2015年3月21日土曜日

Noel Gallaghers High Flying Birds - Chasing Yesterday ノエル・ギャラガー チェイシング・イエスタデイ

 ノエルの新譜です。たぶん今年初のIが聞いた新しいアルバムだと思ふ・・・、なるべく最近の音楽も聞こーとは思うんですけどめんどくさくなって古い音楽ばかり聞いてしまいますね。最近聞いてるのはビートルですものw 
 だいたい新しいの探そうと思ってランキングサイトみたいなところに行って、じゃあ一位のから・・って聞いてみて、1位でこれ!?って思ってこのサイトダメだ、って思って他のサイト、って3つくらい聞いてもうイヤになるのですよね。
 10年後に果たしてどれだけ覚えているかって、たぶん誰も覚えていないようなアルバムを聞きたくない・・で結局ビートルやボウイをもう一回聞き直してみよう、っていうコースに入ってしまうのです。




 ソロデビューの奴はすげーイマイチな感じだったので、ん~・・・とは思ってたんですけど、二枚目は良く出来てます、よく出来てますっていうかちゃんと時間をかけて作ってるっていう感じがすごいします。特にプロダクション、リヴァーブのかけかたとか、楽器の後のほうが音作り、音圧の感じとか、がものすごいしっかりしとるもなーという感じです。今年のベストアルバムですw まだ一枚目だけどw


 しかしてノエルももう47で完全なおっさんなわけですけど、IみたいなOASIS全盛期を知ってる人々はこのアルバムはチェックしてるはずだと思うのですけど、最近のキッズは一体何を聞いてるのですか?ティーンが50近いおっさんのアルバムに手を出して夢中になるってのは考えられないんですけど・・・。
 そのOASIS以降のバンドが盛んに天才バンド、だのすごいバンドが現れた、だの宣伝文句は勢いいいけど結局5年も持たずに消えていってしまってますよね。唯一最前線に生き残ってるのはCOLD PLAYだけです。Iがそう思ってるだけかもしれんけど・・・


 ポストダウンタウンと盛んに言われてきたけど、結局ダウンタウンの変わりが現れてないってのと似たような感じですね。


 でもやっぱし、ボーカルがノエルよりはリアムのほうがいいなー・・って思ってしまいますね、曲が良ければいいほど、リアムが歌ってたらもっとお気に入りの曲になってるだろうに・・・って思う。別にノエルって下手じゃないのですけどリアムみたいなカリスマ性は無いです。たぶんIが一番偉大だと思うロックシンガーはリアムですね、それはリアムってやつは、歌う以外に全く何もしない、これぞロックシンガーっていう偶像そのものだからですね、レノンにしたってカート・コバーンやトム・ヨークにしたってギターを弾きます。リアムは他の人たちが楽器を弾いてる時にぶらぶらしてるっつーか、マイクのついてないタンバリンを振ってみたりとそんな純粋なロックシンガー今じゃほんとにいません。ジム・モリスンかリアムか、ですね。それでもジム・モリスンは詩人でしたわけで、ほんとーにリアムはただ歌うだけ、かっこ良すぎです。
 ただ、弟でありバンドメンバーだとするとメチャクチャ腹立つってのはすげーわかりますけどねwてめぇ何にもしねぇじゃねぇか!!ってキレたくなるのはほんとーーにわかる・・・