2023年12月4日月曜日

1995 レイマン UBIソフト

 PSの初期のほうに発売された2Dアクションゲーム


 ワタシUBIソフトのゲームやるの初めてかもしらん。

UBIはフランスのゲーム会社。このレイマンはそのUBIのマスコットにもなっている、いわばUBIのマリオとかソニック的ポジションです。

 マリオとコラボのゲームも出てる、くらい海外ではメジャーな存在のようです。


 ゲームはスーファミでディズニーのアクションゲームありましたが、グラフィックはディズニーで、ゲーム性はドンキーコングです。


 グラフィックは相当作り込まれていまして、ものすごいなめらか。ただデザイン的に洋ゲーやなぁ、って感じですね。特に主人公のレイマン、はたぶん・・・鳥??みたいな謎の生き物で、日本ではあんまし流行らなかったのはたぶんこの主人公が原因。

 海外は鳥のキャラって結構いますけど、東洋はあんま鳥って受け入れられないですね、やっぱ小動物が圧倒的に強い。鳥、になんか不吉なイメージがある。このレイマンが鳥なのかどうかもわからんのですけど、とにかく謎の生き物です。


 *調べてみたらうさぎでした・・・うさぎ!?全然うさぎ感0なんですけど、どこがウサギなん?耳もないし茶色いし・・・


 あと名前も良くないと思う。レイマン・・・、って何?光の戦士レイ・マン、とかだったらまだわかるけど、なんでこのキャラがレイマン・・?


 ゲームとしては非常に良く出来ていて、操作性の良さなどもドンキーコングです、相当ドンキーコングを研究したんだろうなって感じ、やりこみ要素として隠しアイテム集めるってのもまんまドンキーコングです。

 レア社のごたごたでドンキーは消滅したけどレイマンがそれを引き継いだのですね。

 けどファンシーな見た目に反して、難易度は魔界村です。なんでこんなにむずいの!?ってくらいむずい、信じがたいムズさだったりする。敵にあたってダメージを受けてその反動でジャンプするっていう信じがたいギミックもある(これは他に方法があるのかもしらん・・?)、初見殺しのオンパレード、どういう意味やねん、っていうアクションも多数。コンティニューも制限がある。じゃあよく出来てないやんって言われそうですが、そうでもない、理不尽・・・ではない。むずいだけです。

 あと海外と日本のロジックってやっぱ違うんだなって感じで、はいはい、こういうギミックね、ってやるとまったく予想外のことがおこったりする、このへんは文化の違いでおもろいですね。

 あと氷のすべりかたが尋常じゃない、日本の氷の8倍はすべる



 というわけで良ゲー、といいたいところなんですが、このゲームゲキムズのくせにコンティニュー制限がある、のはまぁいいとして、いわゆる隠しアイテム、をすべてそろえないとラスボスステージにいけません。


いや無理だろ


相当なやりこみ暇人でないかぎり隠しアイテムフルコンプは無理、しかも上述のようにコンティニュー制限があるのです。だから死んだらリセットの繰り返しでまたはじめからやり直すしかない。えぐすぎます。ほいで隠しアイテム見つけるの攻略本かなにかないと無理だろ。日本には攻略サイトすら存在しない。

 絶対真ラスボスに会える、とかにすべきでしょ、普通にクリアはさせてよ。これが洋ゲーということか・・・


 というわけでほとんどのプレイヤーはラスボスの一個手前でゲーム終了で非常に後味が悪い。超ドMゲームです。