超今更!ですが24 S1です。
ここ最近は今までスルーしてきたものをチェックしてみようのコーナーが始まっております。
しかし、つっこみどころ満載。まず美女のテロリストってのはリアリティがありませんね。だいたいにおいて、女ってのは政治的な信条なんてものはありません、世間体、だけでうごいている。
カネ目当ての殺し屋ってのもおかしい。美女だったらもっとローリスクでカネを稼ぐ手段なんてそれこそいくらでもある。殺し屋としてカネを稼ごうなんてありえません、そんなやついねーよ。
あと登場人物のほぼ100%みんな不倫してますけど、そんなわけあるかよ。いくらなんでも。まともなやつが1人もいない。その割にすぐに自分の命をかけるくらい家族愛に溢れていて、仕事熱心でもある。いやブンレツ、してるよ・・・。
なんだかよく練られているようで、むちゃくちゃなところがたくさんあります。娘が夜遊びに出かけるって最初から決まってるの?女子トイレに監視カメラあるわけなくない?などなど・・・、むちゃくちゃやー、っていうところがたくさん。
基本みんなアホばっかりで、CTUなんだからもっとまともな人間いるだろーー??っていう感じです。そしてなにかっちゃあ、家族!家族!家族!!ジャック・バウアーも仕事よりも家族優先で、いや真面目に仕事しろや!!ってワタシは思いますね。メーソンの言う通り。
でもアメリカでは家族を守るバウアーにシンパシーなのであろう、アメリカでは、っていうかワタシみたいなひねくれ者以外はそうなのであろう。
うるせぇっっ!!!ってワタシは思ってしまいますね、こう家族!家族!って言われると。でもそれはワタシの趣味の問題だけって話です。
そうはいっても実際の24時間に合わせて物語が展開するというところと、分割画面がたくさん使われている、ところが斬新です。
たぶんこの画面分割ってのを映像としてきちんと取り入れた始めての作品なんじゃないかと思いますね。会話のシーンで普通ならカットを切り返すところを二画面にして会話シーンを撮るっていうのは、すごい良いと思います。会話のテンポがよくなる。あと手持ちカメラのショットがすげー多い。
あとやっぱカネがかかってるなぁー。なんでこんなに連ドラにカネをかけられるんだろうって不思議なくらい予算があるんですね。他の国なら、チョッパー(ヘリ)を一台出すだけでもかなりの冒険。
ワタシのイメージではこの24からアメリカドラマを見るってのが流行りましたね、ネット動画サービスの拡充などもあって。ワタシは全然見てませんが、プリズムん・ブレーク、ウォーキング・デッド、ゲーム・オブ・スローンズ・・・、見てる人は見ております。
なんで日本はバラエティとかマンガ、アニメ、ゲームのレベルはトップクラスなのに、実写のドラマだけが図抜けて低レベルなのか?って海外の人は思うみたいです。
たぶん人材、の流れだと思うのですよね、優秀な人はみんなゲームとかのほうに行ってしまって、作る側も見る側もレベルの低い連中が実写ドラマを見てる。任天堂とかって恐ろしく優秀な人たちが集まってるけど、テレビ局のやつってほんとクズばっかり、ってのがワタシの経験で得た感覚です。
やっぱタダで見れるってのが良くないのでしょうね、ゲームとかマンガって有料だから、批評も厳しいし競争も厳しい、テレビってどっかで、タダで見てるくせに文句言うな、っていう奢り、地上波放送権っていう特権を持っている傲慢さ、があります。
すべてのテレビ局を有料にして、みたいチャンネルにだけオカネを払って見れるようにするっていうふうにすればいいと思います、NHKも含めて。なんでもタダ、でもらえるものにロクなものはないってことですわね。