2018年11月28日水曜日

VR体験記 

 ちまたで流行りのVRってものを体験してみむというわけで、スマホ用の簡易ゴーグルを買って体験してみました。

 最初は、なるほどー。っていう感じで一週間くらいはいろいろためしてみて、なるほどー、っていう感じになりました。映画一本くらいのオカネで買えるエンタメとしてはこれは決して損ではないと思います。

 ただ一週間たつともうゴーグルをつけるのが面倒になっている自分を発見します。セッティングがいちいちめんどいのです。リモコンのBLUETOOTHを発動させたり、ピントを調節したり。

 ワタシは左右の視力が違うガチャ目なのではっきりとピントが会いません。さらにコンテンツごとにピントの位置も違うので毎回微調整が必要です。
 さらに最初の位置、を決めるリセットを何回も繰り返さないといけないし、見てる体勢もしんどかったり、あとゴーグル自体もやっぱり重いです。レンズがすぐ曇るので拭かないといけないし。スマホのジャイロやコンパスも誤作動が多くてなかなか思い通りに見れるようになるまでセッティングが大変。
 正直ずっとつけていられる時間は20分が限界だと思います。


 それとやっぱりコンテンツが全然ありません、VR対応のなにかってまだまだコンテンツが全然無い。そしてファイルのサイズがHDとかよりもウルトラ重いのでスマホに転送するのとかもめっちゃ時間がかかります、SDカードへの転送って遅いから。映画とかだと一本で16GBくらい食ってしまう。

 それでも数千円で、なるほどーこういうものかー、と楽しむには決して損は無いと思いますので、一度は体験してみるのはいいと思います。ただディスプレイ埋め込みの数万円もするやつを買うほどのことは無いって感じですね。
 ゲーマーとかでも結局は普通の液晶とキーボードに結局回帰するのと同じ現象ですね。はっきり言ってゴーグルつけながらゲームはめっちゃくちゃやりずらいと思う。


 目で見る、ってのはでもこれが限界なんだと思います、やっぱし目、にディスプレイで見せるってのが限界がある、私達が思ってるような完全な仮想空間に没入ってのはやっぱし神経接続じゃないと無理なんだと思います。ただみんな視神経接続は超こえーのでそれが発展するまではまだあと数十年かかるでしょうね。盲目のヒトの治療、みたいなことで少しづつ発展はしてるんだろうけど。