2026年9月28日月曜日

2005年5月26日 メトロイドプライム2  ダークエコーズ METROID PRIME 2: ECHOES

   海外人気のほうが圧倒的に高いプライムシリーズの二作目


くそまぎらわしいのですが、邦題は ダークエコーズ

ですがオリジナルタイトルは METROID PRIME 2: ECHOES


 でして、ダーク、なんてどこにも入ってない。勝手にダークが足されていて、ダークエコーズでググっても別の変なものがヒットしてしまう。確かにゲームはほとんどダークエリアでダークではあるのだが・・・


 2作目ということでか知らないけど、前作プレイ済み前提ということか、かなりの高難易度ゲーとなっております。 ムジュラっぽい、とワタシは感じた。


 このプライム2を象徴するのがダークエリア。ライトエリアとダークエリアと裏表行き来して攻略するって感じなのですが、ダークエリアは、常にスリップダメージを受けるという非常に、プライヤーを締め付けてくるような使用です。

 セーフエリアを起動して、それをつなぐように進むのですが、スリップダメージを避けるのは完全に不可能で、絶対にくらいます。

 ダークソウルの毒沼エリアがずーーーーーーーっと続くと思ってくれていいです。ゲームの半分がこのダメージエリアなのですから。

 ずーーーーーっっと無限にストレス。

さらに普通に毒沼もある。毒エリアにさらに猛毒沼もある。

 

 プライム2があんまり人気にならなかった元凶はほぼこれと言えます。ほんと立ち止まるってことが出来ない。じっとしてるとすぐに死ぬ。毒のダメージもかなり速い。ボス戦中ですらそう。常に何もしてないのにダメージを受け続ける。


 探索ゲームなのにゆっくり探索してると死ぬ、というムジュラの仮面と同じように、探索に集中できない!っていう批判が多いようですね。

 スローライフゲームなのに、時間制限がある、みたいな相反するギミックなんですわ。


 さらにダークショット、ライトショットを使い分けないといけないのですが、弾数が制限されてるし、ダークショットで倒さないとライトショットの弾を落とさないし、その逆もしかり。

 残弾制限ある弾でキルしないと、弾を落とさない。というつまりえんえんに全弾補給されないというシステムです。あとほとんどの敵がもちろんライトショットが弱点なんで、ダークショットはアイテム集め以外にほぼ使わないというバランスの悪さもある。


 これも、プレイヤーにストレスをかけてくる。


 メトロイドというと、どんどんサムスが強くなって、そこにカタルシス、気持ちいー!ってなるのですが、このダークビームもライトビームも、弱点だと効く、ソレ以外は効かないってだけで、強くはないので、これもストレスです。

 いつもならアイスビームとか、グラビティとか、強くなってく、のですが、このゲームはなかなか強くならん。ミサイルの強化も、やっぱり常に弾数制限があって、ぶっぱすることは出来ない。


 とにかく非常にストレスゲーです。何をやるにもストレス。画面も気持ち悪いし暗い。キャラクターも敵も、すべてグロかったり虫だったりです。


だが、クソゲーというわけでは決ない。


 ムジュラや、ドラゴンクォーターもそうでしたが、こういう常にプレイヤーにストレスをかけてくる、高難易度ゲーと言われるやつは、一般受けはよくない。三國無双みたいにただボタン連打してれば勝てる、みたいなほうが一般には受けるのです。

 さらに昨今のゲーマーは忙しいので、こういう腰を据えて集中してやらないといけないゲームはさらに敬遠されがちだと思う、適当にプレイしてるとすぐに死ぬ。仕事帰りの疲れた脳みそでは攻略出来ん。あとボリュームもかなり多いので尚更ライト層にはきつい。


 ボスとかはほとんどがギミックボスでプレイヤースキルはそれほど要求されない、けども倒し方がわからん!にはなりがち、特に巨大ロボットみたいなやつの倒し方意味不明すぎた。

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問題点

 とにかく問題点はマップまわりが多いですね。

まずなんでこのゲームにはファストトラベルが一切ないのか?これは意味わからんすぎ、同じ道をうろうろうろうろ・・・


  ただマップがわかりにくいってのは、ムズゲーってことではなくて、ただのマップデザインの稚拙さだと思うものなり。

 任天堂が作ってるマップはもっとわかりやすく、迷いながらもちゃんと攻略出来るようになってますがこれがレトロスタジオの限界か。


 任天堂のマップでは、ちゃんとギミックを解き終わってないと、出れないようになっていて、ちゃんと攻略すると、次の場所へ、ってなってる、よく言いますが、任天堂のマップはチュートリアルがあってその応用、組み合わせ・・っていうふうに、こうだよね?ほらそうだよね?っていう確認作業、ユーザーとデザイナーの呼吸がある。

 一方プライムは基本なんのヒントもないし、ガイドもないので、こっちか?と思ってだいぶんすすんだ後に、はいこっちじゃないでーす、道ぜーーんぶ戻ってねー。っていうことになって非常にむかつく。どうやらこっちが正解だ、っていう、におわせとか雰囲気みたいなのがないんです。

 

 あと、なんでマップがわかりにくいのかと考えるとこのゲームのマップってルールみたいなものがないのですよね。例えばお城だったら、入り口がここでこちらが右翼、左翼・・っていうふうにだいたいの構造を描ける。

 このゲームのマップはまじでただのランダムなアリの巣。なんでこれがここにあんねん、なんで聖堂をここに作るねん・・・、みたいに本当にエリアが乱雑に置かれてるとしか思えない。

 外から見た全体図ってのもがないし、描くことも出来ないと思う。場所自体は、この星の知的生命体が作ったものでアリの巣ではないので、なんで構造がめちゃくちゃなのかという説明にもなってないし。


 ずっと迷ってるとここにいけ、っていうヒントが出るのですが、そういうことじゃなくて、マップデザインとして、自然とそこにたどり着くようになってる、というのが美しいマップ。

 しかしこれは、高度な、デザインと言えますでしょう。ただ機能してるというだけでは及第点、良いマップ、良いゲームにするためには、美しさ、が必要になる。

 いわばこのゲームのマップは豆腐ハウス。良ゲーのマップは建築物、というわけです。

特にこのエコーズでは、迷ってるとじわじわダメージで死ぬのでさらにストレスです。

 

 あとなんでプライムには爽快感があまりないかと考えると、スペースダッシュが無いからですね、ダッシュも三角蹴りもない、サムスというとキレのあるスピーディな動きに定評があるので、プライムのサムスは非常にトロい印象を受けます。プライムに限らず3Dでキャラの動きがトロい場合が多いとワタシは思う。


・あとこのゲームの80%くらいは茶色の色のサムスで、ゴキブリカラーにしか見えず、ものすごいダサイ・・・、歴代でも一番ダサイかも。最後にはシルバーになってこれはまぁまぁ。


・終盤に、世界に隠されたキーを探せ・・っていうクソダルミッションがありますが、これはいつもの任天堂のお約束ではある・・・



 物語は、多分ですが、蛾人間みたいなやつらの星がダークサイドからの侵略を受けていて、それを助けてあげる。というバカクソシンプルな話で、ソレ以外には何もない。

 ワタシはこの蛾人間みたいなやつ、絶対最後に裏切るだろ、と思ってたのですが、普通にガチ紳士で普通に感謝してくれて草。

 最後は、あばよ、って感じで、めちゃくちゃあっさりとバイバイして終わります。サムス英雄すぎないか?・・・、なんの見返りもなく宇宙の平和のために戦ってるわけ??

 けどこの、恐ろしいほどの薄味ストーリー。嫌いじゃない。恋愛要素は愚か、人間がサムス以外には存在しない、仲間も一人もいないし、孤高のハードボイルドですね。


 サムスって女性キャラなのに女性のファンが多いという印象なのですが、それも頷ける。サムスは誰にも媚びないし、そもそも誰もいない、一言もしゃべらない。クールな女なのです。クールなのかどうかもわからない、誰かいれば結構しゃべるのかもしらん・・・あと最強に強い。


 攻略したときには、ふぅ~~~~~~~~~っっっっっ、やっと一仕事終わらせた・・っていう達成感はある。しかしながらハードなゲームですので、おとなしく、リマスタードプライムで遊びのをおすすめ。

 このエコーズのリマスターはあるのかは非常に微妙、あってもおかしくはないし、出るなら名作とされる3っぽそう。別に物語、みたいなものはないので。

 リマスターでなく新作も出ますしね。それもおもろそーですわ。