ちょっとしたカルト映画でして、オーストラリアの無名な俳優ばかりと無名なチーム、そしてガリガリの低予算で作られたカーアクション映画なんですが、独特のセンス?w ともかく予算が少ないのをどう補うか、みたいな特殊な撮影方法を用いていて、なんじゃあこりゃあ。っていう感じを残していく映画です。
ストーリーなんてあってないようなもんで、暴走族集団がはちゃめちゃをするのにブチ切れたマックスがそいつらをぶっ殺しにいくっていう話ですw 普通悪役と正義役ってのはダイアログがあるものですがこの映画には全然ありません、無慈悲にぶっ殺す、そのドライな感じがなにか根強い人気を生んだのかもしれません。お涙頂戴的なシーンや感動的なシーンなどは殆どなく、もう暴力!暴力!Hoo!!って感じw
まぁ車とかモーターのものが好きってやつはいるものなんですよね、ワタシは車を改造したりする人々の気持ちがちっともわかんないんですけども、スコーンとハマってしまう人はいるのでしょう。この映画一応近未来の話なので、コスチュームとか、なんか色々独特です。これがオーストラリアの独特のセンスなのかもしれません。殆ど何言ってるかわかんないのはオーストラリア訛りだからですね。
撮り方の特徴としてPOV、主観視点の多用ってのがあります、当時としてはすごい珍しかったんです、いまではフェイクドキュメンタリーとか、そういう手持ちブレブレホラーみたいな、低予算映画の手法はたくさん開発されてますけども、MADMAXはそういうやつのはしりなんでしょうね。