2023年5月12日金曜日

2016 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(原題: Captain America: Civil War)

   キャプテン・アメリカとありますが、内容はキャプテンの映画ではなくて、アヴェンジャーズ総登場のアヴェンジャーズ映画です。さらにスパイダーマンやら新キャラも続々登場していよいよカオスって感じの映画。

 二時間半もあって、すぐに詰め込みすぎだな、とわかるのですが、まさにその通り、いろんな話をぶっこみすぎていて、どういう映画なのか?と言われても説明するのに相当時間かかるタイプの映画となっておる。



 ようするには、キャプテンとアイアンマンの二人の陣営にアヴェンジャーズが真っ二つに対立してしまうっていう内ゲバの話ですね。それはポスターにすでに描かれているのでネタバレでもなんでもない。



 アクションなど、色々派手で、面白いシーンはたくさんあります。ただプロットというか全体の物語というと、ちょっとなんか、スッキリしないというか、ん~~~???って感じですね。スッキリ爽快アクション活劇、って感じじゃないし、ん~~・・・なんかちゃうなぁって気がワタシはしましたね。


 要するには、スーパーヒーローが活躍してるところで、市民が犠牲になってるよ!っていう話なんです、ウルトラマンが戦ってる間に建物壊された!!みたいな話。それ言うかね、タブーに踏み込む、みたいな話ですが、全然釈然としませんね、いやいや、全員好き勝手なこと言いすぎだろ。って感じしかしない。ほいで困ったら家族が殺された!です、それしか無いのかって感じがするなぁ。


 家族が殺された!っていう動機の悪役はなんか、小物すぎるきらいがある・・・、あと悪役の俳優が全然悪い人っぽくない、普通すぎる。ディオみたいな悪のカリスマみたいなののほうがやっぱいいよね。