もちろんpart2の続き。
連載ものを本にまとめているようなので仕方ないとはいえ、時系列がめちゃくちゃなので読みづらいですね。
あといわゆる なんとか系 ネアルコ系、ノーザンダンサー系、ダンジグ系・・みたいなサイヤーラインでまとめてほしかったですね。
よくこの〇〇系 って言い方をしますけども、どの馬がなんとか系、の始祖なのかってのはまちまちで言っている人の気分のようです。
ノーザンダンサー系っていうとほとんどの馬がノーザンダンサー系なので意味ないし、ミスタープロスペクター系も圧倒的に数が多すぎる、日本の馬はほとんどがサンデーサイレンス系ってなってしまう。ってわけでその時のノリで決めるよりほかない。
Part3はどういう基準でこの馬は選ばれたの??っていう謎の馬が多い気がしますね、たぶん作者の好みでせう。
多分一番有名どころはベンドア Bend Or ですね。名前の通り(ベンドオールが黄金という意味です、これラテン語なので発音がいっつも問題になる)黄金遺伝子の元祖。
ベンドアっていう馬が尾花栗毛、いわゆるイケメンホース、金髪遺伝子の大きな開祖でして、ベンドアの血はたくさん残っておりますので、今も金髪ホースが残っております。
セリとかで見るとやっぱり派手でかっこいいので金髪ホースが欲しくなってしまうのがわかる、乗馬としてもやっぱ良いでせう。でも誘導馬とかではあまりみかけない、目立ちすぎるからですかね。王子様が乗ってる馬ですね。
ベンドア自身はそこまですごい種牡馬じゃなかったけれど、おじいちゃんベンドア、という孫世代が大活躍するという隔世遺伝の大種牡馬となったようです。こういう孫世代に強い馬が出るっていうタイプがいるんですよね。血統ってのは奥が深い。