ワタシはテレビより断然ラジオ派なんですが、ここでワタシが今まで聞いてきた番組からオススメを紹介!
1松本人志の放送室
ワタシはこの番組であっ!このヒト自分よりも面白い、っていう体験を初めてしました。自分よりも圧倒的に面白いヒトに出会うという衝撃。自分が世界一おもしろいと思ってる勘違い高校生や芸人志望にオススメ。あっ笑いってこういうことか・・っていうすごい勉強になる番組、CDなども出てるので手に入りやすい。この番組を面白く無いと思うヒトは、はっきり言ってそいつが面白くないとワタシは断言出来ます。
2雨上がり決死隊べしゃりブリン
表記が正しいかわかりませんけどこういう番組。雨上がり決死隊、実はホトちゃんがボケなんだ、っていうのがわかるし、ギャラクシー兄さんこと宮迫氏、の実力がわかる番組、やっぱ面白い芸人が残るのだなぁと思います。あと下ネタがゲスくないのが良い。残念ながら現在手に入れるのは相当難しい。
雨上がりの良くないところはおカネ好きでラジオよりもテレビを優先するところ・・・
3ケンドーコバヤシのてめおこ
ケンコバの1人しゃべり番組、ケンコバは面白いのですけど、良い人すぎて先輩に遠慮するところがわるとワタシは思うものなり。あと面倒見が良いので後輩にも話をふってしまう、これも良い人すぎるところですね。ケンコバはゲスなことを言うようで、ヒトの悪口などを言わない、侍です。下ネタとゲス、は全然違う。
YTでググれば動画が・・・。
ケンコバは現在TENGAのラジオと、MBS?関西のラジオもやってますが、TENGAはFMなのでリスナーのネタがめっちゃレベルが低くて、まじかよ!?ってなるのと、MBSのごっちゃ煮、みたいなたくさんのヒトでしゃべるラジオはハッキリいってグラビアアイドルとかが邪魔でしかないです。このMBSのラジオ、大人数でしゃべるという番組、頭おかしいんか?って思いますね、アイドル入れておけばその分の数字が取れるだろうっていう発想なのか、意味がわかんないですね、ラジオなんて大人数でしゃべったら音がかぶって聞きづらいだけなのに・・・キャストは千鳥とか野爆とか面白そうなのに番組つまんなすぎだろっていう・・文句が止まらないのでこのへんで・・・。
4 さよなら絶望放送
打って変わってアニラジ。この番組からアニラジにハマり初めたというひともかなりたくさんいるハズ。アニラジ・・・奥深い、きちんと作り込まれていて、制作の情熱を感じます。ニコ2に動画が・・・
5 金田朋子のミニミニミクロ幼稚園
実はワタシのお笑いのツボは天然です。放送室などはダラダラ話してるようで、その裏で脳みそがクルクルカタカタと綿密に構成をしてるのがわかりますが、カネトモ先生のしゃべりはまったく脳みその音が聞こえないというか、でもワタシは天然の面白いヒトのラッキーパンチが、どんな作り込まれた笑いよりも結局面白いと感じるみたい。ニコ2で聞けるかも・・・
6バンプ・オブ・チキンのポンツカ
ワタシがただにバンプのファンなのもありますけども、トークもすごい面白いです。特に昔のほうのポンツカは下ネタオンパレードでめちゃくちゃであり、藤原先生はほぼ休みでたまに秀ちゃん1人だったりと番組の体裁をなしてなかったりしますw まさに中学生の部室。最近はバンプがメジャーになりすぎてたり、ちゃんとメンバー揃ってたりときちんとした番組になってちょっと残念。ネットで聞けます。たぶん20年くらいやってる超長寿番組。
7有吉弘行サンデーナイトドリーマー
これはゲスな笑い、のほう。ワタシはこういう芸能ネタ、ゴシップネタはテレビを全然見ないので芸能人を知らないのであんまし面白くないんですが、しかし替え歌があったころ、たぶん2015年くらい?まではおもしろかったです、替え歌が著作権関係で禁止になってあたりから面白くなくなってしまいました・・・、そして番組当初のほうもアシスタントがクズで面白くなく、特定の時期だけすごい面白いという特殊な番組
8宮川賢の知ってる24時
確かこんなタイトルでした。タイトル間違ってるかも。ニュースをいぢる番組、のパイオニア、今ではこういう番組腐るほどありますけど当時はなかった。乗ってる時期の知ってる24時はすごかった。サトケンだっけかという放送作家と、なんか若い女の子と結婚した変なキモいおじさん放送作家がすごいリサーチをしていて、放送作家って大事やなぁと思った番組
9 くりぃむしちゅーのANN
これも固定ファンがすごい多かった番組ですが、3年くらいで終わってしまいました、数字が悪かったのか・・?ネタのクオリティはえげつないくらい高かった。このハガキ職人たちは何者?っていうくらい、大仏ネタ、からのハネは異常な盛り上がり。なんで数字がわるかったのかというと、やっぱり面白すぎたのかも・・。
ハナシソレますけど、ごっつをやってた頃、高須ちゃんたちはもっともっと面白く出来る、やろうぜ!っていう感じになってたところを偉い人に、それくらいにしとけ、面白すぎるとすぐに終わってしまう。と言われたらしいです、当時はその意味が理解出来なかったけど、だんだんとそれがわかってきたとのこと。
確かにそうで、面白すぎるってのはやっぱ続かないものなんですよね、結局ごっつもバリバリに面白かったのは2年?くらい、空中分解してしまいましたね。
10 アニスパ
順番めちゃくちゃですがこれもアニラジの超人気番組、こっからアニラジ、というものが一般化していったと思います。ゼニゲバwの浅野さんは、♀でありながら下ネタもこなせるし、しゃべれるという、非常にレアな存在。♀なのにしゃべれるというのは本当に希少で、野沢直子以来だという気がします、サービス精神があるのですね。ヒールが出来るというのはサービス精神があるってことです。鷲崎氏も、たとえツッコミが鋭角に決まってコンビニのバイトから、声優業界1の司会者に上り詰めましたね。
いろんな声優やら番組を紹介してくれるので、この番組がターミナルとなって、ファンを誘導していくという本当に登竜門的な番組でした。
11 玲緒っぽいラジオ
これも杏花というエロゲー声優による番組。この杏花というヒトは、聞いてるこっちがぞわぞわするほどのメンヘラー声優でw だいじょぶか・・・?ってハラハラしながら聞くことになります。ざわっ・・、っていう感覚はこれも他には無いまったく独自のセカイ。ラジオ好きの中ではかなり有名な存在。
番組当初のうそだろ!?っていうくらいのダークサイドからどんどんものすごい速度で番組が成長したり変わっていったりする、唯一無二のラジオです。これはほんとに第一回から通しで最後まで聞いてみて初めて良さがわかります、ニコニコで公式の動画があるので是非。
12 オトメドメイン
玲緒ラジが終わってから始まった杏花の新しいラジオ番組。実はこの番組が宣伝したいだけのためにこの記事を書いているのかも。
とにかく、今までのどのラジオとも違う切り口を持っています、新しい、ラジオの番組です。
まず話題の選び方、みたいなのが、初めてこういうことを耳にする、こういうコトバが吐かれるのを聞くのが初めて、みたいなことばっかりで、なんだかそれだけで笑ってしまいます。本当にラジオの革命児。ここからラジオは変わったっていうマイルストーンになる番組だと思います。ラジオCDでバックナンバーがすべて手に入るので是非。
他にも杏花氏はNTRジ、というなんと同人サークルをゲストに迎えるという番組もやってます、いや、パイオニア精神とどまるところなしかよ。同人声優、みたいなのをフィーチャーした初めての番組です。今までそんなの聞いたこともないです。いずれ同人マンガ家とかもラジオに出てくるのかも・・・。
なんにせよ商業、テレビにしろマンガにしろラジオも、が落ち目になって、同人の時代なんでしょうね。君の名は、の新海誠も同人アニメ監督みたいなのから、天下人になりまして、庵野監督だってもとは大学の同人サークルみたいなのから始まってますものね。
今ではアダルトビデオも同人の勢いがすごいようですし・・・。
////
有名どころなのに落ちてるっていう番組にもコメント
A 深夜の馬鹿力 ラジオ界1の高聴取率番組なのですが、どうもワタシはなんか合わない。典型的童貞ラジオなんですが、このオレは弱いもののキモチわかるぜ、みたいなビジネス童貞がワタシは鼻につく、メディアに出てる時点で勝ち組でお金持ちだし結婚してるのに、童貞いぢめられっこに共感、みたいなのってなんかどうですかね? というかハガキ職人も、童貞のフリしてるビジネス童貞だろうし、この自分を卑下して自虐で笑いをとるってのがワタシは好きでない
B 99のANN これはたぶんワタシが好きじゃないだけ。ゴシップとか芸能ネタ中心でして、ちっともワタシはわかんないのです。ただしジャネット、反町ッス、音羽ノート?みたいな秀逸なコーナーとネタがぽつぽつあってそれを聞き逃すのは惜しい。
C 爆笑問題のJUNK CD田中というコーナーだけはすごい面白いですが、FTとかがテレビのハナシばっかりでほぼスキップしながら聞くことになります、あと固定ハガキ職人が決まっていて、なんか内輪ネタばかりです。JUNKはほぼそんな感じ、ベテランばっかで内輪ネタばかりという気がしまする。
D ハライチのターン 岩井氏のFTだけは面白いですが、他が面白く無さすぎだろっていう状態。岩井氏のFTだけを集めた動画などが上がっていますが、同じように感じてるヒトいるんだw と思ってしまいました。
E オードリーのANN
最初の頃から2年目?くらいまではめちゃんこ面白かった、あのリスナーがハガキ職人やってたころまで。ただし若林氏がだんだん芸能界に染まって人見知りでもなんでもなくなって、急激に面白く無くなった。えっ!?こんなに急に面白くなくなるってことある??ってこっちがびっくりしました。
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余談。
忘れられないネタがあって、前立腺四天王、という有名なハガキ職人がいるんですが、そのヒトの、母親が死んだことを笑いにしたネタがあったのですが、それがものすごい印象に残っています。
母にTENGAを買いに行かせて、違うのを買ってきたのでこれじゃねぇよ!ってキレたら母親が死んだ後に、今度は間違えないようにとTENGAの特徴をメモした紙が出てきた、みたいなネタでした。
まぁ作りネタなんですけど、いやなんだこのネタ!?天才かよ!と思いましたねw
2018年6月30日土曜日
1910 石川啄木 時代閉塞の現状
閉塞感、という流行り言葉、を最初に流行らせたのはこの作品であると言われています。
何かというと、疲れている現代人、疲弊している現代人、閉塞感のある時代、ということが言われますね、決まり文句となっている。日常生活に疲れた現代人に癒やしを与える・・・云々かんぬん。
でもワタシはそれはほんとかよ?って思いますね、だって現代人はかなり休んでいます、高度経済成長時代とか、戦前、の人間のほうが疲れています、長時間労働、劣悪な労働環境などなどなど、めちゃくちゃ疲れて、バタバタ死んでいってた、現代人はそれに比べれば疲れてないですよ、だって死んでないもの。ってワタシは思っています。
社会の格差、就職難、経済的困難、それも全部昔のほうがひどかったです、階級の固定化、そんなの大昔からそう。比べる対照として、一番経済が活発で最高に良かった時代、つまりはバブルの初期、と比べるんです、そりゃそこに比べたら今は良くないかもしれないけれど、平均点でいったら絶対トップいくつに入るくらい恵まれている時代です。ミライが無いとか希望が無いとか、そんなのいっっっつもそうです、そんな幻想がある時代が特殊なだけです、リベラルデモクラシーは終わった。いや、そんなもの最初っから無いよってワタシは思うのですけど。
と一通りワタシの考えを述べてしまいましたが
石川啄木の時代、が現代に非常に似通っているというお話なんですね。この論文自体は非常に読みづらいです、この時代特有のコトバの定義に振り回されてばっかりで、内容が全然ないです。
でも注目すべきところもたくさんあります、特に文学で表現されてる主義、とか主張が、直接、自分の生き方とかと結びついているという感覚、がへぇぇと思いますよね。今の時代、フィクションと現実を結びつけるのは典型的なダメなヒト、という扱いがされてますが、この時代は真逆で、文学と人生がシンクロしていて、現実に適用不可能な文学、は文学のほうが間違ってるのだという発想なんですね、そりゃみんな貪るように文学を読み込むハズです。
そして確かに、なんでフィクションは現実にあてはめてはいけない、現実には人畜無害、関係ありませんっていうことを言わないといけないの?なんで現実とシンクロした創作をしてはいけなくなったんだろうって思います
話を閉塞感に戻しますと、それは現代、に特有のことでも、たまたま啄木の時代がそうだったわけでもなくて、ずっとこの
不況ー就職難ー災害 (*今ココ)ー戦争ー財政崩壊ー破産
というサイクルを資本主義社会は繰り返してるのですよね、実は戦争、が重要なんではなくて、破産、がその結末なんです。戦争の原因は、殆どの場合、借金です。宗教だの人種だの、っていうラベルが張られていますが、ほんとに?っておもって探ってみると、宗教とか人種っていうのを名目とした、ようするには経済戦争なんです、経済戦争じゃない戦争なんて無いってワタシは思う。
それは2500年前のギリシャの時代からそう、プラトンが同じようなことを言ってます。
戦争を避けるにはどうすればいいか?答えは非常に単純、借金をしなければいいのです。つまりは無理ってこと。
借金をなぜするか?ってことなんです、そりゃあカネが無いからですが、カネが無いと誰かを(自分を含めて)助けられません。ようするには借金をしないためには、見捨てればよいのです、自分を見捨てる、つまりはカネがなくなったら仕方ないと言って自殺する、誰かが死にそうでも、借金出来ないから、と言って見捨てることができれば借金をしないですみます。
国家規模でもそう、誰かが死にそうでも、国は借金出来ないので誰も助けません。とすれば財政負債がたまることなんてありえません。
けどそれは戦争で誰かを見捨てたり殺したりするのと何も変わらないですよね?だから借金をして戦争を引き起こすというわけ。何もしないで死ぬこと、見捨てることを受けいれないから。
それって当たり前の話で、誰だってそうします。
別な流行りで、「君たちはどう生きるか」という小説をマンガにしたものが結構売れています、これも同じようなことを言っておって、どうやって軍国主義とかを回避できるかって話ですが、ハッキリいって、無理、です。
若者の意思とか努力云々で、この戦争のサイクルを止められるというのは、ずーっと失敗され続けてきて、無理じゃん、ってことを何度も手ひどく思い知らされて来たわけです。
なんだか適当な綺麗事を言って若者にありもしない希望を抱かせるのは、卑怯です、綺麗な嘘は下劣です。
無理なものは無理、無理なのだ、という現実を認めること、それが理性です。
それでもどうしてもそんなはずないって思うなら、社会が軍国主義化したり、戦争を回避するためには、財政負債をなくさないといけない、よってカネを出してくださいと誰でもいいから頼んでみればいいと思います。たったそれだけのステップで、何が可能で何が不可能なのか理解出来ます。
何かというと、疲れている現代人、疲弊している現代人、閉塞感のある時代、ということが言われますね、決まり文句となっている。日常生活に疲れた現代人に癒やしを与える・・・云々かんぬん。
でもワタシはそれはほんとかよ?って思いますね、だって現代人はかなり休んでいます、高度経済成長時代とか、戦前、の人間のほうが疲れています、長時間労働、劣悪な労働環境などなどなど、めちゃくちゃ疲れて、バタバタ死んでいってた、現代人はそれに比べれば疲れてないですよ、だって死んでないもの。ってワタシは思っています。
社会の格差、就職難、経済的困難、それも全部昔のほうがひどかったです、階級の固定化、そんなの大昔からそう。比べる対照として、一番経済が活発で最高に良かった時代、つまりはバブルの初期、と比べるんです、そりゃそこに比べたら今は良くないかもしれないけれど、平均点でいったら絶対トップいくつに入るくらい恵まれている時代です。ミライが無いとか希望が無いとか、そんなのいっっっつもそうです、そんな幻想がある時代が特殊なだけです、リベラルデモクラシーは終わった。いや、そんなもの最初っから無いよってワタシは思うのですけど。
と一通りワタシの考えを述べてしまいましたが
石川啄木の時代、が現代に非常に似通っているというお話なんですね。この論文自体は非常に読みづらいです、この時代特有のコトバの定義に振り回されてばっかりで、内容が全然ないです。
でも注目すべきところもたくさんあります、特に文学で表現されてる主義、とか主張が、直接、自分の生き方とかと結びついているという感覚、がへぇぇと思いますよね。今の時代、フィクションと現実を結びつけるのは典型的なダメなヒト、という扱いがされてますが、この時代は真逆で、文学と人生がシンクロしていて、現実に適用不可能な文学、は文学のほうが間違ってるのだという発想なんですね、そりゃみんな貪るように文学を読み込むハズです。
そして確かに、なんでフィクションは現実にあてはめてはいけない、現実には人畜無害、関係ありませんっていうことを言わないといけないの?なんで現実とシンクロした創作をしてはいけなくなったんだろうって思います
話を閉塞感に戻しますと、それは現代、に特有のことでも、たまたま啄木の時代がそうだったわけでもなくて、ずっとこの
不況ー就職難ー災害 (*今ココ)ー戦争ー財政崩壊ー破産
というサイクルを資本主義社会は繰り返してるのですよね、実は戦争、が重要なんではなくて、破産、がその結末なんです。戦争の原因は、殆どの場合、借金です。宗教だの人種だの、っていうラベルが張られていますが、ほんとに?っておもって探ってみると、宗教とか人種っていうのを名目とした、ようするには経済戦争なんです、経済戦争じゃない戦争なんて無いってワタシは思う。
それは2500年前のギリシャの時代からそう、プラトンが同じようなことを言ってます。
戦争を避けるにはどうすればいいか?答えは非常に単純、借金をしなければいいのです。つまりは無理ってこと。
借金をなぜするか?ってことなんです、そりゃあカネが無いからですが、カネが無いと誰かを(自分を含めて)助けられません。ようするには借金をしないためには、見捨てればよいのです、自分を見捨てる、つまりはカネがなくなったら仕方ないと言って自殺する、誰かが死にそうでも、借金出来ないから、と言って見捨てることができれば借金をしないですみます。
国家規模でもそう、誰かが死にそうでも、国は借金出来ないので誰も助けません。とすれば財政負債がたまることなんてありえません。
けどそれは戦争で誰かを見捨てたり殺したりするのと何も変わらないですよね?だから借金をして戦争を引き起こすというわけ。何もしないで死ぬこと、見捨てることを受けいれないから。
それって当たり前の話で、誰だってそうします。
別な流行りで、「君たちはどう生きるか」という小説をマンガにしたものが結構売れています、これも同じようなことを言っておって、どうやって軍国主義とかを回避できるかって話ですが、ハッキリいって、無理、です。
若者の意思とか努力云々で、この戦争のサイクルを止められるというのは、ずーっと失敗され続けてきて、無理じゃん、ってことを何度も手ひどく思い知らされて来たわけです。
なんだか適当な綺麗事を言って若者にありもしない希望を抱かせるのは、卑怯です、綺麗な嘘は下劣です。
無理なものは無理、無理なのだ、という現実を認めること、それが理性です。
それでもどうしてもそんなはずないって思うなら、社会が軍国主義化したり、戦争を回避するためには、財政負債をなくさないといけない、よってカネを出してくださいと誰でもいいから頼んでみればいいと思います。たったそれだけのステップで、何が可能で何が不可能なのか理解出来ます。
2018年6月29日金曜日
1942 年 の 太宰治 恥 一二月八日 待つ律子と貞子 新郎 正義と微笑み 水仙 小さいアルバム 花火
恥
貧乏キャラで宣伝をしている作家を揶揄した作品
一二月八日
日本が真珠湾攻撃を仕掛けた時の気持ちを、妻の視点から描いた作品、これについて語ろうとするとすごく長くなるので割愛。
待つ
1942年の作品は当たり前ですが、一様に戦時下、の色彩が強くなるわけですが、これはまさにそういう作品であり、短い短編だけれど、そこに詰め込まれたアイデアの量ははちきれんばかりという太宰の天才的手腕が出ている作品です。
律子と貞子
大人しく冷静な姉か一途で活発な妹のどちらを嫁にすべきか、というギャルゲみたいな話です。
新郎
これもまた戦時下のお話。太宰はもちろん、戦争を支持してますが(そうじゃない作品を発表できるわけないので)、嘘は無いと思います。今、戦争反対、と言っている人々には、想像力が欠落してますので、短絡的に、戦争は良くないと言えますけど。実際、知り合いや仲間、友達が、次々と出征して、戦っている状態で、戦争は良くない、なんて言えるわけがないとワタシは思います。これから出征するヒトを前にして、ワタシは戦争反対だ、なんて、言えないです、まともな神経してたら。
そして聖書からの引用が格段に増えました、それもさもありなん。たぶんこの時期、日本人は一番聖書を読んだと思います、岡本喜八の肉弾、という映画で、面白くもなくつまらなくも無い本はないか?戦争に持っていくんだ、面白いとすぐ読んでしまうから、というセリフがあったと思います。確かにワタシも、聖書に如くは無いと思います、聖書か、今ならブリタニカ大百科の電子版ですね・・電池が切れる恐れがあるけど。
正義と微笑み
女生徒、ではなくて、男子中学生、を描いた作品。旧制の学校制度はややこしくて、よくわからんですが、ともかく受験生の心持ちを描いています。
途中、漱石の「明暗」、についての描写があります・・暗い、暗い小説だ・・・終わり無い地獄だ・・・
なるほど、と思いました。漱石の最晩年の作品、「道草」、そして「明暗」、ははっきりいうととっても面白くない、読むのが苦痛みたいな作品なのですが、それが狙いだったんだ、とはっとしましたね、終わり無い地獄、反吐が出るほど苦しい、日常ってやつを、漱石は書いてたのかもしんない。天才は天才を知る、ですね。
全然おもしろくないにもかかわらず「道草」の終わりをなぜかちょくちょく思い出すことがあります
「何も終わることなんてない、面倒なコトや苦しみは永遠に続く・・」というめちゃくちゃネガティブな終わり方なんですが、それが頭のどっかに刻まれてるんですね。全然面白くない名作ってのがあるものです、今の世界にそういう作品の居場所はないでしょうなぁ。
この作品、太宰にしては結構な大作で、私小説、でもありません。つまり太宰としては私小説じゃない創作の傑作を作ろうと腐心しているのですが、ところどころキラリとするところはありますけども、全体として方向性がバラバラになっていて、失敗しています、そしてどうも漱石風、な感じがします。仮想敵として漱石が想定されてる、私小説じゃない創作小説として漱石を勉強したっていう感じです。所詮二番煎じ感が否めない。
たぶん太宰は、あぁ自分には、創作小説を描く才能が無いってのを自覚したと思います、自分には私小説か、短編を描く才能しかないんだってことを、それだけで十分な才能なんですけど、やっぱヒトは自分には無い才能が欲しいイキモノなのですよね。
芥川も長編を描く才能に恵まれてませんでしたけども、同じ道をたどることになりました。
水仙
果たしてフェイクか、本当か、ある貴婦人の堕落譚。ゾクゾクするような怖い話しです・・・。
小さいアルバム
随筆的作品、この作品から帰去来、故郷、と連作のような形になっています、写真をもとに過去を振り返る
帰去来
お世話になったヒトの進めで断絶していた故郷へと帰るという物語・・・
故郷
さらにその後、母が危篤になったことにより、もう一度故郷へと帰るという物語。ワタシは家族モノっていう話がでぇ嫌いなんですが、太宰の手にかかると、さすがという感じ、終わらし方が特に秀逸です。
花火
戦後、1950年台の小説みたいな妙なノリを持った作品、謎、が多く。・・・ぅえっっ?っていう終わり方をします。
貧乏キャラで宣伝をしている作家を揶揄した作品
一二月八日
日本が真珠湾攻撃を仕掛けた時の気持ちを、妻の視点から描いた作品、これについて語ろうとするとすごく長くなるので割愛。
待つ
1942年の作品は当たり前ですが、一様に戦時下、の色彩が強くなるわけですが、これはまさにそういう作品であり、短い短編だけれど、そこに詰め込まれたアイデアの量ははちきれんばかりという太宰の天才的手腕が出ている作品です。
律子と貞子
大人しく冷静な姉か一途で活発な妹のどちらを嫁にすべきか、というギャルゲみたいな話です。
新郎
これもまた戦時下のお話。太宰はもちろん、戦争を支持してますが(そうじゃない作品を発表できるわけないので)、嘘は無いと思います。今、戦争反対、と言っている人々には、想像力が欠落してますので、短絡的に、戦争は良くないと言えますけど。実際、知り合いや仲間、友達が、次々と出征して、戦っている状態で、戦争は良くない、なんて言えるわけがないとワタシは思います。これから出征するヒトを前にして、ワタシは戦争反対だ、なんて、言えないです、まともな神経してたら。
そして聖書からの引用が格段に増えました、それもさもありなん。たぶんこの時期、日本人は一番聖書を読んだと思います、岡本喜八の肉弾、という映画で、面白くもなくつまらなくも無い本はないか?戦争に持っていくんだ、面白いとすぐ読んでしまうから、というセリフがあったと思います。確かにワタシも、聖書に如くは無いと思います、聖書か、今ならブリタニカ大百科の電子版ですね・・電池が切れる恐れがあるけど。
正義と微笑み
女生徒、ではなくて、男子中学生、を描いた作品。旧制の学校制度はややこしくて、よくわからんですが、ともかく受験生の心持ちを描いています。
途中、漱石の「明暗」、についての描写があります・・暗い、暗い小説だ・・・終わり無い地獄だ・・・
なるほど、と思いました。漱石の最晩年の作品、「道草」、そして「明暗」、ははっきりいうととっても面白くない、読むのが苦痛みたいな作品なのですが、それが狙いだったんだ、とはっとしましたね、終わり無い地獄、反吐が出るほど苦しい、日常ってやつを、漱石は書いてたのかもしんない。天才は天才を知る、ですね。
全然おもしろくないにもかかわらず「道草」の終わりをなぜかちょくちょく思い出すことがあります
「何も終わることなんてない、面倒なコトや苦しみは永遠に続く・・」というめちゃくちゃネガティブな終わり方なんですが、それが頭のどっかに刻まれてるんですね。全然面白くない名作ってのがあるものです、今の世界にそういう作品の居場所はないでしょうなぁ。
この作品、太宰にしては結構な大作で、私小説、でもありません。つまり太宰としては私小説じゃない創作の傑作を作ろうと腐心しているのですが、ところどころキラリとするところはありますけども、全体として方向性がバラバラになっていて、失敗しています、そしてどうも漱石風、な感じがします。仮想敵として漱石が想定されてる、私小説じゃない創作小説として漱石を勉強したっていう感じです。所詮二番煎じ感が否めない。
たぶん太宰は、あぁ自分には、創作小説を描く才能が無いってのを自覚したと思います、自分には私小説か、短編を描く才能しかないんだってことを、それだけで十分な才能なんですけど、やっぱヒトは自分には無い才能が欲しいイキモノなのですよね。
芥川も長編を描く才能に恵まれてませんでしたけども、同じ道をたどることになりました。
水仙
果たしてフェイクか、本当か、ある貴婦人の堕落譚。ゾクゾクするような怖い話しです・・・。
小さいアルバム
随筆的作品、この作品から帰去来、故郷、と連作のような形になっています、写真をもとに過去を振り返る
帰去来
お世話になったヒトの進めで断絶していた故郷へと帰るという物語・・・
故郷
さらにその後、母が危篤になったことにより、もう一度故郷へと帰るという物語。ワタシは家族モノっていう話がでぇ嫌いなんですが、太宰の手にかかると、さすがという感じ、終わらし方が特に秀逸です。
花火
戦後、1950年台の小説みたいな妙なノリを持った作品、謎、が多く。・・・ぅえっっ?っていう終わり方をします。
final fantasy ⅩⅢー2
FFⅩⅢ の続編です。続編というよりファンディスクって感じですかね。
まえがき
冒頭いきなり、前回の主人公ライトニング姉様はヴァルハラに閉じ込められて戦乙女となり終わりなき戦闘をしているという、おっと!超展開!っていう感じで、ゲーム全体の流れも時空を旅して様々な未来や過去をタイムトンネルを抜けながらミライを変えていく、っていう、相当なハチャメチャ設定となっています。コトバだけで説明すると、中2のライトノベル好きが考えたあいたたたぁ・・・っていう感じの小説みたいになっていますね。
けど開き直ってるというか、はじめっから超展開なので、これは超展開、ではなくて超設定、なのかもしれないですね、途中からいきなりハチャメチャになる(これが超展開)わけじゃないので、これはそういうもの、って受け入れれば、ぜんぜん気になりません。さんざんやってきて、最後になんじゃあそりゃあ!?ってなるとがっくり来ますけど、冒頭からぶっ飛んでるので、潔いですね。
////
システム
FFでは非常に珍しい?おそらく初めてじゃないですかね、敵キャラを仲間にして育てて戦う育成ロープで、いっつもメインキャラ主体のFFとは全然違う感じ。さらにBGMも歌ものが多く入っていて、ペルソナっぽい感じになる。
メインキャラがあんまし強くないので、特に後半はモンスターが育ってるかどうかが大事になってます。
続編というだけあって、プレイアビリティ、プレイのしやすさが圧倒的に改善されました、ルーラ的なワープし放題、過去の場所にもスイスイ行ける。
オプティマシフトの(パラダイムシフトと名称変更されました)、のエフェクトも簡略化されてスピード感が増しました。
前回のときにお店、っていうのが無いとそれはそれで寂しい、と描きましたが、やっぱりそういう意見が多かったみたいで、今回はエロいコスプレお姉さんがアイテムを売ってくれます。
ラスボスはフラグメント集めをしてCPが溜まっていればたいして強くありませんが、初見殺し的な技があるのでそれを防げるかどうかです、DDD、というパラダイムをセットしてないというだけで勝負が始まる前に負けです。
オススメモンスター
ATK キチュー どの攻略サイトを見てもこいつしかいないと書いてありましてそしてまさにそのとおり。イベントで手に入るので仲間探しをしないでいいのも便利
DEF ゴブリンチーフ 最重要モンスター。 シンクロ技がDEF系エンハンス全体全部掛け、さらにブラッドダメージを回復と、チートレベルの強さ。こいつがいるおかげで、主人公達のENHは全く不要。さらに主人公たちはヘイスト、フェイスとかのATK系のエンハンスを覚えない、さらに敵にJAMが今回ほぼ入らない、のでENH JAM のロールは全く不要です。ATKもキチューがやってくれるので不要かも。BLA、HEL、DEFを真っ先にカンストさせるべしです。
BLA ダウンプア こいつのシンクロ技はBLA系のエンハンス複数がけでして、ゴブリンチーフと組み合わせれば完璧、さらに素で、魔法攻撃が900くらい行くので、こいつがダメージリソースです。
ともかくゴブリンチーフさえいれば、こっちはほぼ落ちることはなくなります。そのぐらい卑怯なくらい強力です。
ゲーム全体としては、やっぱり所詮ファンディスクっていう感じで、ヴォリュームも少ない(急げば15時間くらいでクリア出来てしまいます)し、浅いです、このゲーム単体の出来はちっともよくありません。ただ三部作なので、途中からやるってわけにもいかずに、バンドル売りみたいなことになっております。
特にワタシは続きモノを途中から見るとかそういうのが出来ないタチなんですね、第一巻、第一話から順番に見れないなら、もう全部見ないっていう方針。コレクター気質というのは、意地でも全部集めようとしますけれどワタシはそれとも違っていて、手に入らないならすっぱり諦めてしまいます。
//////
プロット
主人公が人妻で、いなくなった姉を探し出すというお話です。
主人公が人妻っていうゲームってめちゃくちゃレアなケースではないですか?最終的に結婚するっていうのはよくあるけれど、最初から嫁、で始まるっての。ゲームに限らず、どんなストーリー物でも見たことないですね。
そういうわけで、冒険を通じてだんだん好きになっていく・・、という超お決まりのあれが全然ありません。
もう三部作として完結編が出てるのでネタバレしてるも同然なので言いますけれど、最後は、to be continued... つまり、続く。で終わります、えぇ~~!!って感じ。
まぁもとからワタシは知ってましたけれど。そもそもFF13を初めたのは、知り合いに、FF13-3、ライトニングリターンズ、が面白いよ、って言われたのがきっかけで、LR、をやるために三部作の1,2をやったというわけなんですね。でもこういう感じで続くとは思わなかったですけれど・・・
まえがき
冒頭いきなり、前回の主人公ライトニング姉様はヴァルハラに閉じ込められて戦乙女となり終わりなき戦闘をしているという、おっと!超展開!っていう感じで、ゲーム全体の流れも時空を旅して様々な未来や過去をタイムトンネルを抜けながらミライを変えていく、っていう、相当なハチャメチャ設定となっています。コトバだけで説明すると、中2のライトノベル好きが考えたあいたたたぁ・・・っていう感じの小説みたいになっていますね。
けど開き直ってるというか、はじめっから超展開なので、これは超展開、ではなくて超設定、なのかもしれないですね、途中からいきなりハチャメチャになる(これが超展開)わけじゃないので、これはそういうもの、って受け入れれば、ぜんぜん気になりません。さんざんやってきて、最後になんじゃあそりゃあ!?ってなるとがっくり来ますけど、冒頭からぶっ飛んでるので、潔いですね。
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システム
FFでは非常に珍しい?おそらく初めてじゃないですかね、敵キャラを仲間にして育てて戦う育成ロープで、いっつもメインキャラ主体のFFとは全然違う感じ。さらにBGMも歌ものが多く入っていて、ペルソナっぽい感じになる。
メインキャラがあんまし強くないので、特に後半はモンスターが育ってるかどうかが大事になってます。
続編というだけあって、プレイアビリティ、プレイのしやすさが圧倒的に改善されました、ルーラ的なワープし放題、過去の場所にもスイスイ行ける。
オプティマシフトの(パラダイムシフトと名称変更されました)、のエフェクトも簡略化されてスピード感が増しました。
前回のときにお店、っていうのが無いとそれはそれで寂しい、と描きましたが、やっぱりそういう意見が多かったみたいで、今回はエロいコスプレお姉さんがアイテムを売ってくれます。
ラスボスはフラグメント集めをしてCPが溜まっていればたいして強くありませんが、初見殺し的な技があるのでそれを防げるかどうかです、DDD、というパラダイムをセットしてないというだけで勝負が始まる前に負けです。
オススメモンスター
ATK キチュー どの攻略サイトを見てもこいつしかいないと書いてありましてそしてまさにそのとおり。イベントで手に入るので仲間探しをしないでいいのも便利
DEF ゴブリンチーフ 最重要モンスター。 シンクロ技がDEF系エンハンス全体全部掛け、さらにブラッドダメージを回復と、チートレベルの強さ。こいつがいるおかげで、主人公達のENHは全く不要。さらに主人公たちはヘイスト、フェイスとかのATK系のエンハンスを覚えない、さらに敵にJAMが今回ほぼ入らない、のでENH JAM のロールは全く不要です。ATKもキチューがやってくれるので不要かも。BLA、HEL、DEFを真っ先にカンストさせるべしです。
BLA ダウンプア こいつのシンクロ技はBLA系のエンハンス複数がけでして、ゴブリンチーフと組み合わせれば完璧、さらに素で、魔法攻撃が900くらい行くので、こいつがダメージリソースです。
ともかくゴブリンチーフさえいれば、こっちはほぼ落ちることはなくなります。そのぐらい卑怯なくらい強力です。
ゲーム全体としては、やっぱり所詮ファンディスクっていう感じで、ヴォリュームも少ない(急げば15時間くらいでクリア出来てしまいます)し、浅いです、このゲーム単体の出来はちっともよくありません。ただ三部作なので、途中からやるってわけにもいかずに、バンドル売りみたいなことになっております。
特にワタシは続きモノを途中から見るとかそういうのが出来ないタチなんですね、第一巻、第一話から順番に見れないなら、もう全部見ないっていう方針。コレクター気質というのは、意地でも全部集めようとしますけれどワタシはそれとも違っていて、手に入らないならすっぱり諦めてしまいます。
//////
プロット
主人公が人妻で、いなくなった姉を探し出すというお話です。
主人公が人妻っていうゲームってめちゃくちゃレアなケースではないですか?最終的に結婚するっていうのはよくあるけれど、最初から嫁、で始まるっての。ゲームに限らず、どんなストーリー物でも見たことないですね。
そういうわけで、冒険を通じてだんだん好きになっていく・・、という超お決まりのあれが全然ありません。
もう三部作として完結編が出てるのでネタバレしてるも同然なので言いますけれど、最後は、to be continued... つまり、続く。で終わります、えぇ~~!!って感じ。
まぁもとからワタシは知ってましたけれど。そもそもFF13を初めたのは、知り合いに、FF13-3、ライトニングリターンズ、が面白いよ、って言われたのがきっかけで、LR、をやるために三部作の1,2をやったというわけなんですね。でもこういう感じで続くとは思わなかったですけれど・・・
2018年6月28日木曜日
ワールドカップ ドイツ
いやドイツ負けてるし!!w
アルゼンチンは生き残ってるし!!
まぁ、どうせ最後には1チームしか勝ち残れないのですけども、今回も波乱続きですねぇワールドカップってやつは、これだから面白いのかもですけど。
ワールドカップジンクスってやつで、前回優勝した国は、その次の大会ではすべて散々な結果に陥っているとのこと、ドイツはこのジンクスにやられたというわけですね。
さらに初戦で負けたチームは予選リーグをほぼ確実に突破出来ないということ、これもまたドイツはジンクスを踏んでしまったというわけ。
ブラジル、アルゼンチンもやばげでしたが、初戦は引き分けなので、突破というわけですね、初戦負けはほぼダメなんですなぁ。
そのジンクスでいくと日本は予選リーグ突破できる確率がかなり高いです。
この前は、勝てるわけねーだろ日本!優勝予想はドイツかベルギーだ!などとワタシは言ってましたが恥じ入るほかありませぬw
しかしなんじゃあそりゃあ!っていう展開でしたけどね、コロンビア戦。運ありすぎだろっていう。
ですが、未だに優勝予想はベルギーを支持しておきまする。
アルゼンチンは生き残ってるし!!
まぁ、どうせ最後には1チームしか勝ち残れないのですけども、今回も波乱続きですねぇワールドカップってやつは、これだから面白いのかもですけど。
ワールドカップジンクスってやつで、前回優勝した国は、その次の大会ではすべて散々な結果に陥っているとのこと、ドイツはこのジンクスにやられたというわけですね。
さらに初戦で負けたチームは予選リーグをほぼ確実に突破出来ないということ、これもまたドイツはジンクスを踏んでしまったというわけ。
ブラジル、アルゼンチンもやばげでしたが、初戦は引き分けなので、突破というわけですね、初戦負けはほぼダメなんですなぁ。
そのジンクスでいくと日本は予選リーグ突破できる確率がかなり高いです。
この前は、勝てるわけねーだろ日本!優勝予想はドイツかベルギーだ!などとワタシは言ってましたが恥じ入るほかありませぬw
しかしなんじゃあそりゃあ!っていう展開でしたけどね、コロンビア戦。運ありすぎだろっていう。
ですが、未だに優勝予想はベルギーを支持しておきまする。
2018年6月23日土曜日
2008 ペルソナ トリニティ・ソウル
あまり知られてませんが、ペルソナが一番最初にアニメ化されたのがこのトリニティ・ソウルというアニメでした。一応P3の設定にのっとっていますが、その数年後?みたいなのを舞台にした完全オリジナル脚本です。
あまり知られてない理由は、つまるとこあまり人気が無かったというわけなのですが、なんでそうなのかすぐにわかります。2クール、の構成がめちゃくちゃです。26話も必要ない、13話で全然、むしろ2時間で収められるようなストーリーをずっとやってるという感じで、もたつきが半端ないです。
きちんと構成をまとめたら、内容自体は結構いいものだと思うのですが、26話構成では中身がダルダルです。
前にもたぶん書きましたけれど、TVアニメ、でちゃんと構成をきちんとまとめるってのは難しすぎます、漫画みたいに元ネタがハッキリあれば、漫画自体が構成をやってくれてるのでいいんですけど、オリジナルだと、どんな天才シナリオライターでも、13話もある全体を、かっちりまとめるなんてことは不可能です。そんなのは人間には無理なタスク。
だからまずマンガを書いてみればよかったのかもですね、そのマンガを売らなくてもいいから。そうしたら、前半もたついてんな~・・とか、中盤長すぎ・・・ってのが客観視できると思います、ザザーっと描いていって上手くいくはずない。
何度も言いますけれど絶対2クール必要無かったです。
2クールや3クール必要なストーリーってのはそもそも動画に向いてないとワタシは思います、動画って見るのに体力使うので、集中力が持ちません、連ドラとかでもそうです、後半になったら前半のことは忘れてます。
ストーリーも、アイデアはわかるんですが、なんか・・、コトバで説明しすぎというか、文字コンテだけで考えてない?っていう感じがしてよろしくないですね。終わり方なども、イマイチ・・。あとペルソナが半透明でたぶん3DCG作画かな?で書かれているのですが、ハッキリ言って見づらいです、なんだかよくわからん。
EVAも新劇場版ではほぼ3DCGで描かれている場合が多いんですけど、3DCGでやると、モノ、っぽくなるんですよね、イキモノ感がない。3DCGっていうのは当然作画ミスをしませんから、精確に作画されてしまいます、それって、モノとしては正しいのですが、生気を感じさせません、そっちに曲がるわけないじゃん、っていう物理的正しさ、よりも、線の勢いみたいなのを使わないと、なんか違うって感じがするのですよね、ペルソナもモノ、ではなくて精神の具現化なら、もっとイキモノっぽく描かないといけないと思います。
複雑な形状すぎると、動きが悪くなるのは当然で、複雑すぎるデザインはそもそもアニメーションに向いてないんですよね。
イキモノ感、が大事なものは、デザインを簡略化させて動きで見せるようにする、これがワタシなりのモットー。別にイキモノ、が必要じゃないものはどんどん3DCGでいいと思うんですけど、動くものは手で書こうぜってワタシは思う。
あまり知られてない理由は、つまるとこあまり人気が無かったというわけなのですが、なんでそうなのかすぐにわかります。2クール、の構成がめちゃくちゃです。26話も必要ない、13話で全然、むしろ2時間で収められるようなストーリーをずっとやってるという感じで、もたつきが半端ないです。
きちんと構成をまとめたら、内容自体は結構いいものだと思うのですが、26話構成では中身がダルダルです。
前にもたぶん書きましたけれど、TVアニメ、でちゃんと構成をきちんとまとめるってのは難しすぎます、漫画みたいに元ネタがハッキリあれば、漫画自体が構成をやってくれてるのでいいんですけど、オリジナルだと、どんな天才シナリオライターでも、13話もある全体を、かっちりまとめるなんてことは不可能です。そんなのは人間には無理なタスク。
だからまずマンガを書いてみればよかったのかもですね、そのマンガを売らなくてもいいから。そうしたら、前半もたついてんな~・・とか、中盤長すぎ・・・ってのが客観視できると思います、ザザーっと描いていって上手くいくはずない。
何度も言いますけれど絶対2クール必要無かったです。
2クールや3クール必要なストーリーってのはそもそも動画に向いてないとワタシは思います、動画って見るのに体力使うので、集中力が持ちません、連ドラとかでもそうです、後半になったら前半のことは忘れてます。
ストーリーも、アイデアはわかるんですが、なんか・・、コトバで説明しすぎというか、文字コンテだけで考えてない?っていう感じがしてよろしくないですね。終わり方なども、イマイチ・・。あとペルソナが半透明でたぶん3DCG作画かな?で書かれているのですが、ハッキリ言って見づらいです、なんだかよくわからん。
EVAも新劇場版ではほぼ3DCGで描かれている場合が多いんですけど、3DCGでやると、モノ、っぽくなるんですよね、イキモノ感がない。3DCGっていうのは当然作画ミスをしませんから、精確に作画されてしまいます、それって、モノとしては正しいのですが、生気を感じさせません、そっちに曲がるわけないじゃん、っていう物理的正しさ、よりも、線の勢いみたいなのを使わないと、なんか違うって感じがするのですよね、ペルソナもモノ、ではなくて精神の具現化なら、もっとイキモノっぽく描かないといけないと思います。
複雑な形状すぎると、動きが悪くなるのは当然で、複雑すぎるデザインはそもそもアニメーションに向いてないんですよね。
イキモノ感、が大事なものは、デザインを簡略化させて動きで見せるようにする、これがワタシなりのモットー。別にイキモノ、が必要じゃないものはどんどん3DCGでいいと思うんですけど、動くものは手で書こうぜってワタシは思う。
2018年6月20日水曜日
1941 年の 太宰治 みみずく通信 千代女 令嬢アユ 服装について 清貧譚 東京八景 誰 風の便り 新ハムレット
みみずく通信
ミミズクとフクロウには違いはない由 ズク、がフクロウの意なり
千代女
物書きとしての女性の心情を語る作品也、女性が社会に出たのは、まさにこの戦時下に勤労奉仕をしたことが発端也
令嬢アユ
月の一にしか休みの無い、娼婦との恋を描いた短編也
服装について
どんな服を来ているかというエッセイ、戦前の服装について我甚だ無知也
清貧譚
聊齋志異の短編を本歌取りした物語也 詳細を語らず
東京八景
本文中にあるように、この時期の力作として挑もうとして書かれた作品、わざわざ地方の旅館に籠もって書かれた作品。太宰の20才からの軌跡がダイジェスト版のように綺麗に整理、披瀝されております。
これは一体どういうこと??っていうのをすべて太宰自身がこういうことだ、というネタ明かしみたいなことをしてくれております、作家となった理由、どういう顛末でジャンキーになったのとか、脳病院に収監されたわけ、実家と義絶になった顛末などなど、なるほどねーと首肯させられることばかりです。伝記作家の助けを得ないで、ここまであけすけな自伝をするヒトはないものです。自伝が文学作品にそのままなるというのも稀有な存在ですが。まぁその自伝のすごいこと。
こんなダメ人間は他にいない、と舌を巻いてしまいます。人殺しをしてない以外はほぼあらゆる悪徳に手を出しているとして間違い無い。(心中未遂で恋人だけ死なせてはいますけれど、それは殺人にはならないはず?)人殺しは、場合によっては英雄となりうるわけで、人殺し=人でなしではありません。大量殺人者である偉人などは枚挙に暇がない。が、借銭やら女漁、薬物中毒、で名を残しているのはいわゆる退廃文学者、ディケイダンスの作家だけですね。戦後ならロックスターみたいな生き様です。
ディケイダンス作家の中でも突出してます、オスカー・ワイルド、バイロン、みたいに衆道で警察に捕まってはいませんけど・・・
ディケイダンスっていうのは、実践されたロマン主義ともいえます、実際のリアルなセカイでロマン主義的な行動を起こすと、必ず、社会から排斥される。太宰は最後のロマン主義作家とも言えると思います。太宰自身が自分は無頼派でもディケイダンスでも無いと言ってます通り、確かに作品の、描き方?はディケイダンスのそれではない。むしろアンチディケイダンスで、こういうのは、良くない、と書いているのです。
ニーチェと同じですね、ニーチェは「ニヒリズム」は良くない、と書いているのに、なぜかニーチェをニヒリストだと思っているヒトが多くいます。
この小説、最後は妹の夫の出征を見送る場面で終わるのですが、ワタシは今まで、そうは言っても出征するやつは偉いと思っていました、それに比べて、現代の日本人は徴兵などには大反対で、腐ってしまった、みたいなことを短絡的に思っていたのですが、ほんとはそうじゃないのではないかと最近気づきました。
たぶん今の日本人だって、いざという時になれば、そういう状態に陥れば、そうはあっても、仕方あるまい、と腹をくくって、誰かのために戦うことができるのかもしれない。今まで醜悪で、自己中だった人間も、輝き出すのかもしれない、ただチャンスが与えられなかっただけで、美しい人間を、自分の中に見つけうるのかもしれないと思っています。戦争の時代にだけ素晴らしい人間がいた、というのはどうも信じられないことですから。あるきっかけでくだらなかった日々が宝石に変わる・・・ってこれなんの歌だっけ?
誰
サタンについての物語。サタンは一神教であったユダヤ人が、ペルシャのゾロアスター教の二神論に影響されて、ユダヤ教におけるアーリマンとして形成されたものだという由。
風の便り
2人の作家の手紙のやりとりという書簡形式をとった作品。太宰の文芸論、みたいなのが覗いていて、異色な作品。おそらく現実に元ネタがある作品ですが、なかなか謎解きみたいなミステリアスな感じになっています。アンビバレントっていうのですか。どっちにも取れる、というパターン。
新ハムレット
太宰としては大作の部類ですが、タイトルにある通り、ハムレットを改作するという趣向のため、長さは決まってるわけです。
ただしプロットは本家ハムレットとは全然異なります。こういう形式をなんというのか、対立形式というのか、一方が意見をずらずらっと言って、それをもう一方がずらずらっと反駁する、しかし両方とも本心を隠していて、全員は騙し合いをしている。という形態となっています、本家のハムレットとは全く様子が違います。
しかし何か元ネタを使ったものをやろうと思って、ハムレットを選ぶというところが太宰らしいというかって感じですね。ハムレットなんて、完成された上での完成品、もはや手のつけようのない名作です、普通そこは避けます、だってオリジナルを超えられる気が全くしませんもの。第九とかカラマーゾフ、のアレンジをやろうと思うようなもの。いや、絶対オリジナルが最高到達点に達している・・と思ってしまうものです。
本家ハムレットとの一番の違いはハムレットが完璧な人間じゃないってところですね、オリジナルのハムレットは、たぶんシェイクスピアが、めちゃくちゃかっこいい主人公を描いてやろうっていう企画をもとに作っていると思います、シェイクスピアの創作法ってたぶんそうだとワタシは思っていて、ハッキリとテーマ、が決まっているのです。最悪の状況に追い込まれた、最高に高潔な人間を描こう、悪逆の限りを尽くす、冷血なアンチヒーローを描こう、これが最高の死に方というのはなんだろう、みたいな。
新ハムレットではハムレットは、まったくかっこよくないです、嘘ばっかり言うし、浅はかだし、人間的な欲求にも弱い、芯がなくふらふらしている。オフィーリアもまた、なかなかのあばずれで、自己肯定ばかりしています。
概念が化体して歩いているというスタイルの本家のキャラクターに、現実としての肉をもたせたような感じですね。
ミミズクとフクロウには違いはない由 ズク、がフクロウの意なり
千代女
物書きとしての女性の心情を語る作品也、女性が社会に出たのは、まさにこの戦時下に勤労奉仕をしたことが発端也
令嬢アユ
月の一にしか休みの無い、娼婦との恋を描いた短編也
服装について
どんな服を来ているかというエッセイ、戦前の服装について我甚だ無知也
清貧譚
聊齋志異の短編を本歌取りした物語也 詳細を語らず
東京八景
本文中にあるように、この時期の力作として挑もうとして書かれた作品、わざわざ地方の旅館に籠もって書かれた作品。太宰の20才からの軌跡がダイジェスト版のように綺麗に整理、披瀝されております。
これは一体どういうこと??っていうのをすべて太宰自身がこういうことだ、というネタ明かしみたいなことをしてくれております、作家となった理由、どういう顛末でジャンキーになったのとか、脳病院に収監されたわけ、実家と義絶になった顛末などなど、なるほどねーと首肯させられることばかりです。伝記作家の助けを得ないで、ここまであけすけな自伝をするヒトはないものです。自伝が文学作品にそのままなるというのも稀有な存在ですが。まぁその自伝のすごいこと。
こんなダメ人間は他にいない、と舌を巻いてしまいます。人殺しをしてない以外はほぼあらゆる悪徳に手を出しているとして間違い無い。(心中未遂で恋人だけ死なせてはいますけれど、それは殺人にはならないはず?)人殺しは、場合によっては英雄となりうるわけで、人殺し=人でなしではありません。大量殺人者である偉人などは枚挙に暇がない。が、借銭やら女漁、薬物中毒、で名を残しているのはいわゆる退廃文学者、ディケイダンスの作家だけですね。戦後ならロックスターみたいな生き様です。
ディケイダンス作家の中でも突出してます、オスカー・ワイルド、バイロン、みたいに衆道で警察に捕まってはいませんけど・・・
ディケイダンスっていうのは、実践されたロマン主義ともいえます、実際のリアルなセカイでロマン主義的な行動を起こすと、必ず、社会から排斥される。太宰は最後のロマン主義作家とも言えると思います。太宰自身が自分は無頼派でもディケイダンスでも無いと言ってます通り、確かに作品の、描き方?はディケイダンスのそれではない。むしろアンチディケイダンスで、こういうのは、良くない、と書いているのです。
ニーチェと同じですね、ニーチェは「ニヒリズム」は良くない、と書いているのに、なぜかニーチェをニヒリストだと思っているヒトが多くいます。
この小説、最後は妹の夫の出征を見送る場面で終わるのですが、ワタシは今まで、そうは言っても出征するやつは偉いと思っていました、それに比べて、現代の日本人は徴兵などには大反対で、腐ってしまった、みたいなことを短絡的に思っていたのですが、ほんとはそうじゃないのではないかと最近気づきました。
たぶん今の日本人だって、いざという時になれば、そういう状態に陥れば、そうはあっても、仕方あるまい、と腹をくくって、誰かのために戦うことができるのかもしれない。今まで醜悪で、自己中だった人間も、輝き出すのかもしれない、ただチャンスが与えられなかっただけで、美しい人間を、自分の中に見つけうるのかもしれないと思っています。戦争の時代にだけ素晴らしい人間がいた、というのはどうも信じられないことですから。あるきっかけでくだらなかった日々が宝石に変わる・・・ってこれなんの歌だっけ?
誰
サタンについての物語。サタンは一神教であったユダヤ人が、ペルシャのゾロアスター教の二神論に影響されて、ユダヤ教におけるアーリマンとして形成されたものだという由。
風の便り
2人の作家の手紙のやりとりという書簡形式をとった作品。太宰の文芸論、みたいなのが覗いていて、異色な作品。おそらく現実に元ネタがある作品ですが、なかなか謎解きみたいなミステリアスな感じになっています。アンビバレントっていうのですか。どっちにも取れる、というパターン。
新ハムレット
太宰としては大作の部類ですが、タイトルにある通り、ハムレットを改作するという趣向のため、長さは決まってるわけです。
ただしプロットは本家ハムレットとは全然異なります。こういう形式をなんというのか、対立形式というのか、一方が意見をずらずらっと言って、それをもう一方がずらずらっと反駁する、しかし両方とも本心を隠していて、全員は騙し合いをしている。という形態となっています、本家のハムレットとは全く様子が違います。
しかし何か元ネタを使ったものをやろうと思って、ハムレットを選ぶというところが太宰らしいというかって感じですね。ハムレットなんて、完成された上での完成品、もはや手のつけようのない名作です、普通そこは避けます、だってオリジナルを超えられる気が全くしませんもの。第九とかカラマーゾフ、のアレンジをやろうと思うようなもの。いや、絶対オリジナルが最高到達点に達している・・と思ってしまうものです。
本家ハムレットとの一番の違いはハムレットが完璧な人間じゃないってところですね、オリジナルのハムレットは、たぶんシェイクスピアが、めちゃくちゃかっこいい主人公を描いてやろうっていう企画をもとに作っていると思います、シェイクスピアの創作法ってたぶんそうだとワタシは思っていて、ハッキリとテーマ、が決まっているのです。最悪の状況に追い込まれた、最高に高潔な人間を描こう、悪逆の限りを尽くす、冷血なアンチヒーローを描こう、これが最高の死に方というのはなんだろう、みたいな。
新ハムレットではハムレットは、まったくかっこよくないです、嘘ばっかり言うし、浅はかだし、人間的な欲求にも弱い、芯がなくふらふらしている。オフィーリアもまた、なかなかのあばずれで、自己肯定ばかりしています。
概念が化体して歩いているというスタイルの本家のキャラクターに、現実としての肉をもたせたような感じですね。
2018年6月16日土曜日
2018 ワールドカップ ポルトガルVSスペイン
いやぁ、始まりましたね。
明らかに最初の注目カード、ポルトガル、スペイン。ワールドカップなのにいきなり初戦で隣の国に当たるかね!?っていうゲームでしたが、すごいゲーム展開でしたねー。最近のサッカーって全然ゴールが決まらなくなってて、最初に点入れたほうがだいたい勝つっていうのがおおいのですが、二転三転のすごいゲームでした。いや、いよいよ始まったぜこれって言う感じです。
雨ばっかしでなんのやる気も出ないダメ人間モード発動中なので、これはワールドカップ見るよりほかないです、ワールドカップ休暇とります、アデューw
明らかに最初の注目カード、ポルトガル、スペイン。ワールドカップなのにいきなり初戦で隣の国に当たるかね!?っていうゲームでしたが、すごいゲーム展開でしたねー。最近のサッカーって全然ゴールが決まらなくなってて、最初に点入れたほうがだいたい勝つっていうのがおおいのですが、二転三転のすごいゲームでした。いや、いよいよ始まったぜこれって言う感じです。
雨ばっかしでなんのやる気も出ないダメ人間モード発動中なので、これはワールドカップ見るよりほかないです、ワールドカップ休暇とります、アデューw
2018年6月13日水曜日
1940 年 の太宰治 その2 リイズ 一灯 乞食学生 古典風
リイズ
「日傘のリーズ」というルノアールの絵から来ています。本編を読むとおやと思いますが、本物のリーズも大柄であまり美しくない女性です・・・
一灯
何故か太宰には、灯火だとか行灯だとか、送り火だとか、炎から来ているタイトルが多いのです。なぜかはわかりません。天皇皇太子誕生の日の思い出について書かれています。
「第一級の芸術は常に、希望を与えて、こらえて生きていく力を与えるものとされてきた。芸術家は常にそれを目指してきたが、至難である」
という、わぁ!っていう感じの書き出しから始まります。まさしくそのとおり、最高の芸術と賞賛されてきたものは、希望を与えるものだとされてきました、シェイクスピアしかり、ベートーヴェンしかり、バイタリティあふれるというか、エネルギーに満ちたものが最高とされてきた。しかし、現代にそれを作るのはほんとに難しいとワタシも思います。それは、希望を持った人間、エネルギーを持った人間が少ないからなんだと思います。シェイクスピアの時代というのは、人間のエネルギーが爆発してました、善悪はともかく、ルネサンスですから、人間賛歌というのか、陽のエネルギーにあふれていますね、大航海時代でもあるのですけど、今の現代の人間には、ほぼ死ぬ確率のほうが圧倒的に高いみたいな、大冒険をして世界を一周してみようなんてエナジーを持った人間は本当に少ないと思います。
またベートーヴェンの時代というのは、ロマン主義の時代です、ロマン主義ってのは、古典主義からの脱却、つまりルネサンスから作られてきた、古典、名作、伝統ってやつに反旗をひるがえした、カウンターカルチャーの時代なんです。フランス革命の時代であり、革命の時代、この時代も、とにかくエネルギーが爆発的に社会に充満していました、結果は破滅的になった場合も多いけれど、それにしたってやはり陽のエネルギーに満ちています。
そして2つの世界戦争があったあの時代も、やはり、とにかくエネルギーだけはありました、強烈なエネルギー、はちきれんばかりの、憎悪にしたって怒りにしたってエネルギーに違いありません。
・・・
皇太子の誕生で、日本中が祝祭ムードになっている、という描写は今ではあまり理解できません、泣いて喜ぶ人もたくさんいたとか。でも、そうか、とも思いますね、なんか人間のキレイな部分をクローズアップする出来事っていうのか、良い部分が見えるイベント、みたいなものがあったんだよな、と思います。天皇は現人神である、っていうのは、どうかな~、と思うヒトも多いと思うのですけど、それにしたって、なにかそこには、美しいものがある気がする。
現代は、自分の利益だけ追求する、他人が犠牲になろうとしったことではないという利己主義がデフォルトの価値観になっているのですが、そうやってシニカルで打算的に生きていると、だんだん自分が嫌いになってしまいます、人間はどっかに、利他的で英雄的な行為をしたい、そうして自分を好きになりたいという衝動も持っているとワタシは思います。
乞食学生
とても不思議で幻想的とも言える珍しいタイプのお話。夢オチということで終わるのですが、たぶんほんとに夢であったことに着想を得てるんだろうなっていう感じのふわふわした感じの物語です。
古典風
おそらく未完成で未発表の作品。昔の太宰風っていう感じですね、とがりまくっている。ネロの生い立ちとっていうのをテーマにしていて、エグさってのを強調しています。
失敗園
非常に短い短編 植物の擬人化
「日傘のリーズ」というルノアールの絵から来ています。本編を読むとおやと思いますが、本物のリーズも大柄であまり美しくない女性です・・・
一灯
何故か太宰には、灯火だとか行灯だとか、送り火だとか、炎から来ているタイトルが多いのです。なぜかはわかりません。天皇皇太子誕生の日の思い出について書かれています。
「第一級の芸術は常に、希望を与えて、こらえて生きていく力を与えるものとされてきた。芸術家は常にそれを目指してきたが、至難である」
という、わぁ!っていう感じの書き出しから始まります。まさしくそのとおり、最高の芸術と賞賛されてきたものは、希望を与えるものだとされてきました、シェイクスピアしかり、ベートーヴェンしかり、バイタリティあふれるというか、エネルギーに満ちたものが最高とされてきた。しかし、現代にそれを作るのはほんとに難しいとワタシも思います。それは、希望を持った人間、エネルギーを持った人間が少ないからなんだと思います。シェイクスピアの時代というのは、人間のエネルギーが爆発してました、善悪はともかく、ルネサンスですから、人間賛歌というのか、陽のエネルギーにあふれていますね、大航海時代でもあるのですけど、今の現代の人間には、ほぼ死ぬ確率のほうが圧倒的に高いみたいな、大冒険をして世界を一周してみようなんてエナジーを持った人間は本当に少ないと思います。
またベートーヴェンの時代というのは、ロマン主義の時代です、ロマン主義ってのは、古典主義からの脱却、つまりルネサンスから作られてきた、古典、名作、伝統ってやつに反旗をひるがえした、カウンターカルチャーの時代なんです。フランス革命の時代であり、革命の時代、この時代も、とにかくエネルギーが爆発的に社会に充満していました、結果は破滅的になった場合も多いけれど、それにしたってやはり陽のエネルギーに満ちています。
そして2つの世界戦争があったあの時代も、やはり、とにかくエネルギーだけはありました、強烈なエネルギー、はちきれんばかりの、憎悪にしたって怒りにしたってエネルギーに違いありません。
・・・
皇太子の誕生で、日本中が祝祭ムードになっている、という描写は今ではあまり理解できません、泣いて喜ぶ人もたくさんいたとか。でも、そうか、とも思いますね、なんか人間のキレイな部分をクローズアップする出来事っていうのか、良い部分が見えるイベント、みたいなものがあったんだよな、と思います。天皇は現人神である、っていうのは、どうかな~、と思うヒトも多いと思うのですけど、それにしたって、なにかそこには、美しいものがある気がする。
現代は、自分の利益だけ追求する、他人が犠牲になろうとしったことではないという利己主義がデフォルトの価値観になっているのですが、そうやってシニカルで打算的に生きていると、だんだん自分が嫌いになってしまいます、人間はどっかに、利他的で英雄的な行為をしたい、そうして自分を好きになりたいという衝動も持っているとワタシは思います。
乞食学生
とても不思議で幻想的とも言える珍しいタイプのお話。夢オチということで終わるのですが、たぶんほんとに夢であったことに着想を得てるんだろうなっていう感じのふわふわした感じの物語です。
古典風
おそらく未完成で未発表の作品。昔の太宰風っていう感じですね、とがりまくっている。ネロの生い立ちとっていうのをテーマにしていて、エグさってのを強調しています。
失敗園
非常に短い短編 植物の擬人化
2018年6月11日月曜日
roland garros 2018 全仏オープン NBAファイナル
テニスと言うと梅雨、というイメージがありませんか?全仏が6月半ば、ウィンブルドンが6月終わりなので、日本の梅雨とどんかぶりなのです。ジメジメした室内でテニスを見ると、あぁこの時期だなという感じ。
そして全仏でナダルが勝ってるのを見るのも、あぁ、この季節だなって感じですねw もう10年くらいこの毎年の恒例行事を見てますからな。ナダルももう32なんですって、そろそろ王朝が終わりそうなものだが、今年はかなり楽勝でしたね、フェデラーもいないし、ジョコビッチも怪我明けでイマイチでしたので。
ティームみたいな一か八かサーブを打つタイプ、入れば半分くらいエースだけど、入る確率も50%、みたいなタイプ、は絶対ナダルには勝てませんよね。このタイプは芝とかハードだとサーブで押していけますけど、クレイでは、そこまでエース決まらないですもの。80%で8割入るみたいなファースト打たないと、だんだんとジリ貧になるのは目に見えてます。
ナダルって選手はほんと極端にストロークでミスしないですよね、一見ドライブドライブ、派手なプレーヤーに見えますけれど、サーブも入れてくのを主体としているし、バックも実はものすごいミスが少ないし、フォアに至っては決めに行って打ちにいってるので無い限りほぼ95%くらいは入ります、ドライブはまぁたまを沈めてアウトしないようにする技術ですんで、ほぼフォアに打ったら、確実に返されるんですわね。こういうミスをしないってのはやっぱ一番強いのです、超華麗なスーパーショットも、しょうもないミスも1点ですから、ナダルに勝つには、ナダルよりもミスを少なくするしかありませぬ。それかサーブ&ボレー、みたいなストロークに持ち込ませないやり方ですよね。
ジョーカーも乗ってる時はほんとーーにミスが少ない。精密機械です。
なんでフェデラーいないんだろうと調べたら、フェデラーはクレーには出ないでバカンスなんですって、もう全仏は捨ててるんですな。確かに全仏とウィンブルドンがほぼ同時期すぎるんですよな、おっさんには両方出るのは辛いですわね。
錦織氏は決めにいきすぎる嫌いがあるように思います、エロ気を出さないでミスを少なく、ビッグサーバーでもないので、堅実なプレイスタイルのほうが良かったと思うのですが・・なんか最近は決めにいくスタイルに変わってきましたよね。ハマった時には強いのかもですが、トーナメント全試合で絶好調ってことはありえないと思うので、もっと地味なスタイルのほうがいいと思うのですが・・・
//////////
NBAファイナルはすごくつまんなかったですねw 完全に事実上の決勝はロケッツとGSでしたね、クリス・ポールが途中で離脱でほぼ勝負ありでしたね、ものすごい惜しかったのに・・、あたたぁ・・怪我かぁ・・、キャブスはカイリーがいなくなって弱くなってるので、GSに勝てるわけは無いって感じで、案の定、しかしストレート負けて・・、興行的にもこれはイマイチになってしまいましたな。トレードでどうなるか・・・、GSはやっぱデュラントまでいるのはやっぱズルいぞってワタシは思うのですが・・、スーパースター固まりすぎ状態。リーグ全体としてはこれは良くない状況です・・・
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話変わりますけど、もうワールドカップ目前なんですよね・・、なんかイマイチ盛り上がってないような?日本の番組ってどうせ勝てるわけないのに日本日本うるせぇんですよね、いや現実に目を向けろよ、どう考えたって、日本が勝てるような戦力じゃねーから、何を言っとるんじゃ。海外はスポーツ賭博がさかんなので日本の優勝倍率とかもあるんですが、251倍です。こんな競馬で言うところの無印、黒三角一つみたいな馬ばっかり特集して何が面白いのだ・・・。このオッズってやつは事実をズバァっと伝えてくれますね。
もっと優勝候補のチームを特集して欲しいですよね、どうせドイツがまた強いんでしょうな・・・。
倍率だと、まぁドイツ、ブラジルが5倍、フランス、スペインが7倍、ベルギーが10倍ってとこみたいです。ふむふむ・・・
なんかでもブラジルDFがイマイチって気がするのですけどね、あとなんか最近カナリヤ軍団メンタルが弱い気がする。プレッシャーをかけすぎなんですよね、サッカー好きのやつってオフェンスラインのスーパースターばっかり目がいって結局試合を決めるのはDFですからな、だからいっつもドイツが勝ち上がるのです。
というわけでワタシの今回の予想はドイツ、そしてベルギー、ですね。ベルギーはすごいチームがバチっと固まってる気がします。
フランスはポグバの頑張り次第、スペインちょっと歳食ってないか?アルゼンチンはどうせメッシにおんぶにだっこ、ポルトガルもワンマンチーム、今回はゲルマン勢が来ると思いまする。
そして全仏でナダルが勝ってるのを見るのも、あぁ、この季節だなって感じですねw もう10年くらいこの毎年の恒例行事を見てますからな。ナダルももう32なんですって、そろそろ王朝が終わりそうなものだが、今年はかなり楽勝でしたね、フェデラーもいないし、ジョコビッチも怪我明けでイマイチでしたので。
ティームみたいな一か八かサーブを打つタイプ、入れば半分くらいエースだけど、入る確率も50%、みたいなタイプ、は絶対ナダルには勝てませんよね。このタイプは芝とかハードだとサーブで押していけますけど、クレイでは、そこまでエース決まらないですもの。80%で8割入るみたいなファースト打たないと、だんだんとジリ貧になるのは目に見えてます。
ナダルって選手はほんと極端にストロークでミスしないですよね、一見ドライブドライブ、派手なプレーヤーに見えますけれど、サーブも入れてくのを主体としているし、バックも実はものすごいミスが少ないし、フォアに至っては決めに行って打ちにいってるので無い限りほぼ95%くらいは入ります、ドライブはまぁたまを沈めてアウトしないようにする技術ですんで、ほぼフォアに打ったら、確実に返されるんですわね。こういうミスをしないってのはやっぱ一番強いのです、超華麗なスーパーショットも、しょうもないミスも1点ですから、ナダルに勝つには、ナダルよりもミスを少なくするしかありませぬ。それかサーブ&ボレー、みたいなストロークに持ち込ませないやり方ですよね。
ジョーカーも乗ってる時はほんとーーにミスが少ない。精密機械です。
なんでフェデラーいないんだろうと調べたら、フェデラーはクレーには出ないでバカンスなんですって、もう全仏は捨ててるんですな。確かに全仏とウィンブルドンがほぼ同時期すぎるんですよな、おっさんには両方出るのは辛いですわね。
錦織氏は決めにいきすぎる嫌いがあるように思います、エロ気を出さないでミスを少なく、ビッグサーバーでもないので、堅実なプレイスタイルのほうが良かったと思うのですが・・なんか最近は決めにいくスタイルに変わってきましたよね。ハマった時には強いのかもですが、トーナメント全試合で絶好調ってことはありえないと思うので、もっと地味なスタイルのほうがいいと思うのですが・・・
//////////
NBAファイナルはすごくつまんなかったですねw 完全に事実上の決勝はロケッツとGSでしたね、クリス・ポールが途中で離脱でほぼ勝負ありでしたね、ものすごい惜しかったのに・・、あたたぁ・・怪我かぁ・・、キャブスはカイリーがいなくなって弱くなってるので、GSに勝てるわけは無いって感じで、案の定、しかしストレート負けて・・、興行的にもこれはイマイチになってしまいましたな。トレードでどうなるか・・・、GSはやっぱデュラントまでいるのはやっぱズルいぞってワタシは思うのですが・・、スーパースター固まりすぎ状態。リーグ全体としてはこれは良くない状況です・・・
//////////////
話変わりますけど、もうワールドカップ目前なんですよね・・、なんかイマイチ盛り上がってないような?日本の番組ってどうせ勝てるわけないのに日本日本うるせぇんですよね、いや現実に目を向けろよ、どう考えたって、日本が勝てるような戦力じゃねーから、何を言っとるんじゃ。海外はスポーツ賭博がさかんなので日本の優勝倍率とかもあるんですが、251倍です。こんな競馬で言うところの無印、黒三角一つみたいな馬ばっかり特集して何が面白いのだ・・・。このオッズってやつは事実をズバァっと伝えてくれますね。
もっと優勝候補のチームを特集して欲しいですよね、どうせドイツがまた強いんでしょうな・・・。
倍率だと、まぁドイツ、ブラジルが5倍、フランス、スペインが7倍、ベルギーが10倍ってとこみたいです。ふむふむ・・・
なんかでもブラジルDFがイマイチって気がするのですけどね、あとなんか最近カナリヤ軍団メンタルが弱い気がする。プレッシャーをかけすぎなんですよね、サッカー好きのやつってオフェンスラインのスーパースターばっかり目がいって結局試合を決めるのはDFですからな、だからいっつもドイツが勝ち上がるのです。
というわけでワタシの今回の予想はドイツ、そしてベルギー、ですね。ベルギーはすごいチームがバチっと固まってる気がします。
フランスはポグバの頑張り次第、スペインちょっと歳食ってないか?アルゼンチンはどうせメッシにおんぶにだっこ、ポルトガルもワンマンチーム、今回はゲルマン勢が来ると思いまする。
2018年6月10日日曜日
1993 ルナティック雑技団 岡田あーみん
岡田あーみん最後の作品w
この作品の後、あーみんは蒸発。伝説の少女漫画家として記憶の中にだけ残っていくことになったのでした。
前作に比べてラブコメなので、割とギャグよりも、ラブコメのベタを踏んでいく感じが強いです、それでもところどころあーみん流の飛ばした笑いがこめられています。
ワタシのオススメシーンは、成金の親父が嫁を売り飛ばすところ。
「中古だけどまだまだうごきますぞ」
っていうところ。成金の親父がワタシ的には相当ツボでしたw
第三巻はとちゅうからいきなりアクション映画風の何かにとって変わって主人公は一切登場しなくなります。
けどなんだかんだで最後はちょっとキレイにまとまっております。3巻という短い作品なのに、妙に記憶に残りますね。サブカル女子には必携の本だ!
この作品の後、あーみんは蒸発。伝説の少女漫画家として記憶の中にだけ残っていくことになったのでした。
前作に比べてラブコメなので、割とギャグよりも、ラブコメのベタを踏んでいく感じが強いです、それでもところどころあーみん流の飛ばした笑いがこめられています。
ワタシのオススメシーンは、成金の親父が嫁を売り飛ばすところ。
「中古だけどまだまだうごきますぞ」
っていうところ。成金の親父がワタシ的には相当ツボでしたw
第三巻はとちゅうからいきなりアクション映画風の何かにとって変わって主人公は一切登場しなくなります。
けどなんだかんだで最後はちょっとキレイにまとまっております。3巻という短い作品なのに、妙に記憶に残りますね。サブカル女子には必携の本だ!
2018年6月5日火曜日
2010 inception インセプション クリトファー・ノーラン
一つ前のFuture of mindで取り上げられていた、この映画、IMDBなどでもかなり評価が高いので見てみました。
他人の夢に入り込んで、情報を抜き取る、今回の仕事は、情報を盗むだけではなくて、新しいアイデアを埋め込むこと・・・
っていうストーリーです。
クリトファーノーランってあのMemento の監督ですね、それをもっと発展させて予算を多くするとこのようになりましたという映画です。メメントはいろーんなところでパクられたり引用されたりしてますね、記憶が少ししか持たないっていう設定。
アクションなど、CGてんこもり!!っていう感じではなく、実際に作るところは作ってあったり、重力を表現するために、実際にたぶん無重力になるようなぐるぐる回るようなセットを作って撮影してるらしく、見るものすべてフルCGっていうのとは違う、量感、みたいなのが強調されてます。
ただ長いですね、二時間半も集中力が持ちませんって。しかもストーリーも何層にも構造化されていて、ちゃんと見てないとさっぱしわかんなくなるタイプの話なので、非常に見ていて疲れます。画面酔もするし。あとヒロインと、准ヒロインのキャスティングがイマイチな気がする・・・。
話し変わりますけどディカプリオって結構ずっと仕事してるなーという感じがします。
しかも結構大変な仕事をやってますよね、最初のころはとにかくイケメンでそれだけで良いってのからジャンキーだの知遅れだの演技力がいる役もやり、最近はアクション俳優になっていて、なんだかんだいって相当見ています。タイタニック、ディパーテッド、ブラックダイアモンド、ビーチ・・・、最近めっきり映画を見ないワタシでもこれだけみてるんだからすごいものです。
どういうモチベーションなんだろうなって思いますね、もう腐るほど金もってるだろうし、このレオ様はプライベートの感情、みたいなのが全然見えないヒトですよね。演技するのが大好き、っていうタイプでも無さそうな気がするのですけど・・・でもまだ43才なんですね、若っ!見すぎていると情報が蓄積しすぎてもっと古いような印象になるものなんですなぁ。
他人の夢に入り込んで、情報を抜き取る、今回の仕事は、情報を盗むだけではなくて、新しいアイデアを埋め込むこと・・・
っていうストーリーです。
クリトファーノーランってあのMemento の監督ですね、それをもっと発展させて予算を多くするとこのようになりましたという映画です。メメントはいろーんなところでパクられたり引用されたりしてますね、記憶が少ししか持たないっていう設定。
アクションなど、CGてんこもり!!っていう感じではなく、実際に作るところは作ってあったり、重力を表現するために、実際にたぶん無重力になるようなぐるぐる回るようなセットを作って撮影してるらしく、見るものすべてフルCGっていうのとは違う、量感、みたいなのが強調されてます。
ただ長いですね、二時間半も集中力が持ちませんって。しかもストーリーも何層にも構造化されていて、ちゃんと見てないとさっぱしわかんなくなるタイプの話なので、非常に見ていて疲れます。画面酔もするし。あとヒロインと、准ヒロインのキャスティングがイマイチな気がする・・・。
話し変わりますけどディカプリオって結構ずっと仕事してるなーという感じがします。
しかも結構大変な仕事をやってますよね、最初のころはとにかくイケメンでそれだけで良いってのからジャンキーだの知遅れだの演技力がいる役もやり、最近はアクション俳優になっていて、なんだかんだいって相当見ています。タイタニック、ディパーテッド、ブラックダイアモンド、ビーチ・・・、最近めっきり映画を見ないワタシでもこれだけみてるんだからすごいものです。
どういうモチベーションなんだろうなって思いますね、もう腐るほど金もってるだろうし、このレオ様はプライベートの感情、みたいなのが全然見えないヒトですよね。演技するのが大好き、っていうタイプでも無さそうな気がするのですけど・・・でもまだ43才なんですね、若っ!見すぎていると情報が蓄積しすぎてもっと古いような印象になるものなんですなぁ。
2018年6月3日日曜日
2015 フューチャーオブマインド ミチオ・カク future of mind
今の脳科学っていうのはこのくらいまで来ていますよ~っていうのを解説する、大衆向け科学本です。
日本ではこういう本っていまいち売れないけれど、英語圏はこの手のポピュラーサイエンス系の本ってのがかなりの売れ筋だったりします。あまり本を読まなそうな若い女の子とかが、リチャード・ドーキンスとかを読んでたりする。
おぉ・・ん。っていう微妙なリアクションをとってしまいますね。
一方でアメリカには原理主義だの、リアルに宗教を信じていて、物理学を真っ向から否定する人々もいます、不思議な国でやんすね。
逆に超高齢化と少子化をしてるのに移民を受け入れるくらいなら滅びるっていう感じで、頑なに純血を守ろうとする島国のほうがイカれているのかもしれませんが。
読んでて一番気になったのは脳科学の進歩よりも、アメリカ人の発想みたいなとこです。
石油戦争でアメリカはずっと中東に兵隊を派遣してますけれど、こっちには全然そういう問題は届いてませんが、実は相当な数の兵隊がImprovised Explosive Device, IED 、と言われる、つまりはお手製爆弾によって結構な被害を受けていたんですね。知ってました?
これぞ戦争、っていう場面で攻撃を受けることは無くても(そういう場面はほとんどない)道端に仕掛けられたお手製爆弾で油断してるところをドカン、脊髄損傷、二度と立てずに本国帰還・・・ってことになってたようです。
アメリカ人=バカ、自己中。というイメージをつけられがちですけど(そのイメージはトランプ大統領に投票してる!っていう感じでさらに加速された気がしますけれども)そうはいってもアメリカ人はその犠牲を払ってるんだよな、って思います。
もし日本で、石油確保の為に徴兵されて、不具者にされてしまったら、もう絶対いかねぇ!!戦争反対!っていう短絡的結論になるはずです。なんで自分が国家の利益の為に犠牲にならねばならないのだ、っていうわけ。じゃあ石油無しの牛車に引いてもらう生活に戻るのか?というと、それもイヤだ!贅沢はしたいけど犠牲は払えない!っていうわがままを言い出すことになります。
アメリカ人はそれがちょっと違いますね、誰かが英雄として、国家の利益の為に犠牲になる、それは名誉なことだ、っていう発想がまだある。もちろん兵隊なんてほぼ貧困階級で、奨学金とか資金援助目的で志願してる場合が多く、金持ちは戦争には行かないのですけど、そうはいっても、やはり兵隊は偉い、っていう考えがある・・ように感じる。そうはいっても、です。やっぱり純粋に人間として、このヒト戦場に行くんだ・・、っていうヒトを、偉いってワタシは思ってしまいます。それはいくら自分がお金持ちであっても、ココロのどこかで引け目を感じていると思います。
それと成功、中毒、みたいなのも感じます。アメリカ的成功、とはもちろん会社などで出世して大金持ちになること。これしか無い、これが成功、のモデルとして一種類しか無いんだなと感じます。
そうはいっても芸術家的な生き方、求道者的な生き方というのを素晴らしいって考えるヒトも・・・減ってきてるなぁ・・・、アメリカナイズされてもういなくなってるのかも・・・、まぁ過去にはいました。
アメリカはそういう、芸術家、みたいなのを評価しないんだなって感じますね、良い芸術家というのは実業家で、つまりどれだけカネを稼いでるか、で決まる。成功、していない芸術家はゴミ、カネより大事なものがある、HAHA、ナンセンス、負け犬の遠吠えだろ。っていう発想なんだなぁと感じる。でもこういう発想はもはや世界がアメリカ化してきてるので、アメリカ特有のものでは無くなったのか・・。
でもアメリカは国家宗教のある国で聖書に誓って大統領が演説する国でもあり、キリスト教は金持ちを批判してるのだけど・・ここにもやはりアメリカの分裂してるけど、それはそれ、みたいなとこがありますね。
でもやっぱしよく考えたらおかしいってことがわかりますよね?(いや全然誰もわかってないのかもしれないですけど)脳科学が進歩して、知能の向上などが図られるようになり、人間をサポートすれば、社会的成功を収められるようになる・・・わけないのです。平均のレベルが上がるだけで、必ず成功者と敗者が生まれる。
というか誰かが成功すれば成功するほど、もっと簡単に言えばめちゃくちゃに市場を独占すればするほど、成功者はほんの一握りになり、ほとんどの人は敗者になるに決まっています。誰かがものすごい努力してものすごいおいしい料理を作ったとしても、人間が3倍食べるようになるわけない、あらゆるものがそうです、突然すべてのヒトが家が3件以上欲しくなったり。車が10台欲しくなったりはしない。いくら努力したところで、需要の総数はそこまで増えない。パイの大きさは増えない。
それなのに科学で社会的成功ができるようになる、こんな嘘っぱちの目的、のために研究費を求めてるのはおかしな話しです。ドーピングにひっかからない肉体強化薬の研究をするので、研究費を出せって言ってるみたいなもの、それが出来たとしたって、みんながそれを使うだけの話です。(でもそういう研究はやってますけどな)。
目標設定の価値判断基準が間違っていないかい?
別の話題ですけど、最近人工知能が人間の知能を超える云々、みたいなことがさかんに言われてますね、2032年にはAIが・・・っていうやつ。この本を読んでもわかりますけど、AIの進歩はめちゃくちゃ、死ぬほどスローです。ロボットはまぁまぁ進歩していますが、AIは全然進歩が見られないといってもいいくらいです。ドラえもんは道具を抜きにしても、一番希望的観測でもあと100年はかかります。
一体なにを言ってるの?何かめちゃくちゃアホなヤツが出版業界を席巻してしまったのか?っていうくらい、意味不明の大言壮語な本がいっぱい並んでますよね。
本当にこれは一体どういうことなのか?って不思議になってしまいます、誰かが裏で糸引いてるとしても、なんのためなのかさっぱしわかんないです。でも誰かが現実よりもAIはとっても進歩してるっていうことにしたがってるのですよね。レーガンのスターウォーズ作戦みたいな響き。
日本ではこういう本っていまいち売れないけれど、英語圏はこの手のポピュラーサイエンス系の本ってのがかなりの売れ筋だったりします。あまり本を読まなそうな若い女の子とかが、リチャード・ドーキンスとかを読んでたりする。
おぉ・・ん。っていう微妙なリアクションをとってしまいますね。
一方でアメリカには原理主義だの、リアルに宗教を信じていて、物理学を真っ向から否定する人々もいます、不思議な国でやんすね。
逆に超高齢化と少子化をしてるのに移民を受け入れるくらいなら滅びるっていう感じで、頑なに純血を守ろうとする島国のほうがイカれているのかもしれませんが。
読んでて一番気になったのは脳科学の進歩よりも、アメリカ人の発想みたいなとこです。
石油戦争でアメリカはずっと中東に兵隊を派遣してますけれど、こっちには全然そういう問題は届いてませんが、実は相当な数の兵隊がImprovised Explosive Device, IED 、と言われる、つまりはお手製爆弾によって結構な被害を受けていたんですね。知ってました?
これぞ戦争、っていう場面で攻撃を受けることは無くても(そういう場面はほとんどない)道端に仕掛けられたお手製爆弾で油断してるところをドカン、脊髄損傷、二度と立てずに本国帰還・・・ってことになってたようです。
アメリカ人=バカ、自己中。というイメージをつけられがちですけど(そのイメージはトランプ大統領に投票してる!っていう感じでさらに加速された気がしますけれども)そうはいってもアメリカ人はその犠牲を払ってるんだよな、って思います。
もし日本で、石油確保の為に徴兵されて、不具者にされてしまったら、もう絶対いかねぇ!!戦争反対!っていう短絡的結論になるはずです。なんで自分が国家の利益の為に犠牲にならねばならないのだ、っていうわけ。じゃあ石油無しの牛車に引いてもらう生活に戻るのか?というと、それもイヤだ!贅沢はしたいけど犠牲は払えない!っていうわがままを言い出すことになります。
アメリカ人はそれがちょっと違いますね、誰かが英雄として、国家の利益の為に犠牲になる、それは名誉なことだ、っていう発想がまだある。もちろん兵隊なんてほぼ貧困階級で、奨学金とか資金援助目的で志願してる場合が多く、金持ちは戦争には行かないのですけど、そうはいっても、やはり兵隊は偉い、っていう考えがある・・ように感じる。そうはいっても、です。やっぱり純粋に人間として、このヒト戦場に行くんだ・・、っていうヒトを、偉いってワタシは思ってしまいます。それはいくら自分がお金持ちであっても、ココロのどこかで引け目を感じていると思います。
それと成功、中毒、みたいなのも感じます。アメリカ的成功、とはもちろん会社などで出世して大金持ちになること。これしか無い、これが成功、のモデルとして一種類しか無いんだなと感じます。
そうはいっても芸術家的な生き方、求道者的な生き方というのを素晴らしいって考えるヒトも・・・減ってきてるなぁ・・・、アメリカナイズされてもういなくなってるのかも・・・、まぁ過去にはいました。
アメリカはそういう、芸術家、みたいなのを評価しないんだなって感じますね、良い芸術家というのは実業家で、つまりどれだけカネを稼いでるか、で決まる。成功、していない芸術家はゴミ、カネより大事なものがある、HAHA、ナンセンス、負け犬の遠吠えだろ。っていう発想なんだなぁと感じる。でもこういう発想はもはや世界がアメリカ化してきてるので、アメリカ特有のものでは無くなったのか・・。
でもアメリカは国家宗教のある国で聖書に誓って大統領が演説する国でもあり、キリスト教は金持ちを批判してるのだけど・・ここにもやはりアメリカの分裂してるけど、それはそれ、みたいなとこがありますね。
でもやっぱしよく考えたらおかしいってことがわかりますよね?(いや全然誰もわかってないのかもしれないですけど)脳科学が進歩して、知能の向上などが図られるようになり、人間をサポートすれば、社会的成功を収められるようになる・・・わけないのです。平均のレベルが上がるだけで、必ず成功者と敗者が生まれる。
というか誰かが成功すれば成功するほど、もっと簡単に言えばめちゃくちゃに市場を独占すればするほど、成功者はほんの一握りになり、ほとんどの人は敗者になるに決まっています。誰かがものすごい努力してものすごいおいしい料理を作ったとしても、人間が3倍食べるようになるわけない、あらゆるものがそうです、突然すべてのヒトが家が3件以上欲しくなったり。車が10台欲しくなったりはしない。いくら努力したところで、需要の総数はそこまで増えない。パイの大きさは増えない。
それなのに科学で社会的成功ができるようになる、こんな嘘っぱちの目的、のために研究費を求めてるのはおかしな話しです。ドーピングにひっかからない肉体強化薬の研究をするので、研究費を出せって言ってるみたいなもの、それが出来たとしたって、みんながそれを使うだけの話です。(でもそういう研究はやってますけどな)。
目標設定の価値判断基準が間違っていないかい?
別の話題ですけど、最近人工知能が人間の知能を超える云々、みたいなことがさかんに言われてますね、2032年にはAIが・・・っていうやつ。この本を読んでもわかりますけど、AIの進歩はめちゃくちゃ、死ぬほどスローです。ロボットはまぁまぁ進歩していますが、AIは全然進歩が見られないといってもいいくらいです。ドラえもんは道具を抜きにしても、一番希望的観測でもあと100年はかかります。
一体なにを言ってるの?何かめちゃくちゃアホなヤツが出版業界を席巻してしまったのか?っていうくらい、意味不明の大言壮語な本がいっぱい並んでますよね。
本当にこれは一体どういうことなのか?って不思議になってしまいます、誰かが裏で糸引いてるとしても、なんのためなのかさっぱしわかんないです。でも誰かが現実よりもAIはとっても進歩してるっていうことにしたがってるのですよね。レーガンのスターウォーズ作戦みたいな響き。
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