2018年11月23日金曜日

2005 ポケモン不思議のダンジョン 青・赤

 みなさん知ってるかどうか知りませんがワタシポケモン大好きなんですw シラネーヨ!っていうツッコミが入ったところで、これはポケモンと不思議なダンジョンのコラボです。不思議なダンジョンってのはすごいタイアップをしますね、トルネコ、チョコボ、そしてポケモン。エニックス、スクエア、任天堂。三大タイトル獲得ですね。メガテン、ペルソナとのコラボでグランドスラムもあるかもね。

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概要

 今回最初のポケモン、的なのは、アンケートみたいなので決まり、さらにパートナーは自分で選択できます。ワタシこの手のではぜっったいにゼニガメ派なのですが、アンケートみたいなのに素直に答えた結果コダックとなり(全部で10種以上、さらに♂、♀で違うので狙ったポケにするのはかなり難しいです、素直に受け入れるべきかと、クリア後にすべてのポケは手に入ります)。
 みずタイプで重なるからなのかパートナーにもゼニガメを選べず、ピカチュウにしました。いやコダックもピカチュウも好きなんですけどね。絶対にゼニガメのワタシとしてはやや不満・・・。と、思ってたのですが、だんだんパートナーのピカチュウのことがどんどん好きになりました。すごいげぃむだ。たぶんやればわかりますが、このゲーム、パートナーポケモン、めちゃくちゃかっこいいしいいヤツです。

主人公ポケも「あなたはのんきもの、他人に従わないマイペース、他の人とは違う遠い目で何かを見つめるタイプ」、という性格診断はピタリ。あぁワタシはポケだったらコダックなのか、と妙に納得。確かにワタシ自身のパーソナリティはゼニガメではない。

「おまえコダックなのにやけに強いな」
 っていうセリフがどストライクでハマります。

 コダックは二段進化だからゼニガメとかいわゆる御三家と比べて弱いんじゃねーのか?というワタシと同じ疑問を持った方、心配無用です。本編クリアまでポケは進化しません!!可愛くなくなっちゃうからしんかさせないのー♪というイエローも安心です。かわいいポケのままでいけるぜ。

このゲーム通常エンディングまでがプロローグみたいなものでそっからすべてが始まります。操作するポケモンの入れ替えが出来るようになり、ほとんど仲間に出来なかったポケがなんでも仲間にして育てることが出来るようになる。難易度的には、ボスにもかなしばりやマヒ、眠りもたぶん通用するので、行動不能にしてボコればクリアは非常に容易。(それは本家でもそうですね)。 
 ただ不思議なダンジョンらしく、いきなりモンスターハウスだ!!でかこまれてボコられるとなんにも出来ずに即死ってことが結構ある。特に眠らされるとまったく何もしないで天国ってことになるので要注意。あと異常に破壊力の強い技を突然出してくる雑魚もいます。
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 プロット
 ポケモンチーム、実はその脚本力も相当優れているとワタシは感じております。ポケモン始めると、だいたい自宅の横にデブの不審者がいて
「かがくのしんぽってすげー、・・・」
って新しい機能を紹介してくれますが
「かがくのしんぽってすげー!」

 って素直に喜ぶこの素直さっていうか人生を楽しもうとする姿勢、何者にも代えがたい、プライスレス。ポケモンに充満してるこの陽のエネルギーは一体なんなんだ!ってワタシはいっつも思います。

「なんでたにんごとなのにそこまでがんばるの?」
「じぶんのことじゃないからがんばれるんだよ、だってともだちじゃないか!」

何度も聞いたようなコトバなんですがワタシの相棒のピカがいうと・・・泣かすきかよw

 他にも、うわっ!そういうことか、と相当、シナリオが練れて、います。誰が書いてるのかしりませんが、シンプルな内容の中に、かなり精緻な推敲のあとが見えます。
「手伝ってくれたゴーストポケモン」って・・・まさか!あいつのことか!

 ワタシがシナリオに関して手放しで褒めるようなことは滅多にないのですが、このゲームのシナリオは、この手のゲームとしては完璧、に近いかもしれません。ワタシ文部科学省推薦を出します。
 あとドット絵のアクションの多さがじつはものすごい芸が細かい。何百種類もいるのにいちいち全部にアクションつけるなんて・・ごくり・・。恐ろしい子!