2023年5月2日火曜日

1987 デジタル・デビル物語 女神転生  1995 旧約女神転生

  メガテンシリーズの原点。どうやら小説が原作?らしい?

私がプレイしたのは、スーファミでリメイクされた、旧約女神転生。


 1でありながら、ほとんどシステムが完成してるのにびっくりしますね、ウィズスタイルの3DダンジョンRPGですが、悪魔と話して仲間にする、さらに悪魔を合体させて強くする。

 

 基本ポケモンもメガテンと同じゲームだといえます、メガテンのほうが悪魔合体できるからシステム的には高度。


 だたもちろん1ですので、仲間にできる悪魔も少ないし、悪魔はレベル固定で、さらに合体させての能力引き継ぎとかもない。とにかく強い悪魔は強い。基本はガシガシレベル上げて強い悪魔を作る、というガシガシレベル上げゲームです。


 こういうガシガシレベル上げゲームが好きな人はアトラス信者であり、そういう単純作業がキライな人には向かないゲームです。

 私は無心になってレベル上げするのは結構好きなタイプ。


 ダンジョンやボスは、アトラスクオリティでして、普通のゲームに比べるとむずい。3Dダンジョンというのが初心者お断りなところがある。ガキンチョにはレベルが高い。


 戦闘バランスは、まだまだひじょーに荒削りです。どういう計算式なのかわからないですが、武器が弱いといくら力が高くてもまったくダメージが入らない。レベル1のときは最低レベルの雑魚にすらまったくダメージが入らない。1も入りません、当たらない。

 とにかく攻撃が当たらない、ってのもメガテンの特徴で、基本当たらないです。当たりやすい武器もある。

 回復手段はほぼ魔法しかない、MP切れは死です。MPを回復する手段もおまけていどしかない。

 物理ダメージは武器の固定ダメージに対するつよさ、の掛け算(あるいはレベル差が影響??)なので、武器の固定ダメが低いとつよさがいくら高くてもダメージは1っぽい。


 敵の魔法は脅威で、序盤敵のザンで即死です。ノームが出てきたら死にます。今のロープレでいくと、序盤にこんな即死確定の雑魚が出てくるのは非常にバランス悪いですけど、それがこの時代のゲームです。 

 終盤になって強い武器が手に入るまで、主人公は肉壁です。ユミコと魔物の魔法だけが頼り。最終盤になってくると今度は魔法はまったく効かなくなり、主人公最強の武器がほぼダメージソース。


 ボスはアギ系は反射ってのがひじょうにいやらしい・・・、っていうか魔法はほぼ効かない。メガテンシリーズではお約束のタルカジャ重ねがけですが、初代ではそこまで攻撃力は上がらない。けど使わないとまったくダメが入らない場合もあるので必須。

 基本的にこのレベルまで上げて、この魔物を作らないと倒せない、という明らかなレベルシーリングが存在します、戦術でどうにかなる可能性は0に等しい、会心の一撃を狙うくらい。


 攻略も、ボスには特定アイテム持ってないと勝てない、ってことが多いのですが、ダンジョン隅々まで探してフラグ立てないといけないので、攻略情報としては難易度バカムズと言えます。ただ大昔の3Dダンジョンと違って、オートマップがあるのだけは救い。

 手書きでマップ書かないといけないゲームは極度のゲーム廃人以外さすがにやれません・・・


 あとこのゲームの謎システムとして、空中都市を移動させてダンジョンを移動するのですがあまりにも説明不足。意味がまったくわからない。

 とにかく船長に話しかけて、街を動かし、エレベータで一回に行ってまっすぐ出ると移動したダンジョンへと入る。


 全てのダンジョンはなぜか縦一列につながっているという意味不明な構造をしている。言葉で説明してもまったくわかりませんが、そうだとしかいいようが無い。ただでさえ3Dダンジョンでわかりにくいのに、この街移動システムが倍意味わからなくしている。


 あと雑魚の数が異様に多くてさらにHPも高いので一回の戦闘でめっちゃ時間かかることも・・、RPGとしてはひじょーにムズと言えるかも。雑魚が8体とか出てくるとまじで萎える。そして特に状態異常系のラミアとかはまぢで原辰徳です。


 なんにせよシリーズ原点、なのにひじょうに完成してますね。当時としてはすごい出来だと思う。