ワタシは聖肛漫女子大学一年・・・
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ジャンプのバカマンガヒストリーの中でも指折りのバカマンガです。そしてジャンプ熱血漫画ヒストリーの中でも随一の熱い漫画でもあります。
当時はまだまだ漫画を読むとバカになると言われてた時代、筆頭のバカ漫画。しかしどんどんとシリアスな男気バトル漫画へと進化していきました。
絵柄は当初はギャグ漫画風だったのですがだんだん北斗の拳に近づいていきほぼおなじになりましたw
男塾といえば民明書房。
民明書房というのは、架空の出版社で、この格闘技はこういう歴史があるっていうのを民明書房という架空の出版社の本から引用するという、ウソうんちくコーナーです。
バトルマンガの歴史は鬼のように古いのですけど、たぶんおおざっぱにいうと戦後には戦争実話系の漫画、こうすれば勝てたのに!!っていう負け犬の遠吠え敵な戦争漫画、など実際の兵器にちなんだ作品が多かったのですけど、だんだんファンタジー寄りに進化していき手塚治虫系がディズニーちっくな絵面を取り入れて、梶原一騎系が熱血漫画、劇画系漫画、の流れを作りました。
うんちくを説明するってのはカムイ伝が初めだったというのが有力な説です、それまでは やぁあああ!! みたいな気合だけで勝敗が決まってたのですが(今でも気合だけで全部解決ってのも多いですドラゴンボールにしろ、なんとロボットのハズのガンダムとかでも気合で性能が変化します、スパロボでも気合が一番大事だしね)
カムイ伝はこれこれ、というわけがあり、刃渡りが伸びたりリーチが伸縮した為、とか風向きがどうとか、勝敗の理由、というのを説明するようになったのですね。いわゆる 説明しよう! のコーナー。この説明しようでは普通はほんとのことを言うのですけど、民明書房はウソうんちくでしてこの部分もまた創作なんですが、その独特の語り口と、なんかほんとっぽいw 感じ、たぶんところどころ真実も含まれている(?)そしてかっこいい当て字、により、現実を超えたリアリズムを生み出しています。これはほんと男塾の発明です。
最後はなんといきなり打ち切りというこれもジャンプバカ漫画の伝統を踏まえたなんじゃあそりゃあ!!っていう終わり方。それが男塾イズムなのかもしれませんなw とにかくネタの尽きない漫画です。