日本のゲーム歴史でも最初期に近いロープレ。ワタシがプレイしたのは2003年のPS2リメイク。
リメイクと言っても、2003年のPS2としては恐ろしくレトロルックなシンプルゲームです。
2Dマップと3Dダンジョンで構成されてますが、3Dダンジョンは1マスずつ進むのではなくて、ぬるーーーーーっと滑るように移動するのが特徴。
このファンタシースターが後のあの、オンラインゲームのファンタシースターオンラインになるわけですが、ゲーム性はまっっっっっったく違う。
スペースファンタジーロールプレイングゲームと公式が名乗っています。がSF要素は宇宙船とかがあるだけで、内容はペルセウスの盾だの、メデューサ、ドラゴン、などギリシャ神話に題材が取られていたりして、SF感はほとんどガワだけにしかありません。まぁ1987のスーパーレトロゲームなのでそこを詰めるのは酷っていうもの。
難易度はひじょーに高い。デゾリス星、という最後の星に入ってから敵が馬鹿強い、回復ポイントめっちゃ少ない。メガテンみたいにレベルアップするとMP回復するっていうボーナスも無いので、ダンジョンでまともに雑魚と戦ってたらいつまでたっても進めない。MP回復の手段ももちろんほぼ皆無。
主人公の逃げるが成功する魔法があるのですが、これが生命線、とにかく雑魚からは逃げて、ボスまで温存するっていう方法。この後半の雑魚めっちゃ強いってのはドラクエ2みたいなバランスですね。正直レベル上げまじ必須。
あとオートマップ機能がなくて地図もない、あるのはミニマップを表示するアイテムのみ。そのアイテムが切れたら詰み。とにかく爆買いして持っておくしかない。めっちゃ不親切、これがレトロゲーム。
ただダンジョンはウィズとかメガテンみたいにぐるぐるとか暗闇とか、落とし穴とかいやらしいトラップでてんこ盛りってことはなくて割とシンプル。
久々にむずいロープレやったって感じですね。うわーこのいちいち敵強い感じ久々だわ・・って感じです。
あととにかくMPの消費が多いです、ベホマラー的な魔法しかほぼ回復手段はないのですけど、MP消費45!? MPがせいぜい300とかなので、6回くらいが限度。そしてエンカウント率もバカ高い。だいたい5マスで敵に当たる。
主人公がとにかく良い魔法覚えないってのもある。シビアですねー。
あとドはまりポイントなのですが、このゲーム
何回も話しかけないとフラグが立ちません
それを忘れるととんでもないことになる、誰かとあったら、何回も話しかけまくる。これは絶対です。
ほいで古いゲームのクセにボリュームかなりあります。ライトゲーマーにはデゾリスの冬は超えられないだろうね、とにかくクソ面倒なルートなんだから。
クリスタル、というアイテムを2個装備した組み合わせで必殺技が出せます、コラボという。だいたいは一回きり。
サンダーストームという魔法が馬鹿強くてボスでも数ターン麻痺させます、強いというか正直これ無しではブラックドラゴンとかにほぼ勝てない。だからこれを知らないとやばいことになります。
なぜかラスボスは弱いが、ラスボス手前の二人のボスが上述の通り、サンダーストーム無しではむちゃくそ強い。1ターンで二人消されることもある。