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ゲーム内容説明
ペルソナ2には罪、と罰、が存在していて、ポケモン赤、緑みたいに好きなほう選択するタイプじゃないです。罪、の続きが罰、なので罪からプレイしましょう。わたし最初間違えてて全然意味がわかんなかったら罰からプレイしてました。途中でなーんか妙だぞ・・・って思って調べたらこうというわけだ。
続き、でありながらデータを読み込めることは出来ますけども基本的には別ゲームなので非常に注意。
初代と比較してかなり手が加えられてます。全体的にもっとわかりやすくライトユーザー向けにっていう変更が殆ど。
圧倒的に変わったのはイラストがキレイになりました(PSP版)、副島なんとかさんのタッチです。CGグラフィックは変化なし。立ち絵の種類も増えて表情豊かになりましたね。あとノリがちょっとキッチュからPOPになりました。
また街が無くなって、店を選択するだけになりました、これは超グッド。プレイアビリティアップ!ワタシはこれをいっつも推奨してます。街のマップ作らないで道具屋、武器屋、とかを選択するだけにすべし、街歩くのめんどくせーから、機能だけを抽出してるところがゲームっぽくて素敵、ゲームにほんとの生活感を求めてないから、だったらそれはリアルでやればいいのですし。みんなも見習いましょうw
あと経験値が与えたダメージによって入るのではなく一定になり、悪魔カードがなくなりアルカナだけを集めれば良くなりました。特定の悪魔を探す必要はなし。FOOLの作成が簡単になり、リセット連発しないでもよくなりました。
・前衛後衛みたいなフォーメーションが無くなって場所はあんまし?関係なくなりました。それと交代でサガフロンティアみたいな合体技が登場。
・通常武器と銃、ってのがなくなり一本化。
・仲間キャラも固定、シナリオ分岐もなし、とにかく、ちょっといろんなものをぶっこみすぎてて初心者にはイミフなとこが多かった初代からとっつきやすさ全開って感じですね。ただそう書くと、ぶっこみ感満載だった初代が好きってひとの気持ちもわかる。普通のゲームになっちまったな・・っていう。
それにしたってやり方を知らないヒトはやっぱりむつかしーでしょうね、防空壕とかドハマリポイントもあるし。まず何から手をつけたらいーのかわかんないんですよねー。ダンジョンもややこしいのが多い。
けど今回、これを使いなよっ!!って感じで専用ペルソナをどんどんくれるので、基本それを使えばベルベットルームなんか一回も入らなくてもクリア出来てしまいます・・。コンタクトって結局なんやねん、っていう一般ユーザへの配慮なんですけど、つまりはコンタクト不要なんじゃね?ってことにもなって、おや?って感じ。しかもボスなどはその専用ペルソナを使ってると丁度うまい具合に相性が合うように出来ているのでますます自分で作る必要なし。まぁ初代でも、専用ペルソナがラスボスに対して特攻だったんですけどね。
唯一必要なのはトヘロス的な効果のエストマですが、エストマカードで落とせばおっけぃ。割とエンカウント率高いゲームなのでこれ必須です。
噂システムというのが今回の肝でして、なんかジュベナイル小説っぽいギミックなんですが、噂を流すとそれが現実化するってことで、噂を集めて好きな噂を現実化させるってものなんですが、発想は良いんですけど後半噂とかほぼ無意味でゴリゴリにレベル上げたらまったく関係ないし、いちいち噂を流すのが面倒。アイデアは良かったけどゲームとして機能していませんね・・・・っつーかポケモンみたいに携帯を使って電話でやりとり出来るようにすればいいのに。あれって結構な発明でゲームの中でも携帯でやり取りできるんですよ、ポケモンは。
推理小説のトリック開発率じゃないけど、ゲームのギミック開発率でポケモンはすでにFFを超えてる気がします。
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ストーリーはアトラス独特のやつです、でも完成度は割と高いと思いまする。しかし、・・・最後はまじ??ってなる人もいるかも知んないって感じですかね。ラスボスも面白いw
だいたいのストーリーを言うと、10年前の夏休みのヤクソク、がミライをまったく違うものに変えてしまった、さぁボクラのミライを取り戻そーぜ!!みたいな感じのこれもジュベナイルものっぽい感じ。20世紀少年風って感じですかね。20世紀少年も終わり方ひどかったもんなーーw
エンドレスサマーじゃないですけれど、結局オトナもずっとコドモの夏休みの無限ループから抜け出せてないよねって思います、だいたいのドラマや物語ってのは高校生が主人公だし、高校生の夏休みってのがベタ中のベタであり、つまるとこ、本当は一番楽しいのは高校の夏休みだったよな・・・オトナになってもあの最高点超えられないみたいなことなんでしょうね。オトナが本当に楽しいならもっともっとオトナを題材にした物語があるはずですが、事実は異なる。
ネタバレですが、このゲームの最後は人間の、破滅を願う欲望のほうが強いから世界は消えてしまうというオチです。これはでもマジでそうだと思うのですよねーーー。とくにこの1999年っていう時代はそういう感じだった。あれ・・・世界終わらなくね・・・それって困る・・・っていう。あの時ほんとうにノストラダムス的なことで世界が滅んじゃえばいいのにって思ってた人と、21世紀を待ち望んでいた人、どっちが多かったのか、かなりの接戦だと思います。