2019年1月16日水曜日

2016 Fantastic Beasts and Where to Find Them ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

 ハリポタのスピンオフ映画です。

原作も読んでいないのですが、ぶっちゃけ、なんのこっちゃよくわかりませんでした。とにかくCGはめちゃくちゃすごい、さらにセットもめちゃくそカネかかってやがる。1920年台のアメリカ、という一番カネのかかるパターンのセットですし。湯水のごとく予算をぶっこんで作ったというのが伝わります。が、やっぱストーリーはなんかよくわからんし、映画としても、展開がめちゃくちゃです。

 本家、のハリポタはめっちゃ読みましたが、なんか続編とかスピンオフとなると。んん~~・・・っていう感じですよね。



 これがアメリカと集英社の悪いところで「金になる限りいくらでも続ければいいじゃん!」っていう考えなのですよね。これで、満足、綺麗な終わり。っていうのを望まない。文字通り底なしの欲望なんです。


 よくいうことですが、〇〇 PART 2、が成功することはホント滅多にない。ターミネーターくらいなもんです。
 なんで2がうまくいかないかというと、1、っていうのは実は製作期間が何十年もあるわけです、でも2は数年で作らないといけない。そりゃ1のような濃度、内容の濃さってのは望むべくもありません。

 1で本気を出してない、予算の関係などもあって全力出しきれなかった。で2、っていうパターンなら良くなることもあるけれど、1がめちゃクソ名作で、2でさらに、それは無茶ってもの。

 
 ワタシはどんなものでも、ちゃんとしたものを作ろうとしたら10年、は必要だと思います。最低10年。
 焦るな!と全世界の人に言いたいですね、すぐに結果を求めやがる。「NOW 今」ジェネレーションだって言われますけども、そこをこらえて、じっくり作らなきゃいけませんて。