さてマンガ業界一仕事をしないで有名な富樫大先生の作品ですがw ワタシは絶対32巻でハンターハンターは空中分解して強制終了だと思ってたので、ほんとに描く気あったんだ!!ってびっくりこきましたね。
あんだけ壮大な大ぼら話みたいなフリをやって、とんずら決め込むとしか思えなかったのに・・・
そいで富樫先生偉いとこに踏み込んでんなぁ・・・・w 文字多すぎ!論理的すぎ!物語フクザツすぎ!登場キャラ増やしすぎ!やっちゃいけないっていうことをすべてやってるみたいな感じ。まとめきれるわけないよこんなのーーー。ワタシは、どうせ途中で打ち切りになるだろう、っていう一番の不安感を抱えてますw マンガの物語の不安を超えた、新たな不安のレイヤーです。
新世界編、の説明、だけで200ページほど使ってまするぅ・・・・、ほとんどバトルも何も起こらず、ただずっと説明説明、です。説明ゼリフは少なければ少ないほどいい、って脚本家は教えられるものです、あざといから。説明ゼリフだけど自然に聞こえるように工夫したり。
急にキャラが長尺の説明をしだすと冷めるってのが普通です、やれ念とは・・、とかチャクラとは・・とか紋章術とは・・・、スタンドとは・・・、みたいな。
宮﨑駿は極端に説明しないタイプで、その実質弟子の庵野氏もいきなり状況にぶっこんで説明しない派です、しかし富樫氏、説明、説明、説明の嵐。すごい、このヒト、やっぱり変態だわ。ジャンプを買ってるローティーンはついてこれんのか・・?
ワタシは現役の漫画描きの中ではやっぱし富樫大先生、才能は一番だと思います。こんなにバシバシ才能、を感じるヒトは珍しい。そして才能人らしく、問題を抱えすぎておるw・・・・ トモダチとか隣人にはなりたくないですね。富樫氏タイホ、とかなったら、やっぱり!って思いますものw
でもほんと富樫氏みたいなタイプの物語を描くヒトって他にいないですよね、いそうでいない、唯一です、こういう感じ!?っていうのを描くヒト。
おそらく34巻は数年か、まったく出ないのでしょうが気長に待ちましょー。
クロカルについても。