地球から月へ、が発表されてから、4年後、にようやく、月世界旅行の続編が登場します。本来は続編を書く予定は無かったのかも知れませんね。
続編の計画があったら4年はちょっとかかりすぎですから。
ほいでなんで4年もかかったのかは一目瞭然で、月の世界を描くにはあまりにもネタがないというか、未知すぎて、いくらヴェルヌにも手が負えなかったからですね。そのほとんどを空想で埋めることになる・・・
そういうわけで、この小説は、一応わかっている科学の知識を羅列してるだけみたいな感じになってしまい、しかも150年後のワタシタチには、それはあまりにも時代遅れな情報なので、あまり意味がありません。
当時の人々だったらもう少しは楽しめたんでしょうけど・・・
ぶっちゃけ出来は良くないと言わざるをえない。前編が大人気になったから、書かざるをえなくなったってことですわね。
ヴェルヌはエッツェル、という編集者とタッグを組んだというか、かなり強制的に働いたというか?「驚異の旅」シリーズとして連載作家のように次々を発表していくことになる。
まぁ編集にせっつかれるというのも良し悪しですよね、けつを叩かれることで誕生した傑作もあれば、とにかく売れりゃあいい、っていう駄作も生み出すことになる。
無理やりホテルに缶詰、みたいな神話もありますが、それでうまくいくことだってある。結局は運次第、ですね。