マッドハウスのアニメ映画。ワタシみたいに葦プロダクションの映画版と間違えないように。
元は小説、のようです。この内容小説で伝わる???
とにかく作画がむちゃくちゃ気合が入っています。めっちゃくちゃ描き込みがされている、かといってリアルというわけでもなく、耽美的っていうのか、ヴィジュアル系っていうのか、独特のスタイル。
この川尻善昭っていう人はこういう作画スタイルが好きのようです。めっちゃくちゃ描くの大変だなぁっていう絵柄ですね。アメリカで先行上映されたってのも頷ける、あっちのコミックっぽいですかね。しかしとにかく死ぬほど作画大変だったと思いますね。よくそんな予算があったなぁ・・・。
しかしだいたい画面がくらーいので、あんまりよく見えないのと、ストロボシーンだけはやめてほしいです、目がやられる。ポケモン前夜??まだストロボが禁止されてない時代だったっけ?2000年って?
2000年なのであと画質がちょっと荒いのがもったいないですね。
ワタシあんまこの川尻善昭って人をよく知らんので、調べてみましたが、あんまし監督としての作品は取ってない、でも今だに現役で絵コンテとかやってるようです、呪術廻戦とかめちゃくちゃ最近のアニメもやっている、まだまだ現役、70近いジジィのようです。たしかに絵はひじょーに上手いです。好き嫌いは分かれる絵面ですけど。
映画の内容は、小説読んでないワタシみたいな初見には、どういうこと???どういう世界観やねん!?っていう??ポイントが多数。なんか幽霊みたいになるやつとか、バルバロイという超能力を持ったモンスターとか、最後にはチェイテ城からロケット飛び立ったりとか・・・
これだけ聞くとハチャメチャスチームパンクみたいな話ですが、舞台設定は、未来、の話なので、SF吸血鬼物語ということのようです。中世の話、と思って見ていると、はぁ!?ってなる。
しかしとにかく作画がすばらしーので見てみるべき作品ですね。