソボソしゃべってる、感じの強い2019でした。