2024年2月20日火曜日

2008 劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇

  映画版となってますが、TVアニメ版を再編集して、さらに作画を追加って感じなのだと思います。映画の構造的にだいぶ変ですので。

  

 ガンダムから受け継いで、エヴァもそうでしたが、ロボットアニメはなぜかこの再編集版みたいなのを映画としてやる、ってのが恒例になっております。

 たぶんもっと前に、ヤマト、がやってたのかな??


 内容は、いわば擬古典主義ロボットアニメってことですね。あえて古臭い手法、古臭いシナリオ、古臭い風に、それを新しい手法でやる。


 たいていこの擬古典主義ってのは、駄作と決まってるのですが、名作と呼ばれるものもある、ドン・キホーテとか、ジョイスのユリシーズとか。あえて、古典、を題材にしてやってるってことです。


 乗り手の気合、で性能がアップする系ロボットアニメ。とにかく精神力と気合を重視する、フランス陸軍、日本帝国陸軍的発想です。


 そういう世界であったならいいなとも思いますよね、ど根性だけで何かを変えれる世界であれば。現実はそうではない、だからアニメでそういうものがあったらいい、という願望なのかもしらん。


 出来としては・・・・、悪くは、ない、です。駄作とは言えない。


 ただエフェクトでごまかしすぎでは・・・?って気がしますなぁ。あとヨーコの声が気になる。別に演技が下手ってことじゃないですが、単純にビジュアルと声が全然合ってない感じがするんですけど?ワタシだけか・・?

 それともう一人のヒロインがめっちゃ急に登場してきて、いきなりメインに展開するってのも、ふーむ・・・。ほいでもうひとりのヒロインも声が、な~~んか違うなぁ・・・て感じがするなぁ。このキャスティングの人のセンスとワタシのセンスは全然合わないですねぇ。なんかちゃうなぁ・・・の連続です。


 ですが、決して、悪くは、ない。ワタシみたいに、なんか面白くなさそうってずっと寝かしていた人は、とりま見てみてもよいかも。でもこれもう15年近く前のアニメ・・嘘だろ?