2023年11月16日木曜日

1996 フロントミッションシリーズ  ガンハザード

 フロントミッションシリーズの続編ですが、いきなりまったく違うゲームへと変化して、派生ゲームということになったゲーム。1の次にいきなりスピンオフが出るという珍しいタイプ。


 フロントミッションはシュミレーションでしたが。このゲームはバリバリのアクションRPG。ステージが短くて育成要素の多いロックマンって感じですかね。

 これ本当にスクウェアのゲーム??っていうくらいスクウェア感0のゲーム。重装機兵ヴァルケン、というのを昔制作したチームをまるごとひきぬいたのかなんなのか知らんがそれがスクウェアで作ったということみたい。


 こういうアクションロープレって楽しいけどすぐ終わるってのがネックです、ロックマンがまさにそれ。

 このゲームはそれに挑戦するかのようにアクションロープレなのにかなりボリュームがあります、相当なやりごたえあり。2Dのアーマードコアって言えばいいのかもしれない。よってかなりの良ゲーといえますね。アクションゲームでボリュームを出すってのはとにかく大変なのです。アクションゲームの敵一個作るのにロープレのザコの50倍くらい労力がいると見ていい。



 かなり強化、育成など攻略に幅がききます。ロープレ、なので、育成すれば難易度は高くないし、回復アイテムがあるのでゴリ押しがききますが、後半何の前触れもなくいきなり敵が紫色になって強敵になり、それまでまったく使わなかったシールドやダッシュでの回避が必要になります。それまで結構ヌルなのでちょうどよくなる感じでしょうか。でもまじでいきなり難易度が急変するので、えっ!?進むとこ間違った?ってなります。


 敵の死んだ爆風でダメージを受けるってのがこのゲームの一番のキモでこれで一番ダメージをくらうと言ってもいい。下がりながら撃つのがいいのですがこれがなかなか操作性悪くてなれないとむつかしい。あと銃の上下の打ち分けもなんか操作性が悪い。わざとなのかもしれませんが。そうじゃないとサブウェポンの出番が無いので。


 ほいでラスボスが嘘みたいに強い。まじか???ってくらい強いです。さすがこの時期のスクウェア。これまでアクションロープレだったのに急に弾幕シューティング始まった?ってくらいの強さ。特に武器が弱いと正直ダメージがまったく入りませんのでそこで試合終了です。ラストステージを出入りして、武器育てないとダメ。あとこれも一応隠しですが、ドラグーンという機体を買うのもあり。サブウェポンのスロットが増えるのがでかい。

 ラスボスが攻撃されると反撃する、という仕様なのでこれまで最強だったショットガンも相性が悪い。ナパームがオススメ。攻撃できるタイミングが少ないので単発威力のナパームでいきましょう。

 ふざけんな!勝てない!って人は隠しショップでスパークガンを買うと楽勝で勝てますがさすがにこれはずる。でも普通に戦うとラスボスはまじで強い。アクション苦手な人だとクリア不可能かもしらん。スパーク以外になにかサブウェポンが通用するのかしら??


 あまり他に似たものが無いゲームなので、続編を待ち望む人が多いみたいですし、キャラの人気も高い。FM1、2が最近リメイクされたのでガンハザのリメイクもありえるかも。ただもうこういう2Dアクションを作れる人材がいないのでは?みんな3Dアクションばっかり作ってるからもうこの手のゲームの作り方を忘れたのではないかい?


ちなみにこのゲーム、わたしはパッケージがすげーダサいと思う、天野喜孝デザインなのですが、主人公の顔これであってるか???天野氏は正面から人を描けない人間だと思う。明日のジョーと同じ。

 

 ヒャア!続編が我慢できねぇ!!