2024年2月14日水曜日

1982 Wizardry II: The Knight of Diamonds ウィザードリィIII ダイヤモンドの騎士

  ややこしいのですが、本家ウィズでは、このダイヤモンドの騎士、はⅡとして発売されましたが、Ⅱというよりは、1の今で言うDLCで1のデータを引き継いでそのまま遊べる、というものでした。

 何もかもウィズは時代を先取りしやがってますね。

ファミコンにはデータ転送なんてものはないので(実はあったのですが普及せず)、大幅にゲームバランスを改定して、単体として遊べるものに焼き直ししました、それが、ファミコン版のウィズⅢというわけ。

 特に序盤の難易度が変わってるみたいです。


 シナリオとしては、伝説の武具を集めてダイヤモンドの騎士になればクリアで、その伝説の武具自体が襲いかかってきます。でも防具を揃えてラスボス、というわけじゃなくて防具が揃ってある場所に行けばもうクリアになる。といわけで一応裏ボスもおります。が裏ボスが雑魚という謎バランス。


 バランスはDLCということもあってやっぱめちゃであり、4Fから敵が急激に強くなり、5、6、とすさまじい敵のパワーインフレです。普通に敵が36体とか出てくるのやめてくれw

 ゲキヤバエンカウントまつり。油断するとすぐ死にます。油断しなくても雑魚がクソ強い。あとクリーピングのブレスが多すぎてボタンが破壊されたりと、とにかくはちゃめちゃです。このはちゃめちゃがウィズだとも言えるのですが。


一応ボスにあたる伝説の武具なんですが、兜激烈強い。ガントレットも強いのですが兜が行動が早いのでやっかい。運が悪いとどんなパーティでも負けるし、運がいいと勝てる。これはもう運です、初手ティルト来たら負けです。

 あと魔法無効の敵が相当多いので、こっちの核で一掃も難しい。転職を繰り返してHP伸ばすしかないけど、転職するとHP1ずつしか上がらない気がする。


6Fまでしかなく、さらに5,6は実質ほぼ何も無いので、ボリュームとしては薄い、まぁそこもやっぱりDLCとして制作されたものなのでってことですね。

 1982年の作品なのですもの・・・、とにかくウィズは開拓者、何もかもが早いです。