不思議とハローについての記憶ってのはほとんどないんですよね。いわゆる言い方をすればワタシが魔法を信じるにはもうオトナになりすぎていたってことでしょうか。ともかくなんかワタシのダークエイジの頃に当っていてw なんか他のことが入ってこなかったんでしょうね。ほんと作品ってのは見る人のコンディションに左右されるもんです。
内容よりもなによりも、あぁ子供の頃から読んできたハリポタもこれで終わるんだなっていう感慨のほうが何よりも大きかったんですよね、小学生の頃から読んで、オトナになって最終巻が出るという。
なんでかわからないけどハリポタは最初の一巻が出たときに、もう七巻で完結ですっていう情報が流れていました。どんどん続編が出ると思いきや、遅れに遅れてもう忘れちゃってるよ!ってころにやっとこれが出たというわけです。まぁそういう意味ではワタシは完全にハリポタ世代なんですね。超ストライクした世代。読み終える頃には完全に世代じゃなかったというわけ。14くらいで全部一気に読みたかったなぁ・・・。
最初Hallow をHollowだと勘違いしていて、死の秘宝? 死の空虚じゃないのって思いながら読んでました。Hallow ってのは秘宝っていうか、遺物ッて感じですかね、日本語には無いコトバ。死神の三種の神器、みたいなこってす。
しかしちょっとおかしな所もあるんですよね、ハローはつまり、エルダーワンド、賢者の石、インヴィジブル・クロークなんですが、確か透明マントは珍しいものだよってことで、最初は他にもあるっていう設定でした。唯一のものではなく。それをハリーの親父がたまたま持っていたってのもおかしな話。
ちなみにマローダーズマップも、それ使えばわかんじゃん、ってシーンがいくつも、死ぬほどいくつもあります。それにこのマップの魔法はものすげぇもので、どっちかっていうとホークルックスよりもめちゃ強力で、どうやってこんな道具を作ったんだよって思いますね。
そいで賢者の石については、これもおかしな話で、じゃあそれでみんな生き返られせるんじゃんってことになっちゃいます。
賢者の石は第一巻で廃棄されて、失われたってことになっていたんですけど、それがまた最後に出てくる、えっ!?・・・それ出しちゃいまずいのでは・・・・。って思ったもんです。まぁそういうとこが魔法を信じられないオトナの悪いとこなのかもしれませんけどw そんなこと考えないで、ハリー良くがんばったね!って純粋に思えばいいのにね。
原作を読んでた時も、えらいあっさりヴォルデモート死んだな、って思いましたね。なんかあのダンブルドアと戦ってた頃の強さはどこに?って感じで。ホークルックスの隠し場所ももっともっといい場所があったはずです、なんであの洞窟のやつだけは厳重にガードしてたのかも謎。
映画に関してはこれまではダイジェストみたいに話の内容がちっともわからないくらいのスピードの映画でしたが、ハローはパート1,2に別れることにより、逆にゆったりしすぎた感があります、このシーンいる?って感じだったり。それと画面のトーンを落としすぎててかなり見づらいってことです、いくらなんでも暗すぎる!!この映画ほとんどが暗い場所か夜のシーンで目がすごい疲れる・・・。
しかれども、カネが有り余ってるのでしょうね、デスイーターのモブシーンはすげぇよかったです。けっこう実写で撮っています、よーくみると一人ひとりがちゃんと違って、表情を持っていまして、あっモブシーンのCGニンゲンじゃないってわかります。
あとドビーが死ぬときにハリーがドビーを抱くシーンがありますが、こぉいう実際の物とCGがふれあうシーンってのは一番難しいのです、しかもイキモノの肌がふれあうシーンは。フルCGのほうがよっぽど簡単。
肌を握った時のぷにっとする感じが難しい、硬いものなら別にいいんですけど。それがすごいよく出来てました、たぶん実際にもドビーの人形的なものを作って、さらにその上にCGをかぶせるって感じでやったんでしょうけど、ここのCG担当したヒトを褒めたいです。めっちゃ時間食ったでしょう。ドビーの顔がまぶたに焼き付くくらい。
それと俳優もすげー大変です、ドビーが死ぬから悲しい顔して!って言われても・・まじかよ、この人形で・・、後で合成するとか言われても・・・って感じで。
まったくハリーポッターのファンじゃない知り合いがハリポタを見ての感想を言ってましたけど、エマ・ワトソンがカワイイって以外なにもわからなかった。って言ってました。まぁ・・そうか、って思いましたねw
最後のエピローグで19年後ってのがあってみんな年を取ったメイクになってるんですけどエマだけは美人のまま、おいおいおい。普通若いころ美人だっとヒトが一番崩れるもんですけどね。デブになったり・・・ともかく映画ではロンよりも断然ハーマイオニーが活躍してますね、原作だとロンのほうが活躍シーンが多いのですが。